ハワイゴルフマニュアル

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ハワイゴルフ A to Z


■プレーが終了したら
ハワイゴルフでは、プレー料金は先払いしているし、プレー終了後にお風呂に入らないなど、日本のゴルフ場の場合とは、いろいろと異なります。

ここでは、ハワイでは、ゴルフのプレーが終了した後、どうすればいいのか?を紹介します。

●カートの返却
ラウンドが終了したら、カートパスに書いてある「Cart Return」、「Return to ClubHouse」、または、「→(矢印)」といった標識に従ってカートを走行させ、クラブハウスまで戻ります。


「Cart Return」の標識。→













「Return to ClubHouse」の標識。→


標識がない場合や、スターターがいないコースもありますが、たいていは、18番ホールグリーン近くから、カートパス(カート道路)を通っていけば、そのままクラブハウスまで戻ることができます。









「Return Cart Here」 という標識のあれば、そのあたりにカートを停車し、返却すればOK。















「Return Cart Here」 の標識がなかったら、カートが並べてある近辺が、カート返却場所です。


通常は、スターターが待っていますので、指示に従い、カートを返却しましょう。








●クラブ確認
ハワイでは、日本のゴルフ場のように、プレー終了後、クラブ確認をするよう言われることはなく、クラブ確認のサインをすることもありません。

そのため、ハワイゴルフでは、必ず自分で、クラブの本数を確認しましょう。

もし、クラブが足りなかった場合は、スターターに、その旨を伝えてください。



●クラブを置き忘れた場合
自分のゴルフクラブをコース内に置き忘れた場合、コースによっては、スターターがカートでいっしょに捜索してくれる可能性があります。

すぐに捜索してくれない場合や、捜索しても見つからなかった場合は、しばらく待機して、後続の組が見つけて持ってきてくれることを期待するしましょう。

グリーンまわりに置き忘れた場合は、たいていは後続のいずれかの組の人が持ってきてくれると思いますが、それ以外の場所に置き忘れた場合は、発見されない可能性が高いです。

しかし、後続の組が発見したとしても、そのまま盗難されることもあります。
ゴルファーやハワイの人は、親切な人が多く、”盗むような人はいない”と思いたいですが、ハワイは日本ではないので、その可能性はゼロではないのです。
特に、高価なゴルフクラブや、新品のクラブだったら、なおさら危険です。

しばらく待って、後続の組の人が持ってきてくれなかった場合は、ほとんど諦めた方がいいと思ってください。

ただ、プレー翌日以降も、ハワイ滞在期間が残っている場合は、スターターにその旨と、名前、ステイ先アコモ、(ハワイでの)携帯電話番号を伝え(紙に書いて渡す)、翌日(または数日後)に、クラブが発見されていないか?を電話で問い合わせるか、ゴルフコースに寄って聞いてみましょう。
特に電話の場合は、ある程度英語が堪能でなければ難しいかもしれませんが・・・。

それでも発見されなかった場合、また、残りのハワイ滞在期間がなく翌日(または数日)待てなかった場合は、いちおう、名前と、日本の連絡先(住所と電話番号)を、紙に書いて渡しておきましょう。
もしかすると、発見されて、連絡があるかもしれません。
しかし、帰国後に発見されたとしても、日本へ郵送してくれるかわかりませんし、送料がいくらかかるかわかりませんので、新しく買った方がいい可能性もありますね・・・。

そのためにも、プレー中から、クラブ忘れには仲間同士で注意し、こまめにクラブ確認を行うことが大切なのです。


[RYOの体験談]
RYOは、2度(まったく別の時)、5番アイアンを忘れたことがありました。
1度目は、その旨をスターターに伝え、紙に名前と宿泊ホテル、住所とTEL(日本の)を書き、翌日コースへ行って聞いてみたのですが、結局見つからなかったとのことで、もちろんその後、日本への連絡ありませんでした。
2度目は、スターター、フロントに伝えましたが、その後の4日間毎日、コースに寄って聞きに行きましたが、とうとう、出てきませんでした。
2度とも5番アイアンだったので、グリーン周辺ではないところに、置き忘れたのでしょう。
結局、2度とも、帰国後に単品で、買いなおしたのでした・・・。


●ゴルフツアー会社を利用の場合
 オアフ島で、ゴルフツアー会社の「送迎付ツアー」を利用の場合は、クラブを紛失したことをツアー会社スタッフに伝えましょう。
 後日、クラブが発見された場合でも、ゴルフツアー会社で保管してくれる可能性があります。

●レンタルクラブの場合
 ゴルフコースのレンタルクラブを利用の場合、スターターに、レンタルクラブを置き忘れたことを言いましょう。
しばらく待って後続の組が持ってきてくれなかった場合は、”紛失”とみなされ、賠償金を請求される可能性が高いと思われます。
 ゴルフツアー会社のレンタルクラブの場合も、賠償請求される可能性が高いと思います。



