乗用カート

乗用カートの走行可能エリア

ハワイのゴルフコースでは、すべてのコースでフェアウェイの中を自由に走行できる!と思われている方がいると思います。しかし、それは大きな間違いです。


ハワイのゴルフコースでは、乗用カートのタイヤや太くてやわらかいタイプのものを使用しており、フェアウェイには、比較的強い芝であるバミューダグラスを採用しています。そのため、多くのコースでフェアウェイを走行できるのです。
ところが、コースによっては、芝の保護や危険防止のために、カートのフェアウェイ走行を禁止しています。
雨の多いエリアや、起伏(傾斜)の多いコース傾斜の多いコース、また、その時にコンディション(天候)によって、禁止しているのです。
オアフ島のコースが、フェアウェイ走行禁止コースが多い傾向があります。


ただ、フェアウェイ走行禁止にしているコースのコースコンディションが必ずしもいいとは限らないのが不思議です。
中には、フェアウェイ走行禁止にしているのもかかわらず、非常にコースコンディションが悪いコースもあるのです。(^^;


乗用カートの走行可能エリアは、コースによって異なりますので、各コースのルール(以下に参照)に従うことになります。
スタートする際、たいていは、スターターが指示してくれます。
または、コース内にプレート(標識)がありますので、その指示に従いましょう!


”カートパスONLY”のコースでも、ときどき、堂々とフェアウェイを走行しているプレーヤーがいます。
これは、ハンディキャップ(障害がある方)などの、コース側で特別にフェアウェイ走行を認めているプレーヤーなのです。
前をラウンドしている組がフェアウェイ走行しているからといって、フェアウェイ走行OKのコースであるとは限りません。

スターターに確認し忘れた場合、たいていは、前後をラウンドしている組に、合わせればいいと思います。
しかし、前後の組が、日本人旅行者や、外国人旅行者の場合は、前後の組のプレーヤーもよくわかっていない可能性があり、必ずしも正しいかはわかりません。

カートの走行エリアが、よくわからない時は、スターターか、コース内のメンテナンススタッフ、プロショップスタッフなどに、必ず聞きましょう。



乗用カートの走行可能エリアは、コースによって以下の3種類あります。

(a)カートパスONLY

”カートパス”というのは、カート道路のこと。
”カートパスONLY”かどうかは、多くのコースでは、スターターが指示してくれます。

「Cart Path Only」、「Keep Carts on Path」というような標識があるところもありますが、ないところもあるので、スタートする前にスターターに、"Fairway OK ?" と、確認するのがいいでしょう。

”カートパスONLY”の場合、カート道路しか走行できません。
日本のゴルフコースで、乗用カートを使用しているコースでは、ほとんどがこのタイプですよね。

”カートパスONLY”では、フェアウェイは、一切、走行できないことになります。


カートパスONLYのコース
ハワイプリンスGC、ホノルルCC、ニューエヴァビーチGC、ルアナヒルズCC、コオラウGC(オアフ島)
など。
オアフ島のコースで多い傾向があります。


通常は、フェアウェイ走行できるのに、雨が多い時期や、雨が降った後など、コンディションによって、一時的に”カートパスONLY”にするコースもあります。

まれに、早朝、水をまいた直後のAMだけ、”カートパスONLY” にするコースもあります。
(コ・オリナGCでは、PM2時ごろから、フェウェイ走行OKとなったことがありました。)



(b)90度ルール (90°(Ninety degree) Rule)

90°というのは、角度の90度(直角)のこと。
角度の度は、英語で、"degree (ディグリー)" といいます。

”90度ルール”のコースでは、たいてい、カート道路の脇に「90°Rule」の標識があります。


”90度ルール”の場合、カートでフェアウェイを走行できるのですが、自由には走行できません。
次のようなルールに従って走行することになります。
1.通常はカートパスを走行する。
2.カートで、ボールの横あたりまで走行したら、カートパスからボールの方向へ、直角にフェアウェイに入る。
3.ボールを打ち終ったら、カートパスに向かって直角に走行して戻る。
4.再び、カートパスを走行する。

つまり、カートがフェアウェイを走行できる方向は、”カートパスに対して常に90度方向のみ!”ということになります。
フェアウェイにおいて、グリーン方向(カートパスと平行)や、斜めには、走行してはいけないのです。

”90度ルール”は、自由にフェアウェイを走行できないので、非常に面倒くさいです。
また、直線的にボールの方向へ行くことができないので、どのあたりにボールがあるのか?よくわからなかったり、見失うこともあります。

実際には、非常に不便なことがあります。
たとえば、自分かパートナー(同じカートのプレーヤー)がチョロした場合や、自分かパートナーのボールが、50ヤードくらい前方にあった場合など。いちいちカートパスまで戻って、また90度ルールでボールまでいくことになります。10ヤードくらいなら、歩いていけばいいわけですが、それ以上離れていると、面倒なのです。
パートナーがいる時は、1人は歩けばいいので、まだいいですが、1人でカートを使用している場合は、なおさら面倒。
そんな時、フェアウェイは、できるだけカートパスと90度方向で走行し、ラフを走行して、ボールのところまでいったりします。あまりにジグザグに走行しても、プレー進行にかかわるので、これくらいなら、いいと思われます。

”90度ルール”では、実際、ロコを含め、多くのプレーヤーが自由に走行していることもあります。(”90度ルール”を知らないのか、無視しているのかは不明。)

しかし、できる限り、”90度ルール”コースでは、ルールを守ってプレーするように心がけましょう。




(c)フェアウェイOK

”フェアウェイOK”の場合、フェアウェイの中をフリー(自由)に走行できます。

”フェアウェイOK”のコースの場合、何も表示されていませんので、スタート前に、スターターに確認しましょう。
カートを指さして、"Fairway OK?" と聞けば教えてくれます。

ただし、”フェアウェイOK”のコースでも、グリーンの近く、ティグランド近辺は、乗り入れ禁止エリアがあります。
また、パー3のホールでは乗り入れできない場合があります。



