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ハワイゴルフマニュアル

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ハワイゴルフ A to Z


■ゴルフコースへ行くまで
ここでは、ゴルフコースへ行くまでの流れや準備、注意事項などを紹介します。

ハワイ到着日にプレーする場合については、以下の関連事項を参照してください。

また、オアフ島で、ゴルフツアー会社の送迎付を利用する場合は、アコモまでピックアップに来てくれますので、指定された時間までに、ホテルロビーなどの指定場所に集合しましょう。


 ■関連事項
  → ハワイゴルフ A to Z 「ハワイ到着日にプレーする方法」

●準備
せっかくのハワイゴルフ。
満喫できるように、万全の準備をしましょう。

●ゴルフ前夜
●深酒には注意
 ハワイは開放感があることもあり、夜も楽しいひとときが過ごせます。
 だからといって、ゴルフの前夜は、お酒をたくさん飲みすぎないようにしましょう。

 ゴルフを楽しみたいのであれば、前日夜の深酒は控えるべきです。
 二日酔いなどで、ゴルフ当日に体がダルいと、せっかくのゴルフを楽しめなくなってしまいます。
 また、レンタカーを運転する人は、深夜までお酒を飲むと、早朝にお酒が抜けきらずに飲酒運転になる可能性があるので、くれぐれもご注意ください。

●ゴルフの準備
 できるだけ就寝前に、翌日に着用するゴルフウェアなど、ゴルフに必要なものを揃えておき、起床後にスムースに準備ができるようにしておくのがいいでしょう。

●ゴルフコースの場所とルート確認
 レンタカーを利用する場合は、事前に「ドライプマップ」で、ゴルフコースに場所、ルート、ハイウェイの降り口などを確認しておきましょう。

●出発予定時間を決める
【レンタカー利用の場合】
 ゴルフの予約をしている場合は、ティータイム(スタート時間)から逆算して、コースに1時間前には到着できるように 出発予定時間を決めましょう。
 アコモとゴルフコース間の距離に応じた運転時間、間違ったり、行き過ぎてしまったり、迷ったりする可能性も考慮し、余裕をもった出発時間にします。
 また、オアフ島の場合、早朝の「H1」ハイウェイは、多少の渋滞があるので、それも考慮しておきましょう。
 そのほか、ハワイでの運転や土地勘に自信のない方は、より早めの出発時間を設定します。
 早めの時間にコースに到着する分には、ドライビングレンジで練習したり、プロショップで買い物もできますので、できるだけ、余裕ももって、早めにコースへ到着することをおすすめします。

【オアフ島で「ゴルフツアー会社の送迎付」利用の場合】
 ゴルフツアー会社から、ピックアップ時間と場所を指定されます。
 指定されたアコモのロビーやエントランスに、指定時間の5分前には集合できるよう、部屋の出発時間を決めましょう。
 遅刻をすると、ゴルフツアー会社だけでなく、ほかの客にも迷惑をかけることになります。

●「目覚し」のセット
 出発予定時間から逆算して、目覚ましのセットをします。
 シャワー、ゴルフの準備、朝食などの時間も考慮します。
 また、バタバタして、出発予定時間を10分くらい遅れてしまっても大丈夫なくらい、余裕をもった時間に目覚しのセットをしましょう、
 アコモに備え付けの目覚まし時計を利用する場合、セッティングミスなどにより、目覚ましが鳴らない可能性もあるので、自分で持参した目覚まし時計や、スマホ(ガラケー)などで、複数の目覚ましのセットをしておきましょう。
 その際には、時刻が”ハワイ時間”になっているか確認しておくこと。
 さらに、1人だけでなく、友人や家族で個々に目覚ましをセットしておいた方が安全です。



●睡眠
できるかぎり充分な睡眠をとりましょう。

ハワイまでの機内では、あまり眠れずに、到着日は眠い方も多いと思われますが、アコモに到着しても昼寝はせず、寝るのは夜まで我慢しましょう。
また、到着日は、できるだけ陽射しを浴びるようにした方が、時差ボケが抜けやすいと言われているので、昼寝はやめた方が無難です。
逆に、時差の影響で、よく眠れないこともありますが・・・。

充分な睡眠がとれていないと、レンタカーを利用する場合、ゴルフコースとアコモ間の運転中に睡魔に襲われることがありますし、ゴルフの調子に影響することもあります。

RYOは、時差の影響で眠れないことがあるので、市販の睡眠導入剤を飲んで眠ることもあります。
もし、睡眠導入剤を使用する場合は、寝過ごしてしまうこともあるので、注意しましょう。



