2006年2月7日ラウンド。
1952年にオープンした、ハワイ島にある、唯一の市営コース。
ウィラード・ウィルキンソンという人の設計。
ヒロの市街地より、少し山側に登った小高いところにあります。
この日は、ウィークデーだったのですが、コースは、ローカル(地元の人)で非常に混んでいました。
ジョイントでプレーした地元の人に、あとから聞いたのですが、ヒロにあと1つあった、”ナニロア カントリークラブ(9H)”が、先週にクローズしたので、ヒロ市内の住民が、みんな、このコースへ集中してくるようになった!とのこと。
今回は、1人で行ったため、スタンバイして、15分くらい待っただけでプレーできました。(^^
ただ、1組単位(3人〜4人)の場合、予約をとっていなければ、プレーすることは難しいと予想されます。
2人でしたら、スタンバイすれば、プレーできるかもしれません!?
前の組が、けっこう詰まっているホールがあり、プレー時間は5時間くらいかかりました。
さて、コースですが、まったくフラットなコースを想像していたのですが、少し小高いエリアにあることもあり、それほどフラットではありませんでした。
とはいっても、それほどアップダウンがあるわけではありませんが、各ホールは、多少の起伏、アップダウンがあるホールがあります。
各ホールは、だいたい木でセパレートされていて、林間風コースといえます。
このコースの最大の特長は、バンカー(普通の砂のバンカー)が、1つもないこと!(^^;
雨が多いエリアであることを考慮して、水がたまるバンカーを造らなかったようです。
そして、ほとんどが砲台形グリーンです。
芝は、グリーンはバミューダグラスですが、ティーグランドは、ところどころバミューダグラスがあるくらい。
フェアウェイ、ラフは、すべて、太さ1センチくらいの草(雑草???)。→
もしかしたら、カウアイ島のプリンスヴィルのスタッフに聞いた、”モンドグラス”かな???
グリーンのコンディションは、まあまあ。
バミューダグラスなので、芝目はけっこうきついです。
芝目は、海の方向へ向かって、順目。
ティーマークは、ブルー:6325ヤード、ホワイト:6006ヤード、レッド:5034ヤードの3ヶ所。
トータル距離は、ブルーからでも6325ヤードと短めと感じますが、パー3が5ホールあり、パー71なので、各ホールは、それほど短くはなかったです。
距離表示は、各ホールの両サイドにあるスティック(杭)。→
グリーンセンターまで、100、150、200ヤードの地点にあります。
ところどころ、フェアウェイセンターに、残り150ヤードのプレートが埋め込まれているところあり。→
ピンポジションの表示はありません。
現在パー3の10番ホールは、ティーボックスの後方に、グリーンとアプローチ練習場があります。
形状から推測すると、かなり以前は、この10番ホールはパー4だったところを、パー3にして、アプローチ練習場に改造したような感じでした。
夕方には、たくさんのジュニアが、このアプローチ練習場や、パッティング練習グリーンで、練習していました!
この日は、ロコ(地元の人)3名とジョイントで、ホワイトティーからプレーしました。
ヒロは、雨が多い街ですが、この日は、晴れていてラッキー!(^^
ロコに聞いてみると、毎日雨というわけではなく、1週間雨で、1週間晴れ!というようなことが多いとのこと。
夏季は、雨が少なく、ベストシーズンだそうです。
No.1 PAR 5
■508yard □491yard ■403yard
スターティングホールは、ほぼストーレートのパー5。
両サイドは木でセパレートされています。
右サイドの木が、少し突き出しているので、ティーショットは、やや狭く感じます。
特長的なのは、2つのクリークがホールを横切っていること。
しかし、ティーショットでは、チョロしなければ、ほとんど影響ありません。
1つ目のクリークは、ホワイトティーの50ヤードくらい前方に、右奥へと斜めに横切っています。
このクリークが、ホールの右側に、奥まで続いているので、右サイドは、ずっとハザード。
このクリークは、黄色杭で、ウォーターハザード。
クリークといっても、水は流れていなくて、ほとんどが岩です。
ところどころ、すきまに水溜りがあります。
はっきりいって、きれいでなく、クリークといっても、景観美はまったくありません!!(^^;
このホールのほかにも、同じようなクリークが横切っているホールが、いくつもありますが、どこも同様に、水が流れていない、岩か溶岩のハザードです。
←セカンドショット地点。
けっこうフラットですが、ほんの少しダウンスロープになっていて、グリーンの近くで、ほんの少しアップスロープになっています。
←フェアウェイの途中に、このような石が露出しているところが・・・。
このホール以外にも、石が露出しているところが、ところどころにありました!(^^;
スコアカードには、これについてのローカルルールの記載はありませんでしたが、これって、救済受けられるのでしょうか???