コースには、これらを指示する ”←→の標識”がありますので、各コースの指示に従いましょう。
多くのコースでは、グリーンの手前50ヤードあたりから進入禁止です。



90度ルールやフェアウェイ乗り入れOKなコースでも、その時のコンディション(雨などによるぬかるみや芝の傷み)によって、あるエリア、あるホール、またコース全体が、フェアウェイ走行禁止になるケースもあります。


また、スロープの激しいホールや、PAR3 の多くは、フェアウェイ走行禁止 にしています。
その場合、たいていは、スターターが指示してくれます。

また、カートパスの淵が高くなっているところからは、カート進入禁止です。



そのほか、カートパス内側にロープが張ってあったり、「←」「→」などの標識で示してあったりしますので、コースの指示に従いましょう。





乗用カートの運転の仕方

電動カートもガソリンカートも運転方法は同じです。
スタート前には、すぐにカートが動く状態(電気カートはキー差し込み、始動切りかえるなど)に、スターターがしてくれています。
ハンドルは左側についています。
右ペダルがアクセル、左ペダルがブレーキ(自動車と同じです)。
アクセルを踏み込むと、カートが走ります。
たいていのカートではブレーキペダルを深く踏み込むと、サイドブレーキがかかります。
(サイドブレーキのレバーまたはペダルががついているものもあったかもしれません?)


バックをする際は、たいていは座席のすぐ下にあるレバーを切り替えればOK。
カートによっては、ハンドルの下方のスイッチで切り替えることもあり。

スタート前に、スターターのおにいちゃんが教えてくれるコースもあります。
もし、わからなかったら、スタートする前に、スターターに聞きましょう!




プレー効率の良いカートの利用方法

日本でも乗用カートを導入しているコースが増えていますが、2人乗りカート、またフェアウェイ走行可能であるコースは、まれです。
したがって、要領がわからないと、ある程度のレベルの人であっても、プレー時間が遅くなってしまうことがあります。
オアフ以外では、2サム、3サムでラウンドしている人も多く、また、外国人(日本人以外)は、プレー時間が非常に早いですから、4人プレーする場合、すぐに前の組との間をあけられ、後ろの組に詰められてしまいます。
以下のようにすると効率がいいと思いますので、ぜひ参考にしてください。

ペアリング
ハワイのカートは2人乗りカートです。
1パーティー4人の場合、レベルが上の人を振り分けるようにしましょう。(レベルが上の人同志で1台、レベルが下の人同志で1台、というふうにならないように・・・)
このあと、同じカートに乗る人のことをパートナーと呼ぶことにします。

グリーンまで
フェアウェイ乗り入れOKのコースでは・・・
1.パートナーのボールの行方は、できるだけ見るようにします。
2.フェアウェイ乗り入れOKのコースでは、自分のボールのそばまで、カートで行くことができますが、まず、自分とパートナーとでグリーンから遠い方のボールをめざして走行します。
その時、もう1台のカートの2人のボールは無視しましょう。いちいちそっちまで見に行くと、非常に時間がかかります。別カートの人のボールの近くにボールがいき、判別できないときは除きます。
また、別カートの人のボールの前方にでると危険ですので注意しましょう!
ただし、かなり距離が離れていて(たとえばフェアウェイの両サイド)、ボールが絶対に飛んできそうにないところであれば、多少前方まで走行させてもOK。(かたくなに、もう1台のカートの前方にでない!ことを守っていると時間がかかってしまうのです。)
3.ボールに向かうとき、近くのスプリンクラーを探しながら走行するといいでしょう。スプリンクラーの表示で残り距離を確認します。(スプリンクラーがないコースもあり)
4.最初のボールにたどりついたら、そこで打つ人はカートから降り、使用クラブを数本抜き取ったら、パートナーは、さっさとカートで自分のボールへ向かいましょう。
その場でパートナーが打ち終わるのをいちいち待つ!と時間がかかりますので、避けるべきです。
最初に打った人は、歩いてグリーン方向へ向かいます。
4.カートに乗っていった人は、自分も打ち終わったら、パートナーを拾いにいってあげましょう。

90度ルールのコースでは
自分のボールのそばまでカートで行けますが、フェアウェイを自由に走行できないので、かえって時間がかかります。プレーヤーは、カートパスONLYだと思って、ラウンドした方がいいでしょう。
1〜3までは、上と同様。4は、最初に打つ人は、次に使うクラブまで想定して、クラブを多めにクラブを抜き取りましょう。打ち終わったら、自分のボールまで歩きます。

グリーンの近くへいったら・・・
グリーンの近くは、たいてい、カート乗り入れ禁止エリアです。
パートナーとの、どちらかの人は、ウェッジやパターをとり、カートから降ります。
もう一方の人(ボールがグリーンに先にオンした人、または近辺にいった人)が、標識の指示に従ってカートパスに戻り、グリーンの奥、または横まで移動させておきます。
カートパスには、カート停止位置の表示があるところもありますが、もしなかったら、グリーン横か奥で、グリーンとカートパスの距離が近いところで停止させます。
その際、パートナーのパターを必ず持っていってあげましょう。
ハワイで使用している2人乗りカートには、日本のコースの乗用カートにあるような”パター専用入れ”はついていません。パートナーのゴルフバッグを確認して、持っていってなかったら、パターを持っていってあげてください。





カート運転の注意点

カートは、運転免許をもっている人が運転しましょう。
日本の乗用カートでもそうですが、ハワイでも運転免許を持っている人が運転することになっているようです。


スピードの出しすぎには注意しましょう。
乗用カートの運転がはじめての人、運転した経験が少ない人にとっては、乗用カートを運転は、ゴーカート感覚で、非常におもしろいものです。そのような人は、特にスピードを出したがります。
また、日本では少ないフェアウェイの走行は快適なのです。しかし、スピードの出しすぎは、非常に危険です。
特に、下り斜面、横斜面、坂道、マウンドなどは、カートといえども、非常にスピードが出ます。(平地でもめいっぱいアクセルを踏むとかなりのスピードが出るカートもあります。)
木や、他のカートに激突したり、横転するようなことがあると(カートは非常に重量があるので)、命を落とすことさえあるのです。
特に、アップダウンの激しいコース(プリンスビルプリンスコースなど)では、ホール間のインターバルのカート道路は、かなりの急斜面がありますので、スピードを出しすぎると、カーブを曲がり切れず、ガケから転落ということも・・・。


安易な運転はやめましょう!