●起床
早めに起床しましょう。
朝食を採れるくらい時間に余裕をもって起きるのがいいでしょう。

時差の影響で爆睡してしまうこともあるので、寝坊しないように気をつける必要があります。
そのためにも、各自で複数の目覚しをセットし、必ず誰かが起きられるようにしておきましょう。

また、時差の影響などで、目覚しで叩き起こされると、非常に眠いことがあります。
絶対に、2度寝しないように・・・。

起きた人は、必ず仲間(家族)が起きているか確認し、もし起きてなかったら、起こしてあげましょう。
みんなで協力することが大切です。

起きたら、シャワーを浴びるのがおすすめ。
眠気がとれてスッキリします。



●ゴルフの準備
ハワイゴルフでは、アコモでゴルフウェアに着替えてから行くのが基本です。

ハワイのゴルフコースには、ロッカールームがなく、着替えをするところや、荷物を預けるロッカーがないところがありますので、アコモでゴルフウェアに着替えてから行くのです。
そのため、コースで持っていく荷物も最小限しします。

アコモでは、出発する前に、以下のような準備をしていきましょう。

●着替え
 ゴルフコースに到着して、すぐにでもゴルフができる(ゴルフのプレーをする)スタイル(ゴルフウェア)に着替えます。

●コンタクトレンズ
 コンタクトレンズを使用している方は、装着してから行きましょう。
ハワイのゴルフコースのレストルーム(トイレ)は、日本のゴルフ場のようにタオルは装備されてませんし、横長の洗面台がなく使い勝手が悪かったり、きれいなところばかりではないので、コンタクトは、アコモで装着していきます。

●メイク
 女性の方は、メイク(日焼け止めを含む)を、しっかりと済ませてから行きましょう。

●日焼け止め
 日焼け止めは、アコモで塗っていきましょう。
 レンタカーは、日本の車のように、UVカットガラスを使用していない(RYOが実際にUVチェッカーで測定したところ、フロントガラスもサイドガラスもUVカットガラスではなかったことを確認済)ので、車中で日焼けしてしまします。
 オアフ島で「ゴルフツアー会社の送迎付」を利用する場合は、送迎車の中で、日焼け止めを塗る方法もあります。(送迎車もUVカットガラスではないので要注意)

●ゴルフシューズ
 ゴルフシューズは、スパイクレスシューズであれば、アコモから履いていくことも可能ですが、マナー(外部からの雑菌をゴルフコースへ持ち込まないため)として、ゴルフシューズは、ゴルフバッグに収納し、ゴルフコースで履き替えましょう。
 ゴルフコースまでは、サンダルやビーサンで行ってもかまいません。
 ただ、その場合は、ソックスを忘れずに持っていきましょう。

●ゴルフコースへの持ち物確認
 ゴルフコースに持っていく貴重品は、小額の現金(食事、ドリンクを買う程度)と、クレジットカード(ゴルフのプレー代金を支払い)くらいの必要最小限にします。


ゴルフコースへ持っているものを列記しますので、ご参考に・・・。

ゴルフウェア
ゴルフシューズ
ゴルフ関連品(ゴルフクラブ、グローブ、ゴルフボールなど)

財布(クレジットカード、小額の現金、運転免許証(レンタカーの運転をする人))

スポーツサングラス
日焼け止め

デジタルカメラ
スマホ
ドリンク

これらを収納するポーチやバッグ

など。

そのほかの持ち物については、以下の関連事項を参考にしてください。


 ■関連事項
  → ハワイゴルフ基本事項 「ハワイゴルフへの持ち物」



●朝食
できるだけ朝食は摂るようにしましょう。
上記の「ゴルフの準備」の前に、朝食をとってもかまいません。

ハワイは湿度が低いとはいえ、やはりある程度、暑いことは暑いです。
また、1ラウンドスループレーなので、暑い日は体力を消耗します。
普段の日本での生活や、日本でのゴルフの時など、いつも朝食を摂らない方もいると思いますが、朝食はしっかり採ることをおすすめします。

朝食は、できるだけアコモで食べていきましょう。
事前に、ABCストアやスーパーなどで、朝食を購入しておく方法が楽。

ホテルや「B&B」にステイで朝食付の場合、ゴルフのスタート時間によっては、アコモでの朝食が食べられない可能性があります。
その場合は、朝食付の「朝食」を断念するか、ゴルフのスタート時間に余裕を持たせることが必要となります。