●紛失した場合
ゴルフコース内に持ち込む、ゴルフクラブ、ヘッドカバー、パターカバー、貴重品、ポーチ、ラウンドバッグなど、すべての物が「紛失」する可能性があります。
「紛失」にはいくつか種類があり、コース内に置き忘れてしまったり、落としてしまったりする過失の場合と、誰かに盗難されてしまう場合です。

ゴルフコース内にゴルフクラブを置き忘れて、結局、見つからなかった場合は、「紛失」ということになります。
もしも、ゴルフクラブを紛失してしまった場合、もう出てこないと思ってください。
ヘッドカバー、パターカバーが紛失した場合は、諦めましょう。


ハワイゴルフの場合、18ホールスループレーなので、昼食休憩時に盗難されることはありません。
しかし、プレー中、レストルーム(トイレ)やスナックショップへ寄った時や、全員がグリーン上でパットをしている時などに、ゴルフクラブに限らず、貴重品類も含め、盗難される可能性があります。
ゴルフコースによっては、コース内に外部からの不審者が侵入することがあり(隣接する住宅や道路などから)、同伴者全員がカートから離れてしまうと、盗難される危険があるのです。
そのほか、知らない人とジョイントする場合は、貴重品に注意する必要があります。


もし、ゴルフクラブや貴重品などを「紛失」してしまっても、ゴルフコース側は、一切、責任を負ってくれません。

万が一のことを考え、日本で「海外旅行保険」に必ず加入しておくこと。

”ゴルフクラブを自分で置き忘れた場合”は、「海外旅行保険」の保険金はおりませんが、クラブの盗難や破損の場合は、保険金がおりると思います。
現金やクレジットカートなどについては、盗難の場合でも保険対象外。
保険内容などの詳細は、各「海外旅行保険会社」にお問い合わせください。

「JAL-JCB CLUB-Aゴールドカード」付帯の海外旅行保険の場合、
保険会社への保険金の請求には、現地の「事故証明書」が必要となりますが、取得する時間的余裕がなかったり、英語が堪能でない方がいることから、「第三者証明」(同行者の一筆)、第三者がいない場合は、本人の一筆でも可。
保険会社で審査後、認められれば保険金がおりるとのこと。
免責が3000円なので、それ以上の金額請求でないと、無意味です。

ちなみに、日本の「ゴルファー保険」は、海外では適用されませんのでご注意ください。


とにもかくにも、置き忘れしたり、落としたり、盗難されたりないようにすることが重要。

トイレなどに寄る際には、必ず仲間の誰かがカートに残り、交代で行くようにし、グリーン上でパットする際は、カートはできるだけ、ピンに近く、見える位置に停車しましょう。
また、貴重品は、必要最小限のものだけにし、大金やパスポートなどはゴルフコースへ持ち込まないようにするべきです。
また、高価なゴルフクラブなどは、ハワイゴルフへ持っていかないようにしましょう。

仲間同士で、注意しながらプレーすることが大切です。



●リプレイする場合
「リプレイ」とは、1ラウンド終了後に、追加でラウンドすること。

「リプレイ」する場合には、カート返却時に、スターターに、”Replay”と言いましょう。

ラウンドが終了してカートを返却すると、通常はスターターがゴルフバッグを降ろしますが、「リプレイ」する場合、同じカートを使用することが多いので、ゴルフバッグをそのまま積んでおいてくれます。
もし、カートチェンジする場合は、積み替えてくれます。

スターターにリプレイする旨を伝えたら、チェックインをするためにプロショップへ行きますが、その際には、貴重品はカートに置きっぱなしにしないで、忘れずに持っていきましょう。


「リプレイ」をする方法については、以下の関連事項を参照してください。

 ■関連事項
  → ハワイゴルフ A to Z 「リプレイする方法」



●翌日以降プレーする場合
翌日や2日後、3日後などに、同じゴルフコースでプレーする場合、スターターにその旨を言っておけば、ゴルフバッグをコースで保管してくれます。
もちろん、次に同じコースでプレーする前に、他のコースでプレーする場合は、ゴルフバッグを受け取り、持って帰りましょう。



●ゴルフバッグの受け取り
カートを返却する際、スターターが、ゴルフクラブをきれいに拭いてくれたら、チップをあげましょう。
1〜2ドルくらいあげればOKです。

日本のゴルフ場では、クラブをキャディーなどのスタッフが拭いてくれるのがあたりまえですが、ハワイでは、スターターがいないコースはもちろん、スターターがいても拭いてくれないところもあります。
日本では、スタッフがクラブを拭かないと怒る人がいますが、ハワイでは、拭かないところがあるので、けっして怒らないように。
クラブの汚れが気になる方は、自分で拭きましょう。


ゴルフバッグの受け取り方は、以下のいずれか。
ハワイでは、日本のゴルフ場のような「引き換え券」はありません。

●多くのコースでは、カートを返却すると、スターターが、ゴルフバッグをカートから降ろしてくれます。
ムニシパルコースなどのスターターがいないコースや、ローカルコールでは、ゴルフバッグを降ろしてくれませんので、その場合は自分で降ろします。
降ろしたゴルフバッグを、自分でかついで、パーキングまで運んでいきます。
コースによっては、スターターが「BAG DROP」のところまで運んでくれるところもあります。
その場合は、車を「BAG DROP」までまわし、自分でゴルフバッグを積みます。