1台のカートで、1人がアクセル、もう1人がハンドル。というようなふざけた運転はやめましょう!


パーキングブレーキ(サイドブレーキ)は必ずかけましょう!
カートを止める場所は、多少の傾斜がある場合もあります。
パーキングブレーキをかけていないと、カートが勝手に動いてしまい、池に転落したりすることもあります。
たいていのカートでは、ブレーキペダルを強く踏み込むとパーキングブレーキがかかります。


バックをしたら、すぐレバーを戻しておきましょう!

バックをする際、座席の下のレバーを切り替えますが、そのままになっていると、次にカートの運転をする人がアクセルを踏み込むといきなりバックしますので、非常に危険です。
レバーがバックになっていると音が鳴る!ようなカートは、少なかったように思います。
レバーを切り替えてバックをしたらすぐ、レバーを元に戻しておくクセをつけると安全です。


飲酒運転には注意しましょう!
ハワイのコースでは、スナックショップやスナックカーで、ビールを販売しています。
ビールを飲みながらプレーしてもかまいませんが、飲みすぎには注意しましょう!
あまり酔っ払ってしまうと、飲酒運転になり、カートの走行は非常に危険です。




プレーに関して知っておきたいこと

ティーマーク

日本のゴルフコースのティーインググランドには、バック、レギュラー、レディースの3種類のティーマークが設定してあるコースが多いですが、ハワイのゴルフコースでは、3〜5種類くらいのティーマークが設定されています。
ティーマークは、コースによっていろいろな形や色を使用。


5種類のティーマークのコースが多く、距離の長い順に、チャンピオン、バック、レギュラー、リゾート、レディースといったような感じです。
コースによって、このような呼び方は異なっています。
また、ホワイトがレギュラーとは限りません!



スコアカードに、それぞれのティーマークからのトータル距離が表示されていますので、使用するティーマークを選択しましょう!

日本のゴルフコースでみられるような、バックティーからプレーするのに、”ハンデキャップ申請が必要” というような制限はありませんので、誰でも、どこのティーマークからでも、プレーすることができます!

どこのティーマークでプレーするのも自由なのですが、必ず自分のレベルに合うティーマークからプレーしましょう!
スロープレーになるようだったら、前方のティーに切り替えるなど、臨機応変の対応も必要。
逆に、スロープレーにならなければ、どこのティーマークからプレーしてもかまわないと思ってください。



大手ゴルフツアーエージェント(オアフ島)のWEBサイトには、「男性:レギュラーティー、女性:レディスティー」 を使用するように、記載されています。
しかし、ハワイでは、そんな使用制限はありませんので、どこのティーマークからでもプレーできます。
そのように記載しているエージェントでは、複数のプレー枠を確保しているため、自分のエージェントの枠でプレーする人たちのプレー進行が遅くならないようにしていると考えられます。
ですので、それらのエージェントを利用した場合は、使用するティーを強制される可能性があります。
バックティーでプレーしたい方や、レギュラーティーでプレーしたい女性は、エージェントに確認するか、そのようなエージェントを利用しない方が無難です。




ジョイントする場合は、ジョイントするプレーヤーに合わせることも必要です。

ちなみに、
男性の外国人旅行者(日本人以外の人)や、ロコ(地元の人)は、ほとんど、レギュラーティーからプレーしています。
彼らは体格がよく、飛距離がでるのにもかかわらず・・・。
なぜか日本人プレーヤーは、たいした飛距離がでない方でも、バックティーからプレーしたがる傾向ありますが・・・。(^^;

さすがに、チャンピオンティーからプレーしている人は、見たことありません!(かなり距離が長いです!)

また、女性の外国人旅行者(日本人以外の人)や、ロコ(地元の人)は、ほとんど、レディースティーからプレーしています。
RYOがジョイントしたハンデキャップ一桁の上級レベルの女性(アメリカ人)でさえ、レディースティーからプレーしていました。



ちなみにRYOは、通常はレギュラーティー、また、初めてプレーするコースでは、レギュラーティーでプレー。
何度もプレーするコースでは、ときどきバックティーでプレーすることがあります。




スコアカード

カートのハンドルにスコアカード挟むところがあり、そこに挟んでおきます。(通常は最初からセットしてくれている)
スコアカードは、日本のものよりも、サイズが大きいですので、ポケットに入れるとグチャグチャになる恐れがあります。
カートに乗ってスコアをつければいいわけです!




コースレイアウト

コースレイアウトは、以下のところに表示されています。


1.スコアカード
多くのコースでは、スコアカードに掲載されています。
ただ、コース全体を含むものが多く、かなり簡易的なものです。
掲載されてないコースもあります。


2.ティーグランドのプレート
いくつかのコースで、ティーグランドにあるプレートには、ホール番号や距離、そのホールの簡易的なレイアウトが掲載してあります。
掲載されてないコースもあります。


3.ヤーデージブック
各ホールのレイアウト、細かい距離表示などが、掲載されています。
コースによって、詳しいものと簡易的なものがあります。
詳しくは、ヤーデージブック 参照。
ヤーデージブックがないコースもあります。


4.GPS
わずかなコースで、カートにGPSが搭載されています。
各ホールのレイアウト、細かい距離表示などが、掲載されます。
詳しくはGPS 参照。
ハワイ全体でも、4コースくらいです。