時間が早すぎたりして、アコモで朝食が摂れない場合は、ゴルフコースへ行く途中の車の中で食べてもOK。
ただし、レンタカーを運転する人は、食べながらの運転はやめておきましょう。
慣れない交通事情や道路、慣れない車、左ハンドルのことを考慮して、運転に集中すること。

ゴルフコースに到着後、スタート時間まで余裕があれば、コースで朝食を採る方法もありますが、時間がなかったら食べられません。
また、ゴルフのスタート後の「スナックカー」をあてにしていると、遭遇しないことがあるので要注意。
「スナックカー」は、朝はあまり巡回していないところが多く、巡回してくるのは10時過ぎくらいからです。

どうしても朝食が食べられない方は、バナナ、ミルク、ジュースなどだけでも、採るようにしましょう。
日本から「カロリーメイト」などを持っていくのもいいと思います。


●オアフ島で「ゴルフツアー会社の送迎付」を利用する場合
 事前に朝食を購入しておいて、「ゴルフツアー会社」の送迎車の中で朝食を食べてもかまいません。
 「ゴルフツアー会社の送迎付」を利用の場合は、コースに到着後に朝食を食べる時間の余裕はないものだと思っておきましょう。


 ■関連事項
  → ハワイゴルフ基本事項 「朝食の摂り方」



●ゴルフコースの場所とルート確認
レンタカーでゴルフコースまで行く場合、コースの場所とルートを「ドライブマップ」で確認しておきましょう。
※ここでいう「ドライブマップ」は、「地球の歩き方リゾート・ハワイドライブマップ(ダイヤモンド社発行)」のこと。

前日に、充分に把握している場合は、当日は、確認程度でもかまいません。

日本のゴルフ場には、高速道路のICを降りたところから、ゴルフ場までの案内板が設置されていますが、ハワイのゴルフコースには、そのような「案内板」はほとんどないのです。


【ネイバーアイランドのゴルフコースの場合】
ハイウェイもなく1本道なので、「ドライブマップ」さえ確認しておけば、たいていのコースへは、間違えることなく行くことができると思います。

【オアフ島のゴルフコースの場合】
オアフ島の場合は、「H1」、「H2」などのハイウェイを通って行くことになるので、どこの出口で降りるのか?など、しっかり把握しておく必要があります。

●ハイウェイの出口の確認
ハイウェイには、出口に「EXIT」の番号があるので、何番出口で降りるのか?を確認しておきましょう。
次に、ハイウェイを降りてから、どこ方面へ行くのか?(降りてから左方向か、右方向か)を確認しておきます。

●右折・左折する場所と「通り」の名前を確認
各「通り」には、名称が付いているので、どの「通り」に入るのか?どの交差点を曲がれば(右折か左折)いいのか?を確認しておきます。
交差点の信号の有無や、交差点の目印(ガソリンスタンドなど)があるか?を確認しておくのがいいでしょう。

●「カーナビ」を利用する場合でも、「ドライブマップ」で、おおまかなルートや、通るべき「通り」の名称は、あらかじめ確認しておくといいと思います。



「ドライブマップ」を確認しても、わかりづらいゴルフコースがあります。
「ドライブマップ」には、ゴルフコースがある場所自体は掲載されているのですが、クラブハウス(プロショップ)がある場所の記載がないため、クラブハウスへ行くまでのルート(道路)がわからないのです。

以下に、「ドライブマップ」では、よくわからないゴルフコースを記載しました。
それ以外のコースについては、「ドライブマップ」をみれば、行くことができる思います。

以下のゴルフコースへ行く場合は、事前に「グーグルマップ」で、地図と航空写真を見比べてルートの確認し、「グーグルマップ」をプリントしていくことをおすすめします。
各コースについての行き方のポイントは、「ハワイゴルフマニュアル」の各コースの「コースデータ」に記載してありますので、参考にしてください。

【わかりづらいゴルフコース】
●オアフ島
 ミリラニゴルフクラブ
 ロイヤルクニアゴルフコース
 コオラウゴルフクラブ
 ロイヤルハワイアンゴルフクラブ
 ホアカレイカントリークラブ
 ミッドパシフィックカントリークラブ
 モアナルアモアナルアゴルフクラブ
 パリゴルフコース
 カフクゴルフコース
 エバビレッジズゴルフコース
 テッドマカレナゴルフコース
 ウエストロックゴルフコース