●カートを返却する際、スターターが、”車で来てるなら、カートでそのままパーキングまで行っていいよ!” と言ってくれたら、カートでパーキングのレンタカーのところまで走行し、自分でゴルフバックを降ろします。
ゴルフバッグを降ろした後、誰かがカートをスターターがいるところまで返却しに行きましょう。
くれぐれもカートをパーキングに置きっぱなしにしないように・・・。


【ゴルフツアー会社を利用の場合】
 オアフ島で、ゴルフツアー会社の「送迎付ツアー」を利用する場合、ツアー会社スタッフが、まとめてゴルフバッグを受け取り、送迎車に積んでくれます。
 ただし、ゴルフバッグを間違ったり、積み忘れする可能性がゼロではないので、各自で自分のゴルフバッグが積まれるかを確認しましょう。



●そのほかには
ハワイゴルフでは、プレー料金は先に支払っているので、カートを返却した後は、何もしなくてOK。

サインをしたり、 終了したことをプロショップに告げるようなことは、一切ありません。
ゴルフバッグを受け取ったら、レンタカーに積み込んで、帰るだけです。


時間に余裕があったら、すぐに帰途につかず、必要に応じて、以下のようなことをしていくこともできます。

●プロショップで買い物
 ハワイの多くのゴルフコースでは、プロショップに、通常のゴルフ用品のほか、オリジナルロゴマーク入りのグッズを販売しています。
 自分や友人へのおみやげに、購入していくのもいいでしょう。
 ただ、「トワイライト」でプレーの場合は、ラウンド終了する頃には、プロショップがクローズされていることがあるので、おみやげは、スタート前に購入しておきましょう。

●レストランで食事
 ハワイのゴルフコースのクラブハウスには、ほとんど「レストラン」があります。
 レストランの多くは、海が見えるところなど、景観がいいところにあるので、レストランで食事をしてから帰るのもいいでしょう。
 できれば、アウトサイド(テラス)席がおすすめ。
 ハワイの心地良い風を受けながら、食事がとれます。
 帰りにレンタカーを運転する人は、くれぐれも飲酒しないように。
 レストランでの料金の支払い方法などについては、以下の関連事項を参照してください。

●スナックショップで軽食
 スナックショップがあるところなら、プレー終了後に、サンドウィッチやホットドッグなどの軽食を摂ることもできます。
 軽食は、スナックショップ近くなどにあるベンチなど、そこらへんで食べることができます。
 早めの時間のスタートであれば、軽食を食べながらプレーするのは慌しいので、プレー終了後に昼食を摂るのがおすすめ。

●トイレ
 オアフ島の場合、帰りの道路で渋滞している可能性があるので、帰途につく前には、できるだけトイレに行っておきましょう。

●シャワー
 ハワイゴルフでは、アコモに戻ってから、シャワーを浴びるのが基本です。
 ただ、汗をかいて、どうしても浴びたい場合や、帰国日にゴルフする場合など、シャワーを浴びたいこともあると思います。
 シャワーがあるコースであれば、シャワーを浴びてから帰ることも可能です。

●着替え
 ハワイゴルフでは、プレー終了後にも着替えずに、そのまま帰途につくのが基本。
 ただ、けっこう汗をかいた場合、帰りにどこかえ寄り道したい場合など、替えの服を持っていっていれば、着替えることもできます。
 ただ、ロッカールームがないコースでは、レストルームで着替えるしかありません。


 ■関連事項
  → ハワイゴルフ 基本事項 「プロショップ」
  → ハワイゴルフ 基本事項 「レストラン」
  → ハワイゴルフ 基本事項 「スナックショップ」
  → ハワイゴルフ 基本事項 「シャワー」
  → ハワイゴルフ 基本事項 「着替え」


【ゴルフツアー会社を利用の場合】
 ゴルフツアー会社の「送迎付ツアー」を利用の場合、プレー終了後に、時間の余裕があるかはわかりません。
 団体行動となるので、必ず、ツアー会社スタッフに出発時間を確認してください。



●帰途へ
ゴルフバッグをレンタカーに積み込んだら、車に乗り込み帰るだけ。
帰りに、まっすぐアコモまで戻ってもいいですし、そのまま、観光、ビーチ、ショッピング、レストラン、ファストフードなど、どこへ立ち寄ってもいいでしょう。

ゴルフ帰りの運転は、眠くなることがあるので、充分に気をつけて運転してください。


【ゴルフツアー会社を利用の場合】
 ゴルフツアー会社の「送迎付ツアー」を利用の場合、送迎車に乗りむだけで、ステイ先のアコモまでは運んでくれるので、送迎車内で眠っていてもかまいません。




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