2つ目のクリークは、グリーンの手前、70ヤードくらい(だったかな?)のところを横切っています。
ティーショットでのボールの位置によって、セカンドショットのレイアップする必要があります。
また、サードショットは、ミスしないように注意。
グリーンは、砲台形。
このクリークも、水は流れていません。
←溶岩の岩石のハザードです。
←クリークに架かっている橋の脇には、日本ではあまり見たことのない、植物が・・・。
No.2 PAR 3
■155yard □151yard ■139yard
このホールのティーグランドは、一部バミューダグラス。
グリーンは砲台形ですが、バンカーはなし。
ところどころに木があり、右サイドはOBですが、左は広くなっています。
ちょうど、グリーンの上に、マウナケアの山頂が見えます。
←写真で木の上に白く見えるのが、山頂に雪が積もったマウナケア。
No.3 PAR 4
■401yard □372yard ■300yard
ストレードのホール。
←写真の右奥へ伸びています。
ティーグランドの前方が少し前方が少し小高くなっていて、その先はゆるやかな下り。
左右は木々でセパレート。
右サイドには、ココナッツツリーが迫っています。
←セカンドショット地点。
右には、ココナッツツリー。
グリーンは砲台形で、バンカーはナシ。
No.4 PAR 4
■412yard □393yard ■337yard
このホールもストレート。
左右は、ココナッツツリーです。
ボール洗い機のスタンドの途中に、ホールナンバーと、距離表示が記載されたプレートがはりついていますが、朽ち果てて、半分欠けてました。
ほとんどのホールのプレートは、完全に消失していました!(^^;
←セカンドショット地点から見たところ。
グリーンは、少し砲台形。
このホールのグリーンの芝目は、特にきつかったです。
No.5 PAR 4
■410yard □396yard ■326yard
ここもストレート。
このホールのティーグランドは、バミューダグラスあり。
左右にはココナッツツリーがありますが、けっこう、幅が広いホール。
ティーグランドからは、はるか彼方に、海が見えます。
海は、4番〜6番ホールで見えます。
このコースは、ヒロ市街より、小高いところにあるので、海が見えるのです。
とはいっても、海かどうかよくわからないくらい、かなり遠くです。(^^;
しかし、芝目が海の方向へ順目なので、海がどっちか確認することは、スコアメイクするには重要。
このホールのプレートも半分残ってました!
←セカンドショット地点付近から見たところ。
ここもグリーンが砲台形で、バンカーなし。
No.6 PAR 5
■527yard □507yard ■419yard
ここもストレート。
フェアウェイの左サイドに、大きなモンキーポッドが2本あり、その左はOB。
右サイドはココナッツツリー。
←セカンドショット地点付近から見たところ。
けっこう幅は広いです。
写真ではよくわかりませんが、このホールのフェアウェイには、けっこう起伏があります。
←サードショット地点付近から見たところ。
ここも、グリーンは砲台形。
バンカーなし。
←6番ホールのグリーン。
グリーンの奥から見たところ。
このコースの中では、けっこうアンジュレーションがあるグリーンです。
No.7 PAR 4
■342yard □337yard ■335yard
ここもストレート。
1番ホールに続いて、2つのクリークがホールを横切っています。実は、この7番ホールは、1番ホールのとなりにあり、1番ホールのクリークが、このホールにきているのです。
距離が短めのホールですが、左サイドは、木が迫っていて、やや狭い感じ。
1つ目のクリークは、ホワイトティーから50ヤードくらいを横切っているので、ティーショットには、ほとんど影響なし。
←セカンドショット地点から見たところ。
2つ目のクリークは、グリーンの手前、110ヤードくらいにあります。
ホワイトティーから225ヤードくらいのところなので、ティーショットで、2コ目のクリーク越えを狙うのか、手前にレイアップするのか、戦略を決める必要があります。
グリーンは砲台形。
No.8 PAR 3
■162yard □148yard ■147yard
やや打ち下ろしのパー3。
ティーグランド前方50ヤードくらいのところに、クリークが横切っている、クリーク越え。
ティーグランド前方すぐ右に巨大な木があり、ボールの出だしが少しでも右だと、木に当たるので、要注意。
このホールのティーグランドには、芝がなく、ほとんどベアーグランド(泥)でした!(^^;
このクリークも、水はなく岩。
もし、ボールが落ちても、拾えます。
No.9 PAR 4
■394yard □372yard ■278yard
ストレートですが、打ち上げのホール。
写真では、よくわかりませんが、かなりの打ち上げです。
さらに、右から左へ、スロープがきついので、ティーショットは、右サイド狙い。かなり右へ打っても、ボールは左のカート道付近まで落ちてきます。
真ん中へ打ったボールは、左のカート道路を越えて、林まで転がってしまう、トリッキーなホール。
さらに、両サイドは、樹木でセパレートされていて、けっこう狭いです。
さらに、ティーグランド前方には、クリークが2つ横切っています。
←セカンドショット地点付近から見たところ。
ここから先も打ち上げ。