●マウイ島
 プカラニカントリークラブ
 マウイカントリークラブ
 ワイエフゴルフコース

●ハワイ島
 ヒロムニシパルゴルフコース
 ハマクアカントリークラブ

●カウアイ島
 プアケアゴルフコース



オアフ島で「ゴルフツアー会社の送迎付」を利用の場合
 「ゴルフツアー会社」でゴルフコースまで送迎してくれるので、場所の確認は不要です。



●カーナビ
「カーナビ」は、もちろん、「カーナビゲーションシステム」のこと。
マップとGPSを利用したルート案内システムです。


【レンタカーのカーナビ】
近年、ハワイの多くのレンタカー会社では、オプションにて、「カーナビ」を利用することができます。

上記記載の「わかりづらいコース」以外へ行く場合は、「ドライブマップ」さえあれば、「カーナビ」がなくても行くことができると思います。
ただ、アコモからハイウェイへのルートがよくわからないなど、ハワイの道路に慣れていない方、上記の「わりづらいコース」へ行く方、そのほか、ゴルフ以外の観光目的がある方は、「カーナビ」があった方が便利かもしれません。

ゴルフコースへ行く際、アコモから「H1」ハイウェイまでのルート、ハイウェイの出口、ハワイを降りてからコースまでのルートなどが、「カーナビ」で的確に案内されるのであれば、非常に有効といえます。

RYOは、実際に利用したことがないので、ハワイの「カーナビ」が、どのようなものなのか?わかりません。
RYOが調査したところによると、料金、装着、操作性、機能性、盗難などの以下のような点に問題があると思われ、必ずしも便利といえるものなのか?は、なんともいえません。

「カーナビ」は外国製なので、日本製の「カーナビ」に比べて、機能、操作性(使い勝手)、精度がいいとは、とても思えません。

”利用した方が便利”という人もいるようですが、目的地検索などの操作性が悪い、使いづらい、機能が悪いなどの意見もあり、使用する(レンタカー会社による)「カーナビ」、目的地、使う人などによって、賛否両論です。
以下のことを考慮した上で、利用するかを決めた方がいいでしょう。

●料金
 料金は、だいたい、1日で、11〜14ドル(TAX別)くらい。
 レンタカーを長期間借りるような場合は、料金がかさみます。
 もし、あまりにも使い勝手が悪かった場合は、無駄な出費になりかねません。

●カーナビの装着
 レンタカーのオプションのため、着脱式のカーナビを使用することになります。
 レンタカーの車種によっては、カーナビを装着できるところがない場合があるので注意が必要。
 2013年に、RYOがレンタカーを借りて乗り込む時、ほかのレンタカーでカーナビを借りた日本人女性に、”どこに装着すればいいんですか?”と聞かれました。
 そのレンタカーをみせてもらうと、レンタカーのダッシュボード(たしか曲面しかなかった)などに、”どうみても、カーナビを装着できるところがない!”という車だったのです。(^^;
 結局RYOは、取り付け方が解らなかったので、”レンタカー営業所のスタッフに聴くしかないよ”と応えるしかありませんでした・・・。

●操作性
ハワイのレンタカーで使用している「カーナビ」は外国製。
日本製の「カーナビ」に比べて、操作性(使い勝手)は期待できません。
そのため、設定操作には、かなり戸惑う可能性があります。

タッチパネルによる操作画面は、英語であることもあり、目的地設定の操作方法がどうなのか?わかりやすいのか?ということが問題。
RYOが調査したところによると、ルート設定などの”操作方法が面倒”、”わかりづらい”といった、使い勝手が悪いとの情報も多々あるので、実際に利用してみないと、便利なのかわからない面があるといえます。

●機能性
・日本語音声案内
 ほとんどのレンタカー会社で、「日本語音声対応」がとなっています。
 しかし、「日本語音声対応」といっても、操作画面が日本語というわけではなく、「音声案内」を日本語に設定できるというもの。
 そのため、まず「日本語音声案内」に設定する必要があります。
 「日本語音声案内」は、発音などを含め、ちゃんと理解できる日本語になっているのか?といった不安があります。
・案内ルート
 外国製の「カーナビ」なので、大雑把との情報があり、ルートがわかりづらい可能性もあります。