ハワイのコースにはキャディーはいませんので、通常、ヤーデージブックを見ながらプレーすることになります。
ヤーデージブックがないコースでは、1か2の、簡易的なレイアウトを見て、プレーするしかありません。




ヤーデージブック

コースレイアウトや距離表示は、ヤーデージブックに記載されていますので、それを参考にプレーしましょう。
スプリンクラーの場所が掲載されているものもあります。

コースによっては、ヤーデージブックがないコースもあります。

スタート前に、ヤーデージブックがあるか確認し、あれば、入手しておくのがよいでしょう。
入手方法など、詳しくは、ヤーデージブックを参照。



距離表示

ハワイのゴルフコース内の、”残り距離表示”は、大きく以下の5種類。
表示距離は、すべてグリーンセンターまでです。
ヤーデージブックがあるコースでは、併用してプレーするのがいいでしょう。



1.スプリンクラー
 フェアウェイやラフにスプリンクラーがあり、そこに距離が掲載してある。
 詳細は↓参照。

”スプリンクラー”は、フェアウェイやラフに埋め込まれている水をまく装置です。
コース内の距離表示は、多くのコースで、このスプリンクラーに記載してあります。
スプリンクラーは直径20センチくらいの大きさで、各ホール内に、けっこうたくさんあり、カートで探せばすぐに見つかります。
表示は、そのポイントから、グリーンセンターまでの距離です。
1ヤード単位(たとえば、「139」 と書いてあったら139ヤード)。

しかし、スプリンクラーの距離表示を採用してないコースや、スプリンクラーの数が少なく探すことが大変なコース、また、発見しても、距離表示が記載してないコースもあります。
そんなときは、ヤーデージブックと併用すると便利。
ヤーデージブックには、スプリンクラーの位置が書いてあるので、それをもとに探せます。
(そうゆうコースに限ってヤーデージブックもなかったりします。(^^;))



2.プレート
 フェアウェイのセンターに、100、150、200ヤードなどのプレートが埋め込んである。



3.ポール(杭)
 フェアウェイの両サイド(または片サイド)のラフに、100、150、200ヤードなどのポール(杭)が立ててある。
 日本のコースでもよくあるタイプ。


 フェアウェイのセンターに、150ヤードのポール1本 というコースもある。




4.樹木(植え込み)
 フェアウェイの両サイド(または片サイド)のラフに、150ヤードなどの、小さな木がある。



5.カートパス
 カートパスに、100、150、200ヤードなどの表示がある。

 色のついたマークのタイプ。


 プレートの埋め込みか貼りつけタイプ。


 カートパスにペイントしてあるタイプ。



1〜5 の中で、複数タイプの混合(たとえば、スプリンクラーとカートパスの両方)コースもあります。


スプリンクラーを採用しているコースの距離表示が一番わかりやすいです。
2〜4を採用しているコースでは、スプリンクラーの表示がないところが多い傾向があります。
5を採用しているコースは、カートでフェアウェイ走行禁止コースでよくみられます。


リゾートコースの多くは、スプリンクラーの距離表示、さらにヤーデージブックがあり、非常にプレーしやすいです。
一方、ローカルコースでは、”150ヤードのポールや樹木だけ”という、アバウトなコースもあります。




ピンポジション

ハワイのゴルフコースには、日本のコースによくあるようなピンポジション表は、ほとんどありません!
コースによっては、3分割(手前、真ん中、奥 を 1、2、3(またはA、B、C)で表示)のピンポジション表が、カートに装着されているか、スコアカードに記載されているところがあります。その場合は、スターターカウンター付近に、その日にピンポジション番号(またはアルファベット)が掲示されています。


ピンポジション表がないほとんどのコースでは、ピンポジションを、ピンフラッグの色(たとえば、青・・・奥、□白・・・真ん中、赤・・手前)で、示しています。

また、中には、日本のコースにあるような、ピンに”プラスティックの球体”がついていて、(球体がピンの 上→奥、真ん中→グリーンセンター、下→手前)で示しているところもあり。



しかし、何もどちらもないコースも多いので、その場合は、目測で判断するしかないです。

GPSが導入されているコースでは、ピンまでの距離が表示されます。

また、日本からレーザースコープを持参すれば、確実に距離を測定できるので、おすすめ!




ピンの長さ

ハワイでは、コースによって3種類(短い、普通、長い)の長さのピンがあります。


ピンが短い場合、長い場合、前回のラウンド時と長さが異なる場合などには、アプローチなどの見た目の距離感が変わってきますので、十分注意しましょう!
1番ホールのグリーンで、必ず確認するとよいです。

RYOは、自分のパターを使っておおよそを計測し、
日本の多くのコースが使用しているピンの長さを ”普通” の長さ(RYOのパター(35インチ)×2+グリップ分くらい)とし、それよりも ”短い”(RYOのパター(35インチ)×2くらい)、”長い”(RYOのパター(35インチ)×2+シャフト分くらい)の3種類のピンの長さを「コースデータ」に記載しています。

ルール上は、ある範囲であればOKなのです。未確認情報ですが、短いピンはヨーロッパ式だそうです!?