さらに、砲台形グリーンなので、いわゆる”城攻め”ホールといってもいいでしょう!(^^;
No.10 PAR 3
■200yard □177yard ■142yard
バックナインは、パー3からスタート。
ティーグランドが、かなり前方に造ってある感じ。
このホールのすぐ右が一般道路なので、ドライバーで打つと、すぐ道路までボールが出てしまう危険があるので、もともとパー4だったホールを、パ−3に改造したように推測できます。
左サイドには、密集した樹木。
グリーンは、少し砲台形。
No.11 PAR 4
■350yard □335yard ■269yard
ティーショットはやや打ち下ろしで、右ドッグレッグのパー4。
ティーグランドの前方100ヤードくらいのところを、クリークが横切っていて、左右にはユーカリの木。その外側は、左右ともOB。
けっこう狭く見えるので、ティーショットは、立ちづらかったです。
←セカンドショット地点付近から見たところ。
ドッグレッグのコーナーをすぎると幅は広いですが、左から右へのスロープになっています。
グリーンは砲台形。
No.12 PAR 5
■486yard □466yard ■408yard
ストレートのホール。
距離が短めのパー5。
左右には、ユーカリなどの木々。
バックナインは、フロントナインと違って、ココナッツツリーは、少なく、少し雰囲気が違います。
←セカンドショット地点付近から見たところ。
グリーン手前100ヤードくらい?に、クリークが横切っています。
グリーンは、やや砲台形。
このホールも、グリーンまわりにバンカーがありません。
そのかわりに、グリーンの周辺は、小さなココナッツツリー?で囲まれています。
これが、ハザードがわりといったところ。
No.13 PAR 3
■177yard □163yard ■133yard
グリーン手前、10ヤードくらいのところに、クリークが横切っています。
グリーンは、少し砲台形。
No.14 PAR 4
■386yard □382yard ■290yard
ストレートのホール。
フェアウェイは、けっこフラットな方です。
←セカンドショット地点付近から見たところ。
グリーンのすぐ右に、木々があります。
←グリーンの奥から見たグリーン。
No.15 PAR 4
■363yard □356yard ■298yard
右ドッグレッグのホール。
林でセパレートされていて、左右はOBです。
ホワイトティーからは、まっすぐ250ヤードくらいで突き抜けるので、要注意。
←セカンドショット地点付近から見たところ。
グリーン手前40ヤードくらいのところに、クリークが横切っています。
No.16 PAR 3
■179yard □171yard ■129yard
打ち上げのパー3。
ここも、クリーク越え。
グリーンは、けっこうすごい高さの砲台形です。
No.17 PAR 5
■464yard □441yard ■394yard
距離が短い、左ドッグレッグのパー5。
両サイドにユーカルなどの木々があり、幅はやや狭いホールです。
←セカンドショット地点、やや手前から見たところ。
ドッグレッグのコーナーの手前。
ちょうどドッグレッグのコーナーあたりに、クリークが横切っているので、注意が必要。
クリークは、グリーンの手前150ヤードくらいです。
←サードショット地点付近から見たところ。
グリーンは砲台形で、けっこう段差のある2段グリーン。
No.18 PAR 4
■399yard □348yard ■287yard
フィニッシングホールは、少し左ドッグレッグで、打ち上げのホール。
両サイドは、木々で、幅はやや狭め。
←この18番ホールだけ、ホールプレートが完全な形で残っていました。
←セカンドショット地点付近から見たところ。
ここから、かなりの打ち上げで、さらにグリーンが砲台形。
■クラブハウス
クラブハウスは、横長の平屋。→
けっこう古いです。
エントランスや、「BAG DROP」するところはありません。
スターターズオフィス、プロショップは、この建物の裏手にあります。
ゴルフコースの看板。→
コース側から見たクラブハウス。→
スターターズオフィス、プロショップは、この写真の左。
■スターターズオフィス
市営コースには、ほとんど、スターターズオフィスがあり、チェックインは、プロショップでなく、こちらで行います。
予約を入れてない場合は、ここで、”スタンバイ プリーズ!”といえばOK。
シートに、名前を記入して、名前が呼ばれるまで待機。
名前を呼ばれたら、このカウンターで、プレー料金を支払います。
スターターズオフィスでは、カードが使用不可。現金かT/Cのみ。
■料金(2006/1現在)
グリーンフィー
ウィークデイ
ハワイ移住者(カマアイナ):$12
移住者以外 :$29
ウィークエンド&ホリデー
ハワイ移住者(カマアイナ):$15
移住者以外 :$34
カートフィー
18ホール:$16
9ホール:$10
日本人一般旅行者は、18ホール、乗用カート込で、平日:$45、土日祝:$50 ということになります。
■プロショップ
スターターズオフィスの右にあります。
チェックインで支払う料金はプレー代のみで、カート代が含まれていません。
乗用カートを使用する場合は、このプロショップで、”Cart,Please!”と言って、カート使用のサインをし、料金を支払います。
カートフィーは、18ホール:$16、9ホール:$10。