・一方通行が、ちゃんと考慮されたルートになるのか?
 特に、ワイキキ周辺道路は一方通行が多いのですが、それを考慮したルートをナビしてくれるとは思えません。
また、時間帯によって左折禁止になるところも多いのですが、そこまでは考慮したルートには絶対になっていないでしょう。
・ゴルフコースのクラブハウスまでのルートを表示できるのか?
 日本のカーナビは、ゴルフ場の場合はクラブハウスまでのルートが正しく表示されます。
 しかし、日本のカーナビでさえ、友人の家など、特定の住所などをピンポイントを設定すると、その近くまでは行くことができても、ピンポイントで目的地までルート表示できないことがあります。
まして、ハワイのカーナビでは、ゴルフコースの敷地付近まではナビしてくれても、クラブハウス(プロショップ)がある場所まで、ナビしてくれるかはわかりません。
 細かい道路情報がいいかげん、、地図データが古い、との報告もあるので、新しいコースや、わかりづらいコースの場合、ルート検索できない可能性があります、

●精度
 カーナビには、5〜10メートルくらいの誤差があります。
 日本のカーナビでさえ、現在の車の位置がマップ上で数メートルずれて表示されるため、曲がるべきポイントを行き過ぎてしまうようなことが多々あります。
 ハワイのカーナビでも、同様のことが充分に考えられます。

●着脱式
 ハワイのレンタカーで借りる「カーナビ」は、オプションのため、着脱式タイプ※です。
 ※ハーツについては不明。
 RYOが調査したところによると、着脱式の「カーナビ」なので盗難に合いやすいとのこと。
 そのため、車を降りる際は、必ず取り外し、持ち歩く必要があるようです。
 「カーナビ」はレンタカーを借りる際に加入する保険の対象外なので、もし、「カーナビ」が盗難された場合、賠償金( 例:ダラーの場合800ドル)を請求されることになります。
 そのほか、破損や紛失した場合も、同様に賠償金が発生します。

 ゴルフの場合、取り外した「カーナビ」を、常に持ち歩き、プレー中は、乗用カートに積み込まなければなりません。
 「カーナビ」はポータブルタイプとはいえ、そんなに小さくありませんし、ある程度の重量があるので、持ち運ぶには不便といえます。
 取り外したカータビ本体が盗難に合ったり、紛失してしまう可能性もなくはありません。
 また、ゴルフの帰りにショッピングに寄ったり、アコモのパーキングに駐車する際など、いちいち着脱するのは、かなり面倒といえるでしょう。

●利用の確約
 「カーナビ」はオプションのため、レンタカー会社によって、予約時にリクエストできるところもありますが、リクエストできないところもあり、確実に借りることができるか?確約されません。
 そのため、「カーナビ」を借りるつもりでいて、「ドライブマップ」を用意せずにいると、借りられないことになった場合、不便のことになるので、注意が必要です。



【スマートフォンのカーナビ】
近年、スマートフォンが普及し、ハワイへ持っていく方も多いことでしょう。
現在では、スマホのアプリを利用して、「簡易カーナビ」として活用することができます。

スマホアプリの「グーグルマップ」を使用します。
アンドロイドスマホを利用であれば、最初からインストールされていますが、もしインストールされていないスマホの場合は、アプリをインストールしてください。
○スマホの「GPS機能」を「オン」にします。
○「コンパスモード」の設定
 現在地から向かっている方向(車の向き)に合わせて、マップが回転するように設定します。
 詳しい設定方法は、以下のグーグルマップのヘルプを参照してください。
 https://support.google.com/gmm/answer/2839801?hl=ja


●装着
 スマホを取り付ける専用ホルダーを日本で買っていき、持っていきましょう。
 ただ、レンタカーの車種によっては、ホルダーを装着できそうなところがないこともあります。
 同乗者がいて、スマホのナビを見てもらえる場合はなくてもいいと思います。

●利用方法
 「オンライン」で使用する方法と、「オフライン」で使用する方法の2つがあります。

 ◆「オンライン」で使用
 「オンライン」で使用するためには、スマホのデータ通信を常時接続しておく必要があります。
 ○スマホの「モバイルデータ」機能を「オン」に設定しておきます。

 現在のスマホは、ハワイでも使用可能で、自動的に海外ローミングに切り替わります(ドコモの場合)。?
 そのまま利用することも可能ですが、海外のパケット通信は、通常の「パケホーダイ」適用外なので、莫大なパケット通信料金がかかってしまうため、あまり現実的ではありません。

 「海外向けパケット定額プラン」
 「海外パケホーダイ(ドコモ)」、「海外ダブル定額(au)」、「海外パケットし放題(ソフトバンク)」といった「海外向けパケット定額プラン」に加入するのが1つの方法です。
 料金は、どのキャリアでも同額で、約24.4MBまで1980円、それ以上利用の場合1日最大:2980円。
 ただ、ドコモには、使う日数分だけのパケット定額サービス「海外1dayパケ」(ハワイの場合、24時間:1580円)があります。