RYOがラウンドして気づいたコース
短いピン:リンクス・アット・クイリマ、ハワイプリンス(オアフ)、マケナ(マウイ)など。
長いピン:コエレ、マネレ(ラナイ)、カルアコイ(モロカイ)、など。




芝の影響
 
ハワイのゴルフコースでは、日本の多くのゴルフコースで使用している”コウライ芝”や”野芝” はなく、日本のコースでは、見られない種類の芝を使用しています。

芝の種類は、特に、パッティングにおいて、大きな影響がでてきます。

ショット、アプローチに関しては、”コウライ芝”や”野芝” とは、フェアウェイやラフからの打ちやすさ”が、かなり違います。



バミューダグラス

”バミュダーグラス” は、日本でよくみられる、ベントグラス、コウライ芝、野芝 とは、異なる特性を持っています。

グリーン
あまり刈りこんでいないグリーンの場合、コウライグリーンのように(場合によっては、それ以上かも?)、かなり芝目に影響されます。

メンテナンスの素晴らしい刈りこんであるグリーンの場合、ベントグリーンのようなスムースな転がりをします。
芝目はあまり考えなくても、いいでしょう。

つまり、スピードや転がりに関しては、刈りこみ具合によって、左右されるのです。
多くのコースでは、普通(あまり刈りこんでいないグリーンの場合と、よく刈りこんであるグリーンの中間)といったグリーンが多く、RYOの感覚としては、コウライグリーンとベントグリーンの間の”スピードや転がり”といった感じです。
ある程度は、芝目に影響されますので、逆目は遅く、順目は速い、ということになります。
下りの順目は、かなり速い場合もあるので、注意が必要。
また、ショートパットなど、ショートすると、芝目の影響でカップの淵で曲がる!なんていうことも・・・。


ハワイのコースは、グリーンのコンパクションが硬めのところが多く、ボールマークは、ほとんどつきません。
とはいっても、ショットやアプローチで、ボールが止まらない!ということもありません。



フェアウェイ
コースコンディションがよいコース、または、状態のよいところにボールが止まっていれば、バミューダグラスはフカフカしているので、浮いたライになり、ショットの際、非常に打ちやすいです。

ラフ
しかし問題なのはラフ。
ボールが、フワっと芝の上に乗っかるようなライになっていても、これがクセものです。
見た目は、打ちやすそうなライに見えるのですが、バミューダグラスは、ベントやコウライよりも粘りがあり、からみつきます。
ショットの場合は、ボールがアイアンヘッドの上部に当たりやすく、ヘッドが抜けにくいので、ボールが飛びません。ヘッドが芝の下の方まで入らないように(練習場でアイアンで高くティーアップして打つ要領)、ヘッドの高さをかえないように打つといいでしょう。それでも、芝の抵抗はあります。
アプローチの場合は、思い通りのタッチをだすことが困難ですので、注意しましょう!
グリップをゆるめに握って、タッチをだそうとすると、芝に負けてしまい、フワっとしたやわらかいボールが打ちづらいのです。

ボールが沈んでいたら、これがまたやっかい!
鳥の巣のように見えるところに、ボールがスッポリと、はまった状態のライになります。
このライの場合、ショットをすると、芝にヘッドをくわれ、ほとんど距離がでません。
この場合は、脱出だけを心がけたほうが無難でしょう。
グリーンまわりのアプローチの場合、ウェッジでも、距離感がだせないばかりか、ヘッドがつっかかり脱出できないこともあります。

RYOは、このライにハマった時の、いいアプローチの打ち方を「ゴルフチャンネル」を見ていて発見!
パターをハンドファーストにしてアドレスし、手首の角度を変えずに、ボールを直接上からたたくように打つのです。すると、スポっとボールが飛び出すではありませんか。
距離感は感覚をつかまないと難しいですが・・・。
RYOは実際に、それまでウェッジでやっていて、なかなかうまくいかなかったアプローチが、パターを使ったこの方法を試してみたら、うまくいきました!(^^)
みなさまも、どうぞお試しあれ!(^^)




パスパラムグラス

緑の色が濃く、非常にきれいに見えます。
見た目はきれいなので、非常に転がりがよく、スピードも速そうに見えますが、芝の葉自体はけっこうしっかりしています。
ショット、パットとも、バミューダグラスとは、まったく違う感触です。

グリーン
あまり刈りこんでいないグリーンの場合、見た目では、スピードが速そうに見えますが、けっこう芝目が効いて重い感じ。芝目の横のラインでは、芝目によって左右にきれることは、あまりないように思います。
マウナラニ・サウスコースは、最近はけっこう重い感じです。

刈りこんであるグリーンの場合、ベントのような滑らかな転がりをし、ちゃんとカットしてあれば比較的速く、芝目の影響はあまりありません。
コーラルクリークGC、カポレイGCのグリーンは、このタイプでした。
マウナラニ・サウスコースでも、一時期、速いときがありました。


フェアウェイ
”パスパラムグラス”にも、いろいろな種類があると思われます。
RYOの印象からすると、コーラルクリークGCと、マウナラニ・サウスコースでは、感触が異なるような気がしました。
コーラルクリークGCでは、バミューダグラスみたいに、粘っこくなく、フェアウェイはフカフカしていて、ショットが非常に打ちやすかったです。

マウナラニ・サウスコースでは、フェアウェイでも、けっこう芝がしっかりしていて、ショットでつっかかるような感じがするときもある印象です。


ラフ
コーラルクリークGCでは、ラフは、それほど伸ばしていませんでしたが、けっこう打ちやすかったです。
マウナラニ・サウスコースでは、なんか、芝がしっとりとしている感じで、重く、からみつく感じがある印象。




キクユグラス

”キクユグラス”は、1本の葉がやや太く、かなり、しっかりした芝です。
ハワイのいくつかのコースの、フェアウェイやラフに使用されています。
グリーンには、”キクユグラス”はありません。


フェアウェイ
非常に、芝の葉が強いので、フェアウェイでも、クラブヘッドが、かなりつっかかり、少し難しい印象。

ラフ
ラフは、さらにきついです。クラブヘッドが振りぬけないので、距離がでないばかりか、コントロールしづらいです。脱出を心がけたほうが無難。



ベントグラス

ハワイのゴルフコースで、グリーンに、ベントグラスを使用しているのは、ほんのわずかです。
日本でも、おなじみなので、あえて、紹介するまでもないでしょう。
転がりが非常によく、芝目の影響はほとんどありません。



その他

ゾイシア
”ゾイシア”という葉の1本の幅が1センチくらいある太いグラスは、一部のコースのラフや、ローカルコースのフェアウェイに生えてます。
これは、葉が非常に硬くて強いので、ボールをコントロールをするのは、非常に難しいです。