プロショップでは、カード(JCB、MASTER、VISA)が使用できます。
使用するカート番号を教えてくれますので、自分でゴルフバッグをカートに積み、スターターのアイズがあったら、スタートすることになります。
プロショップには、ひととおりのゴルフ用品を販売していますが、コースオリジナルグッズは、何もありません!残念!(^^;
■レストラン
クラブハウスの左端(正面からみて)にある、レストラン。→
スナックショップはありません。
コース内にも販売にきません。
したがって、食べ物はレストランでとるか、持ちこむしかないことになります。
飲み物は、 スターターズオフィスの左にある自販機で、購入できます。
ただ、コース内には自販機がないので注意。
9ホール終了したらクラブハウスの前を通過するので、購入可能。
レストランは、ローカル(地元の人)で、賑わっていました!
プレー終了後、ジョイントしたロコに、ウインナー、焼肉、などのつまみとコークを、ごちそうになってしまいました!(^^。
■ロッカールーム、シャワー
ロッカールーム、ロッカー、シャワーはありません。
■カート
乗用カートは、ガソリン式カートを使用。
ウィンズシールド(カートの前方のフロントプラスティックガラス)は、全面に装着。
おそらく、雨が多いエリアのためでしょう。
ロコ(地元の人)の多くは、マイ・プルカート(手引きカート)を持ってきていたり、”かつぎ”で、プレーしています。
カート後方部には、小物入れるカゴあり。
タオル、クーラーボックス、ディボットボトルの装備はありません。
カートは、90度ルールにて、フェアウェイ走行可。
ただし、グリーンエッジより手前20ヤード以内は入れません。
■レストルーム
コース内になるレストルーム。→
あまりきれいではありませんでした!(^^;
■ドライビングレンジ
ドライビングレンジあり。
全打席屋根付きです。
雨が多いエリアならでは・・・。
ラウンドしない人も、大勢練習にきていました。
全部で、30打席くらい。
横幅は広く、距離は約300ヤードくらいはあります。
なだらかな、下りスロープです。
人工芝マット使用。固いタイプ。
使用ボールは、コース球みたいでした。
料金は、1トークン(30球):$1.25、2トークン(60球):$2.50。
■パッティングレンジ
クラブハウスのすぐ前にあります。あり。
アプローチ練習場らしきものが、10番ホールのティーボックスの手前にありました。
■その他設備
各ホールのティーグランド前に、ボール洗い機があります。
ボール拭きあり。
ヤーデージブック、コースのオリジナルバッグタグ、ボールマーカーはありません。
RYOのインプレッション |
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NO GOOD GOOD |
コース景観 |
★ ★ ★ ☆ ☆ ☆ ☆ |
コースコンディション |
★ ★ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ |
コースレイアウト |
★ ★ ★ ☆ ☆ ☆ ☆ |
快適度 |
★ ★ ★ ☆ ☆ ☆ ☆ |
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やさしい 難しい |
難易度(White Teeから) |
★ ★ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ |
グリーン難易度 |
★ ★ ★ ★ ☆ ☆ ☆ |
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今一 おすすめ |
おすすめ度 |
★ ★ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ |
■コース景観:D
コース外景観
コースは、ヒロ市街地より山側の少し小高いところにありますが、コース自体は林間風のため、まわりの景観は、それほどよく見えません。
ただ、4番〜6番ホールでは、はるか彼方に海(Hilo Bay)が見えます。海かどうかよくわからないくらい遠いです。(^^;
あとは、2番ホールなどの一部のホールで、マウナケアの山頂が見えます。
コース内景観
フロントナインは、ココナッツツリーが多く、バックナインは、ユーカリ、モンキーポッド、マニヤンパインツリー、バニヤンツリーが多いです。
ココナッツツリーがあるので、少しハワイのコースっぽい感じもあります。
バンカー1つもがなく、池もないので、コースの景観としては、あまりよくありません。
また、多くのホールを横切っているクリークは、水が流れてなく岩で汚いので、今一。
はるか彼方とはいえ、海が見えるホールがあるものの、コース内景観はよくないので、”D”としました。
■コースコンディション:D
全体的には、今一で”D”といったところ。
フェアウェイ&ラフ(モンドグラス?ウィード?):D
フェアウェイとラフの芝は、バミューダグラスでもなく、ウィード(雑草)のような、太さ1センチくらいの草です。
もしかしたら、モンドグラス(カウアイ島のプリンスヴィルのスタッフに聞いた種類)かもしれません。
しかし、どう見ても、芝の種類とは思えず、アイアンでのショットは、けっこうつっかかります。
このコースには、フェアウェイとラフの草の長さがほとんど同じで、フェアウェイとラフの区別がありません!