 「モバイルルーター」
 近年、それよりもいい方法は、「モバイルルーター」をレンタルし、「WiFi」を利用して通信することです。
 料金は、「モバイルルーター」をレンタルし、「WiFi」を利用する場合、1日:1000円前後。
 レンタカーのカーナビのレンタルが1日15ドルくらいかかることを考えると、スマホでカーナビを利用する方がいいかもしれません。
 ○「機内モード」を「オン」に設定するか、「SIMカード」を抜いて、ローミング通信ができないようにします。
 ○スマホの「モバイルデータ」機能を「オン」に設定しておきます。
 ○スマホの「WiFi」機能を「オン」にします。

<注意>
 「オンライン」で利用の場合、現在地の表示が遅れることがあり(地図データの更新が遅れるためと思われる)、曲がるべきポイントを行き過ぎることがあるようです。
 その点、WiFiの利用の場合は、通信速度が早く、表示遅延は少ないとの情報もあります。

 ◆「オフライン」で使用
 ハワイのマップを、事前に日本でダウンロードして、ハワイでは、「オフライン」(スマホのテータ通信をオフ)に設定し、GPS機能のみ「オン」に設定しておきます。
 オアフ島の場合、マップのデータ量は、20MB程度。
 →実際に、RYOがハワイで使用してみようと思いましたが、「オフライン」マップのデータのダウンロードが部分的にしかできず、カーナビとしては使い物になりませんでした。
 上手く使える方法がありましたら、教えていただけると幸いです。

【注意事項】
 スマホで、カーナビを利用する場合、スマホのバッテリーの消耗が非常に早くなるようなので、注意が必要。
 車のシガーソケット充電器を利用するのがいいと思います。
 「モバイルルーター」業者では、オプションで、「カーチャージャー(シガーレットライターソケットに差し込む充電器)」もレンタル可能。

 さらに、「モバイルルーター」のバッテリー消耗も早いようなので、「モバイルルーター」の「予備バッテリー」をいっしょにレンタルするか、「カーチャージャー」経由で充電可能な「モバイルルーター」を選択するのがいいようです。




●出発
アコモを出発する前に、貴重品はセーフティーボックスに収納(部屋にない場合は、フロントやチェックインオフィスのセーフティーボックスで預かってもらう)、アコモの戸締り、チップを忘れずに。

慣れない道路、慣れない運転は、ドライブマップを見ていても、道を間違ってしまったり、迷ってしまうことが十分にあります。
ハイウェイの降りる出口を行き過ぎてしまったり、曲がるべき交差点を通過してしまったり、引き返そうと思ったら迷ってしまったりすることがあるのです。
必ず、時間に余裕をもって出発しましょう。


●オアフ島で「ゴルフツアー会社の送迎付」を利用の場合
 眠っていてもゴルフコースまで連れてっいってくれるので、心配ありません。
 この「出発」の項目は該当しませんので、読み飛ばしてください。

●レンタカーの運転
ハワイでの運転は、レンタカーが、慣れない左ハンドル車や、道路は右車線。
また、レンタカー自体の運転しやすさが、日本車より良いとはいえない場合があるので、注意が必要です。
充分に気をつけて運転しましょう。

ここでは、レンタカー運転時に注意するべき、主な項目を紹介します。

●シートベルト
 日本と同様、運転者はもちろん、同乗者も必ず、シートベルト着用が義務づけられています。

●スピード違反に注意
 ハワイでも当然のことながら、各道路に制限速度があります。
 ハワイでは、よく取り締まりをしており、制限速度オーバーですぐ捕まります(罰金です)。
 取り締まりは、ほとんど、パトカーか、覆面パトカー。
 ハワイでは、スピードがでやすい道路が多いので、制限速度に注意しましょう。
 オアフ島では、特に、ノースショアへ行く途中の、「H2」ハイウェイとノースショアの間の道で、よく捕まっています。
 そのほか、ハワイ島がスピードが出やすいので注意が必要。
 ただし、ハイウェイには最低制限速度もあるので、それ以下の速度で走行すると違反になります。

●飲酒運転厳禁
 飲酒運転は、日本と同様に禁止。絶対にやめましょう。
 帰りにレンタカーの運転をする人は、ゴルフのラウンド中にビールなどを飲むのは厳禁です。

●運転中の携帯電話(スマートフォンを含む)の使用禁止
 ハワイでも2009年くらいから、運転中の電話の使用は、全面禁止になりました。
 レンタカーの運転者は、通話はもちろん、メールやネットの閲覧や入力は全体にやめましょう。
 スマートフォンのカーナビを利用する場合、レンタカーに固定するホルダーを用意するか、同乗者がいない場合は、使用するのはやめましょう。