ブッシュにある草
”フェスキュー”のような草。
ハワイ島のコースによく見られます。
30センチ〜50センチくらいの長さがあるので、ロストボールになる可能性が多く、ボールが見つかっても脱出は超困難です。


ラフにある雑草からのショットは、難しいです。
ほか、芝が薄いところ、ベアグランドなどがあるコースもあるので、そこからも、やさしくありません。




バンカー

ハワイのゴルフコースのバンカーの砂は、コースによって、以下の数種類あります。
攻略法は、よくわからないので、各自でトライしてみてくださいね!(^^;)



白っぽい砂
少しやわらかめです。
一番ポピュラーなタイプ。



茶色っぽい色の砂
やや重い感じがします。
カウアイ島、オアフ島のコースによくみられます。



砂利
直径3ミリ〜5ミリくらいの砂利のバンカーがあります。
コナCC、ワイコロアビーチGC、ボルケーノCC(ハワイ島)など。
(同じコースでも、一部のバンカーだけの場合もあり。)





ハワイはボールが飛ぶ?

”ハワイはボールが飛ぶ!”という噂があります。
ハワイは、日本よりもカラっとしていて湿度が低いといわれています。
そして、”空気が乾燥しているとボールが飛ぶ!”と、よく言われていますが、はたして物理的に立証されているのでしょうか???

”標高が高いとボールが飛ぶ”というのは、よく言われ、こちらは、気圧や重力の影響があると思いますが・・・。
湿度に関しては、どうなのでしょう?
湿度が高い方が湿度が低い空気よりも、水蒸気を多く含むので、空気抵抗が大きく、影響がでるのでしょうか???

まあ、仮にあるとしても、ハワイと日本の湿度の差が、たとえば20〜30%違っていたとしても、せいせい5ヤード程度なのではないでしょうか???


まあ、実際のところ、ハワイと日本の両方で、ロボットを使用し、無風の条件下で、同じクラブ、ボールで実験をしてみない限り、ほんとに”ハワイはボールが飛ぶ!”のか?はわからない!と思っています!




実際にRYOは、飛距離に差がでるとは、ほとんど感じたことがありません!(^^;
もし、”ハワイはボールが飛ぶ!”のだとしたら・・・。
RYOの見解では、湿度の影響よりも、体調の影響なのでは?という気がします。
日本の夏よりも、ハワイの方が、明らかに蒸し暑くなく、ベタベタするような汗をかくことはありません!
それにより、気持ちよくプレーすることができ、筋肉がほぐれ、”体のキレ”がよくなるせいで、ボールが飛ぶような気がするのです。

RYOがラウンドして思うことは、”ハワイの方がボールが飛ぶ”とは、実際に感じたことはないですが、日本でのラウンドより、ハワイでのラウンドの方が、”ゴルフの調子は間違いなく良くなる!”ということはいえます!!(^^
日本とハワイでのラウンドの平均スコアは、おそらく5打くらいは違うのではないでしょうか???
それは、ハワイでのゴルフが、なんといっても、気持ちよく伸び伸びとプレーできることと、体のキレが良くなる!せいだと思っています!(^^v


ということで、プレー中、”ハワイはボールが飛ぶ!”ということは、あまり気にしなくていいと思います。
それよりも、”風”の影響の方が、はるかに大きいですから・・・。




風の影響

運悪く、強風に遭遇すると、かなり悩まされます!(^^;

向かい風や追い風の時は、2〜3番手、またそれ以上の飛距離の差がでることがあります。
アップウインド(アゲインスト)ではローボール、ダウンウィンド(フォロー)ではハイボールなど打ち分けられればベスト。

横風の時は、インテンショナルフックやスライスを打ち、風に負けないショットをするか、ボール風に乗せるようなショットをするか・・・。

とにかく、強風に見舞われた場合は、残念ながら、好スコアはまったく望めないこともあり、楽しいラウンドは期待できません!(^^;


クラブ選択にはもちろん注意が必要ですが、なによりも力まないように心がけ、なんとか、メゲずにプレーしましょう!(^^;


風については、こちら を参照。





ルール・マナーなど

ローカルルール

日本同様、スコアカード、ヤーデージブックにはローカルルールが書いてありますので、ラウンド前には必ず目を通しておきましょう!英語で書いてあっても、なんとか理解できると思います!
溶岩地帯にボールが入った場合の1ペナ、海越え失敗の時のドロップエリアなどがあります。




バンカーのレーキの置き方

ハワイに限らず、バンカーショットをした後に、バンカーの砂をレーキでならすのは、ゴルフでは当然のマナーです。


ハワイのゴルフコースでは、砂をならした後に、レーキをバンカーの中に置くのが一般的です。
これは、レーキがバンカーの外に置いてあってがために、ボールが、そのレーキによって止められ、バンカーの中に入らなかった!ということを防ぐため・・・らしいです!”バンカーに入るべきであったはずのボールは、バンカーに入るべき!”という考えで、プレーを公平にする主旨なのでしょう。(RYOは、これには大賛成!日本のコースでも、こうあってほしいものです!)



ところが、コースによって、レーキをバンカー外に置いてあるところもあります。
(これは、日本人の仕業だと思っていたら、朝一に、コースキーパーが慣らした直後と思われるバンカーで、レーキがバンカー外にありました!???コースキーパーがバンカーをならすために、レーキをバンカー外に置いたことも考えられますが、実際のところは不明です。)

”レーキはバンカーの中に置く!”で、正しいと思いますが、もしかするとコースによって、バンカー外に置く!ところがあるのかもしれませんので、状況(自分がレーキを使用する前に、バンカーの外に置いてあったか、中に置いてあったか)によって、判断すると良いでしょう。





パス

"パス" というのは、ラウンド中、後続のパーティー(組)を ”パスさせる!” つまり、後ろの組に、自分の組を追い越させる!ことです。

JGAのルールブックにも記載されていますが、日本のゴルフコースでは、あまり"パス"をさせる習慣がありません。

ハワイのゴルフコースでは、よく、2人や1人でプレーしにくる人がいます。
旅行者は、家族を置いてダンナだけプレーしにきたり、ロコは、フラっとやってきたりするのです。
すると、3人、4人でプレーしている組は、すぐ後ろの組に追いつかれてしまいます。
そんな時には、後ろの組を"パス"させることが、マナーなのです!