ハゲていて、泥が露出しているところも、ところどころあり、状態としては、あまりよくありません。→
さらに、このような、完全なウィード(雑草)も、ところどころにあり。→
グリーン(バミューダグラス):B〜C
グリーンだけは、バミューダグラスを使用しています。
グリーンコンディションとしては、まずまずで、”B”としたいところ。
芝目は、けっこう効いています。
芝目の方向は、海に向かって順目。
順目方向へは、ボールの転がりはまずまずですが、逆目方向は、かなり遅いです。
総合的に、バミューダグラスとしては、普通くらいのスピードといったところ。
ところどころ、芝がハゲしてるところがあるので、”B〜C”としました。
コンパクションは、やや固め。
ボールマークは、ほとんどつきません。
ティーグランド(モンドグラス?雑草?):D〜E
ほとんどのティーグランドは、フェアウェイやラフと同じ種類の草です。
ごく一部のホールだけ、バミューダグラスが貼ってありました。→
あるホールのティーグランドは、完全な泥のところもあり。→
ティーグランドは総合的に、”D〜E”としました。
■コースレイアウト:D
林間風コースで、フロントナインは、ほとんどストレート、バックナインは、ドッグレッグホールが少しあります。
バンカーが1つもなく、池もありません。
ただ、18ホール中、10ホールで、水なしクリークがあります。
また、ほどんどが砲台形グリーン。
全体的にそれほど狭くはなく、アップダウンがあるホールもあり、多少の変化はあります。
しかし、レイアウトとしては、それほどおもしろくないといった印象で、”D”としました。
■快適度:D
景観、レイアウトも今一なので、あまり快適とはいえません!
雨の多いエリアなので、もし、雨だったら最悪でしょう!
■難易度(ホワイトティーから):
水なしクリークが、多くのホールを横切っていますので、このクリークに気をつけることが、スコアメイクのポイント。
それほど狭くはなく、距離が短めなので、それほど難しくはないかもしれません。
ただ、太い草のフェアウェイ、芝目がきついグリーンはやっかいです。
■グリーン難易度:
バミューダグラスのグリーンは、芝目がきつく、やさしくはありません。
海へ向かって順目です。
芝目の方向がわからないと、逆目のラインでは、かなりショートするので、難しいです。
また、海が見えないホールでの、芝目の方向を見極めることがポイント。
■おすすめ度:D
プレー料金は安いですが、フェアウェイの芝が雑草みたいなこと、レイアウト、景観とも今一なので、あまりおすすめできません。
また、多くのロコ(地元の人)がプレーしていて混んでいるので、予約なしの1組(3人以上)のプレーは難しいでしょう!
けっこう混んでいて、プレー時間が5時間くらいかかります。
ヒロにステイしていて、1人か2人であれば、1度プレーしてみてもいいかもしれませんが、それ以外の人はやめたほうがいいでしょう。
アクセス
コース案内板は一切なし。
ドライブマップを見て、行きましょう!
ヒロ市街からは、迷わなければ15分くらい。
コハラコーストからは、北まわりでも、2時間くらいはかかります。
総合評価:D
プレー料金は安いですが、コースコンディション、景観、レイアウトとも今ひとつ。
コナコースト、コハラコーストにステイの場合は、コースまで2時間くらいはかかるので、わざわざ行くことはないでしょう!
また、雨が多いエリアですので、なおさらです。
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