●サイドミラーに死角あり
 レンタカーは、ほとんどアメリカ車。
 日本車の場合、サイドミラーで、真横(もしくは真横より少し後方)を走行しているほぼ車が見えますが、ハワイのレンタカーは、サイドミラーをみても、真横に走行している車が見えません。
 車線変更をする際は、必ず目視にて、真横の車の有無を確認しましょう。

●ハイウェイの最右車線の走行に注意
 「H1」などのハイウェイで、いちばん右の車線を走行していると、自然に出口専用車線になるところが多くなっています。
 出口直前に慌てて車線変更するのは危険ですので、常に真ん中の車線を走行するようにしましょう。
 真ん中車線を走行していても、最右車線が出口専用になり、その先は、その内側車線が最右車線になってしまうため、知らぬまに、また最右車線を走行することになってしまうので、出口を通過するたびに、だんだん右車線になってしますのです。

●ハザードランプはつけない
 日本では、車線に入れてくれたりした場合、お礼の意味で「ハザートランプ」を点灯して合図する慣習があります。
 一方、ハワイでは、そのような慣習はないので、むやみに「ハザードランプ」を点灯しないようにしましょう。
 「ハザートランプ」は、車の故障など、緊急時のみに点灯することになっています。

●右車線走行
 ハワイは、もちろん、右車線走行。
 店やパーキングなどに停車した後に出発する際、車がほとんど通っていない道路だと、無意識に左車線を走行してしまうことがありますので、充分に注意してください。
 ハワイでの運転に慣れていない友人が、「H2」ハイウェイとノースショアの間の道路で、無意識に左車線を走行していて、あわや事故りそうになったことがありました。

●左折に注意
 右車線走行なので、左折したら、当然、右車線に入るわけですが、前の車がいない時など、ボーっとしていると、無意識に左車線に入ってしまうことがあるので、注意しましょう。

●右折可
 赤信号でも右折ができます。
 赤信号で発進しないでいると、後ろの車からクラクションを鳴らされます。
 ただし、交差点に「NO RIGHT TURN ON RED」という標識があるところでは、赤信号時に右折できません。

●サングラスの使用
 ハワイでの運転は、非常に眩しいので、サングラスは必須です。


ハワイでの交通ルールや道路標識などについては、「ドライブマップ」に掲載してありますので、必ずよくみておきましょう。
※ここでいう「ドライブマップ」は、「地球の歩き方リゾート・ハワイドライブマップ(ダイヤモンド社発行)」のこと。

レンタカー運転についての詳細は、以下の関連事項を参照してください。


 ■関連事項
  → ハワイゴルフお役立ち情報 「レンタカーの運転」



●ゴルフコースへ
「ドライブマップ」を確認し、目的のゴルフコースへ向かいます。

オアフ島の場合は、ハイウェイの出口、ハイウェイを降りてからの方向、曲がる交差点の目標や道路(通り)の名前をしっかりと確認しておき、同乗者がいる場合は、「ドライブマップ」でナビしてもらいましょう。

「ハイウェイ」を含めたほとんどの道路には、「○○HWY.(ハイウェイ).」、「○○RD.(ロード)」、「○○ST.(ストリート)」、「○○DR(ドライブ)」、「○○BLVD.(ブールヴァード)」などの道路名が付けられています。



交差点の信号の横などに、道路名が書いてある標識があるのですが、気をつけてほしいのは、その標識の道路名は、現在通っている道路名称ではなく、”交差している横の道路の道路名”なので、注意しましょう。

大通りには、信号などの横に標識があります。→








小さな通りでは、このような支柱に「標識があります。→」










ハワイのゴルフコースには、ハイウェイを降りても、ゴルフコースへの「案内板」は一切ありません。
ゴルフコースの近くまで行っても、「案内板」はほとんどありません。


「案内板」があるところでも、ゴルフコースにけっこう近いところだけ。
「案内板」には、ただ「Golf Course」と書いてあるだけのところがほとんどです。→









リゾートや、ゴルフコースの敷地内に入ると、「Pro Shop(プロショップ)」または、「Golf Shop(ゴルフショップ)」と書かれた、小さな「案内板」があれば、それを目指して進みましょう。
日本のゴルフ場のような「クラブハウス」と書いてある「案内板」はありません。