後ろの組が、2人や1人でなくても、自分の組が後ろから詰められている!(自分の組にビギナーがいたりする場合など)と思ったら、"パス"させましょう!

"パス"をさせるタイミングは、ティーグランドがスムースです。
ティーグランドで、自分たちが打たずに待ち、後ろの組が来たら、"please!"と、快く言ってあげましょう!
きっと、パスしたプレーヤーは、"Thank you! " と言って喜んでくれます!(^^)




ディボット跡の修復

日本においてもあたりまえのマナーです。
ハワイのゴルフコースには、目土袋&シャベルはありません。

そのかわりに、ディボットボトルが、カートに搭載されていますので、必ず目土しましょう!
ディボットボトルがないコースでは、コーススタッフがメンテナンスしているので、目土しなくてもいいと思われます。
MY目土袋を持ち歩いてる方は、目土しましょう。

ただ、ディボットボトルを用意してないコースでは、目土用の砂も用意してないので、目土しようがないのです。(^^;)




ボールマークの修復

これもあたりまえのマナー。
自分がつけたボールマークは、必ず自分で修復しましょう!自分がつけたものでなくても、見つけたら直すようにしたいものです。
ただ、ハワイのグリーンは、ボールマークは、あまりつきませんが・・・。




喫煙について

RYOは喫煙しないため、あまり詳しいことはわかりません。

ハワイのゴルフコースでも、日本のゴルフコースのように、喫煙できる場所が決まっていると思われます。
RYOは今まで、多くの外国人とジョイントしましたが、喫煙している人は見たことありません。

乗用カートには灰皿がついていますが、コース内での喫煙は、日本と同様に禁止であると思われます。
喫煙してもいいとすれば、ティーグランドだけだと思いますが、確認してないので定かではありません。

ハワイはUSAです。
公共の場所では禁煙になっていたりするかもしれません。
ゴルフコースについても、コース内だけでなく、クラブハウス内、レストルームでも禁煙の可能性もあります。

どうしても喫煙したい方は、コーススタッフに確認するといいでしょう。
勝手にコース内で喫煙して注意されたり、しないように・・・。
コース内の吸殻のポイ捨ては絶対にやめること。




特設ティー(前進4打)はない

ハワイのゴルフコースには、特設ティー(前進4打)というものは存在しません。
”前進4打”というのは、日本にしか存在しないルールです。

ロストボール、OBになりそうな場合は必ず暫定球を打ちましょう。
また、明らかにOBの場合は、打ち直しておきましょう!

そのかわりに、ハザードに入った場合に、”ドロップエリア”があるところがあります。
↓ を参照。


ドロップエリア

ハワイのゴルフコースには、池や海、谷などのハザードにボールが入った場合の、”ドロップエリア” があるところがあります。
多くは、”Drop Area” と書いたプレートがあります。
”ドロップエリア”は、言葉どおり、そのエリア内にドロップし、そこからプレーを続行します。
”ドロップ”なので、ティーペグを使用することはできません。


”ドロップエリア” からは、”1ペナルティー” です。
たとえば、第1打が池に入った場合、ドロップエリアからは、第3打ということになります。

”ドロップエリア”は、芝が薄かったり、地盤が硬いところが多く、ティーペグを使用しないでショットするには、”非常に難しいライ” であることがあります。
たとえば、ハワイ島のビッグアイランドCCの17番ホール(アイランドグリーンのPAR 3)の”ドロップエリア”は、約50ヤードの距離をアイランドグリーンへ打つ池越えです。しかし、芝が薄く、地盤が硬いので、50ヤードのアプローチを、ボールをやわらかく上げて、距離をコントロールすることが非常に難しいです。(^^;)アイランドグリーンなので、グリーンの左右、ショートやオーバーは全て池に入ります!(^^;)




忘れ物には注意

日本でプレーする場合と同様、クラブの置き忘れには注意しましょう。
カートでフェアウェイ走行できるコースでは、クラブを置き忘れることはあえりません(ボールのすぐ近くで使用するクラブを1本だけ抜き取るため)が、グリーンまわりに、ウェッジなどを忘れることがあるので注意。
パートナーが、カートで先にいってしまうような場合、数本のクラブを抜き取るようなとき(特にラフ)、気をつけましょう。

運がよければ後ろの組の人が持ってきてくれますが、ラウンド終了後に見つからなかった場合は、あきらめたほうがいいです!
必ず、こまめに、クラブの本数チェックをするようにしましょう!



[RYOの体験談]
カパルアリゾートで、5番アイアンがないことにラウンド終了後気づき、スターターに言っておきましたが、帰るまでに、でてきませんでした!また、帰国後も一切連絡なし!(^^;)


楽しくプレーするために・・・

ハワイゴルフの心がまえ

日本人ゴルフファーは、非常にスコアにこだわる傾向があるように思えます。
また、次のようなゴルフファーもときどき見かけます。
また、スコアがよくなかったり、ゴルフの調子が悪いと ”キレてしまう”人。
隣のホールや後ろの組から、打ち込まれたり、前の組が詰まっていたり、スロープレーで遅いような場合、イライラしたり、すぐに怒る人。

ゴルフは、スコアを争うスポーツです。もちろん、良いスコアがでれば、気分がいいですし、スコアにこだわってもかまいません。また、打ち込まれたら、怒ることもあるでしょう。