前述のように、「カーナビ」を使用する場合でも、目的のゴルフコースの「クラブハウス(プロショップ)」があるところまで、行き着けない可能性もあるので、注意が必要です。
また、上記のコースでは、「ドライブマップ」をみても、「クラブハウス(プロショップ)」までたどり着けないところもあります。




●ゴルフコースに到着したら
ゴルフコースに到着したら、まず、「Bag Drop(バッグドロップ)」と書いてあるところに車をまわします。
日本のゴルフ場のクラブハウスにあるようなエントランスは、ハワイでは、ほとんどありません。

●バッグドロップ
ゴルフコースのクラブハウス(プロショップがある建物)の近くに到着したら、まず、「Bag Drop(バッグドロップ)」と書いてある小さな案内板を探します。


「Bag Drop(バッグドロップ)」というのは、ゴルフバッグ(キャディバッグ)を降ろす場所のこと。










そこには、「バッグスタンド(ゴルフバッグ置き場)」があります。
到着したら、まず、「Bag Drop」の前に車を停めて、そこで、ゴルフバッグを降ろします。

「Bag Drop」前は、ロータリーのような円形状スペースになっているところもありますが、車の入り方は、”左まわり”ですので、注意しましょう。
つまり、右まわりの日本とは反対で、逆側から入ります。
ボーっとしていると、すぐ間違えるので、要注意。
ただし、一部のコースでは、日本と同様の右まわりのところがあります。
そのようなところでは、道路に誘導する矢印が書いてあるので、それに従いましょう。


ハワイでは、日本のゴルフ場のように、スタッフが待機していてゴルフバッグを降ろしてくれるわけではありませんので、自分たちでバッグを降ろします。
「Bag Drop(バッグドロップ)」と書いてないところでは、「バッグスタンド(ゴルフバッグ置き場)」を探し、そこでバッグを下ろし、「バッグスタンド」もないところでは、そこらへんに一旦バッグを降ろすことになります。

「Bag Drop」に降ろしたゴルフバッグ(キャディーバッグ)は、スターターが、カートが並んでいるところまで運んでくれます。

もし、「Bag Drop」に「呼び出しボタン」があったら、それを押せばスターターが取りにきてくれます。→


ただし、「Bag Drop」がないコース、スターターが常駐してないコース、「ムニシパルコース」、そのほか、タクシーなどでコースへ行く場合、「Bag Drop」でないところで降ろされた場合は、自分で、カートが並んでいるところまでゴルフバックを運ばなければなりません。





ちなみに、日本のゴルフ場のクラブハウスには、エントランス(クラブハウス正面の屋根がある入口部分)があるのがほとんど。
日本の場合、ゴルフ場に到着したら、エントランスに車を停め、ゴルフバッグを降ろすのが一般的です。
ハワイのゴルフコースには、クラブハウスがあるところでも、エントランスがあるところはごくわずか。
「ワイレアゴルフクラブ(マウイ)島)、カアナパリリゾートゴルフクラブ(マウイ島)」のように、クラブハウスにエントランスがあっても、「Bag Drop」がエントランスになければ、わざわざ車をエントランス前にまわす必要はありません。
エントランスエントランスに「Bag Drop」があるところは、「コーラルクリークゴルフコース(オアフ島)」などの、ごく一部のコースだけなのです。


●ゴルフツアー会社の送迎付を利用の場合
 ゴルフバッグは、ツアー会社のスタッフが降ろしてくれます。



●パーキングの停め方
ハワイのゴルフコースにも、ゴルフ利用者が利用するパーキング(駐車場)が必ずありますので、レンタカーの運転者は、そこに車を停めにいきます。
ゴルフコースのパーキングは、もちろん無料です。


ハワイのパーキングでは、車を頭から入れるのが一般的。
バックで駐車している車は、ほとんどありません。→
草木の保護のためなどが考えられますが、習慣なのだと思われます。


ただ、バックで入れてもかまいません。
そのかわり、慣れない車の左ハンドル、車幅感覚での駐車になりますので、車をぶつけないように充分に注意しましょう。




そのほか、駐車する際は、以下のことに注意してください。

●車のロックは、必ず車を降りてから車のキーで行い、内鍵しないように。
●車の窓が開いていないか確認。
●ライトのつけっぱなしに注意。
●貴重品は車内に置かない。
●カーナビを利用の場合、盗難が多いらしいので、必ず取り外して持ち運ぶこと。





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