RYOが、今まで、多くの外国人プレーヤーとジョイントしましたが、外国人プレーヤーは、あまりスコアにこだわらず、誰もが非常に楽しそうにゴルフをしているように感じました。
たとえば、スタート直後のティーショットをミスしたら、すぐ、”マリガン” をしたり、OBや池にボールを入れても、楽しそにニコニコしてる人が多いです。
ほか、実際に見た光景ですが、隣りのホールから打ち込まれた時、非常に危なかったのですが、打ち込まれた側は、”オー!”といって、笑っていて、打ち込んだ人も、笑いながら手を振って、”わるいわるい!”といった感じでした。
また、前の組が詰まっていても、みんな、イライラするようなことはなく、のんびりと待っています。
これは、国民性の違いもあると思いますが・・・、日本人プレーヤーとは、ゴルフの楽しみ方が違うように感じました。
(こういった国民性は、車の運転によくあらわれています。斜線変更や信号のない交差点で、日本人って、あまり譲りませんが、ハワイの人は、みんながみんな譲ってくれるのです。)
ゴルファーとして、なんか見習いたい部分であると、RYOは思ったのでした!(^^)


ハワイにも難しいコースがありますし、強風など、非常に難しいコンディションの中でゴルフすることがあります。
また、芝の種類が日本と違うので、パットに苦しんだり・・・。
このようなことで、思うようなプレーができず、スコアもまとまらないことがあるかもしれません。
さらに、コースによっては、隣のホールから打ち込まれたり・・・(そりゃー当たったら、とんでもないですが・・・)。
また、ハワイのコースでも、前が何組も詰まっていることもあります。


せっかくのハワイゴルフです。
もしも、ゴルフの調子が悪かったり、スコアがよかったり、前が詰まっていたりしても、あまり気にせず、”ハワイでゴルフしている!”ことを、できるだけ楽しんでプレーすることを心がけましょう!(^-^)
(日本でのゴルフでも、同じことがいえますが・・・)





RYOのゴルフ英会話

ハワイでは、こちらが1人〜3人の場合、外国人がジョイントすることがけっこうあります。
そのとき、ジョイントした外国人と、ちょっとした会話ができれば、それがまた楽しいものです!(^^)

RYOが、ハワイでゴルフしていて、ジョイントした外国人プレーヤーが、言っていた言葉をまとめてみました。
会話でなく、単語レベルのものも含まれています。
ただ、RYOは英語が堪能でないので、もし、間違っていたら、ごめんなさい!(^^;)

ほかにも、思い出したり、わかった言葉があったら、順次追加していきます。

(NHK-BS のPGAツアー中継や、スカパーのゴルフチャンネルを見てると、けっこう勉強になります!^^)


プレー中・・・

Good Shot !
Good Swing !
Good Ball !

同伴プレーヤーが、いいショットをした時に、使います!
”Nice Shot !” とは、あまり言わないようです。
”Nice Shot !” は、自分よりレベルの低いプレーヤーに対して言う言葉だということ説がありますので、できるだけ、 ”Good Shot !” と言ったほうがいいでしょう!(^^)
さらに素晴らしいときは、Graet Shot !


In the Water ?
自分が打ったボールが、”池に入った?”って聞くとき。
池などの水がらみのハザードは、ほとんど ”Water” といるようです。

In the Bunker ?
同様に、自分が打ったボールが、”バンカーに入った?”って聞くとき。
In the Sand ? ” という人もいます。

Maybe !
In the Water ?” とか、”In the Bunker ?”と聞かれたとき、また、こちらが言ってたとき、よく、”Maybe !”(たぶん!)と言って、こたえます!^^




グリーン上で・・・

Good Patt !
同伴プレーヤーが、いいパットをした時に、使います!

Good Speed !
日本でよくいう、”ナイスタッチ”のこと。これはたぶん日本しか使いません。
日本では、パットの距離感を、強い弱い で表現しますが、US では、パットを打つスピードが速い遅い で表現します。
いい距離感のパットをしたときは、”いいスピード” という意味で、”Good Speed !” と言いましょう!

Good Try !
ロングパットなど、カップをオーバーするくらい、しっかりとした、いいパットをしたとき。
”ナイストライ”とは、あまり言ってません。

Good !
非常に短いパットを残したとき、日本でいう ”OK!”を、”Good !” と言っているようでした(ロコ同志で・・)。
ただ、こちらから、同伴の外国人プレーヤーには、言わないほうがいいでしょう。
(相手はショートパットをしたい!と思ってるかもしれませんし、誤解されないため)


Get in !!
Get in the Hole !

自分や、同伴の外国人プレーヤーがパットしたボールに、”入れ!!”というとき。

Yes !!
自分のパットが入ったようなとき、よく言います。


Break !
パットで、(ラインが)きれることを、”Break” といいます。

たとえば、自分がパッティングして、きれないと思って打ったのに、きれたとき!
Oh ! Break !

No break !
逆に、(ラインが)きれないことを、”No Break !” といいます。

たとえば、自分がパッティングして、きれると思って打ったのに、きれなかったとき!
Oh ! No Break !



ミスしたとき・・・

Oh my god !
外国人は、ミスしたとき、よく言っています!

用語

PAR 3, PAR 4, PAR 5
ショートホール、ミドルホール、ロングホールという用語は、日本だけの表現です。
PAR Three、PAR Fore、 PAR Five といいます。
距離が短いホールのことは、”Short Hole” といいます。
たとえば、距離の短い PAR 4 や PAR 5 があった場合、”Short Hole” という言い方をします。

”Short Course” というのも同様で、”日本のパー3ばかりのコース”という意味ではなく、全体的に距離の短いコースという意味です。


Steak
ピン(グリーン上の)のこと。
外国人がロングパットするとき、こちらがピンを持っていると、よく "Steak !" といって、”抜け!”というジェスチャーをします。
OBやハザードなどを示す杭も "Steak !" といいます。


Grain
芝目のこと。
NHK-BSで、言ってました。
会話ではあまり使いませんが・・・。