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2001年2月10日にラウンド。2回目。 以前までは、”プリンスヴィルリゾート プリンスコ−ス” という名称でしたが、現在は、”プリンスヴィルゴルフクラブ ザ・プリンスコース”。 2回目のラウンドでしたが、やはり、もの凄いコースです!(^^ なんといっても、コースレイアウトがスケールが大きく、豪快!といった感じがします。 設計は、ロバート・トレントジョーンズ・Jr.。 トータル距離と、コースレート、スロープレートは、↓。
MENSレギュラーである、ALIIティー(ホワイト)からでも、たっぷり距離があります! この日は、日本人の年配の夫妻とのジョイント。 今回もRYOはALIIティー(ホワイト)からラウンドしました! このコースの特長は、まず、距離が長く、谷越えも多く、ブッシュやジャングルに囲まれていて、コースレイアウトが、ただでさえ難しいこと。 OBの ”stake(杭)”もあまり、見当りません! つまり、谷やブッシュに入ったボールは、ロストボールとなるわけで、打ち直しとなります。 ドロップエリアは、たしか、なかったと思います。 そして、より、このコースの難易度を高めているのは、フェアウェイのスロープ(傾斜)が、かなりあることなのです!(^^; フェアウェイにボールを運んでも、かなりのうねりがあり、ダウンスロープ、アップヒル、サイドヒル、またそれらの複合のライとなるため、ティーショット以外で、フラットなライから打てるところは、ほとんどないといってもいいでしょう!(^^; さらに、このプリンスヴィルエリアは、雨が多い地域であるため、ライが ”wetty(濡れている)”であることが多いのです。 ”wetty”な状態というのは、カジュアルウォーターか、カジュアルウォーターにならないギリギリくらいの状態!といった感じ。 カジュアルウォーターの救済を受けるとしても、どこにドロップしても、ほとんど同じ状態なので、結局はそのままショットするはめになります。 このような、スロープ&”wetty”からのショットが、このコースの難しさを倍増させているといえます!(^^; さらに、難しいことに、”谷越え”は、セカンドショットやサードショットなどのホールの途中にあることです。 ”谷越え”の幅自体は100ヤード程度であったとしても、ティーショットやレイアップしたショットが、谷の手前ギリギリでボールが止まったり、ギリギリに止めるショットを打てないからです。 たとえば、ボールのポジションが、谷の手前50ヤードくらいあれば、150ヤード以上のキャリーが必要な”谷越えショット”を打たなければなりません。(150ヤードのショットではギリギリで越えることになるので、実際には160ヤード以上。) そして、その”谷越え”はすべて、スロープ&”wetty” からのショットとなるため、150ヤードといえども、容易ではないのです。 ダウンヒル(左足下がり)でサイドヒル(つま先上がり)といった複合したスロープのライからの150ヤードの”谷越えショット”は、いいスイングするだけでなく、視覚的プレッシャーにより、力みやすく、ほんとに難しいのです。 谷に落ちてしまったら”ロストボール”なので、何度も打ち直すことになり、スコアが”雪だるま状”になってしまうことも充分にあることでしょう!(^^; スイング技術だけでなく、ほかにも、そのようなライからの正確性や方向性、また、自分の力量と向き合って、どのように攻めていけばいいかを考える戦略性、さらに、冷静な判断力、ロストボールになったとしても、落ち込んだり、くさったりしない精神力などが要求され、”運”を含めて、”自分のゴルフをすべて試されるようなコース”というように思えるRYOでした!(^^; さらに、このコースのラフの芝は、”モンドグラス”という、太さが1センチくらある芝?で、とても"芝”の種類とは思えないものです。→ この芝は、日本では経験することのないものなので、ラフに入ると、脱出がたいへんなことはいうまでもないでしょう! この太い芝は、非常に硬くて強く、クラブを振り抜かせてくれないわけです。(^^; また、どうみても”雑草”というような草のラフもあります。→ コースコンディションですが、フェアウェイ、グリーン、ティーグランドはバミューダグラスで、こんな雨の多いエリアなのにもかかわらず、非常によくメンテナンスされています。 ”wetty”な状態が多いですが、芝の状態としては、けっこういいといえます。 ほとんどコース内は”wetty” であるため、カートでフェアウェイを走行することはできません。 すべてカートパス(カート道路)を走行することになります。
スターティングホールは、やや打ち下ろしのパー4。 ALIIティーからで、408ヤード。 形状は、逆S字形。 ティーグランドにたつと、いきなり、”うっ!狭い!!”と、驚いてしまいます!(^^; かなりプレッシャーがかかる、タフなホールです。(^^; ティーショットでは、右サイドのブッシュエリア(入ったらロスト)が近く、ホールの幅は非常に狭くなっています。 さらに、逆S字形になっているので、ティーショットで、真っ直ぐ打ってしまうと、奥のブッシュまで突き抜けてしまう可能性もあり、ドライバーを手にするのは、けっこう勇気がいるホールです。 さらに、難関がもう1つ。 ホール形状が、最後に左へ曲がっていて、セカンドショットは、”谷越え”。 グリーンのすぐ手前から左奥が谷になっていて、底にはクリーク(天然の川)が流れています。 この谷自体は小さく、深くはないのですが、ティーショットでいいポジションまで運んでいないと、2オンするには、かなりきびしい距離が残ります。 そのため、たとえティーショットがよかったとしても、残り距離やライによって、セカンドショットで2オンを狙うか、レイアップするかを選択する必要があります。 ←グリーン手前から奥へと流れているクリーク。 激しい雨が降った後なので、水は濁った濁流となっていました!(^^; 前回も、こんなでしたので、きれいな水が流れていることなんて、ないのかも??? 今回、到着してすぐのティータイムとなってしまい、ウォームアップもせず、いきなりのスタートとなってしまったRYOは、勇気をもってドライバーでティーショット。 まずまずのショットだったのですが、右サイドギリギリでブッシュに入ってしまい、打ち直し。 さらにそのあと、グリーン手前の谷にも落として、いきなり玉砕!(^^; やはりこのコースは強引な攻めは禁物! ていねいにレイアップしていかないと・・・と痛感したのでした!(^^;
2番ホールは、右ドッグレッグのパー5。 このホールがまた、とんでもなく難しいホールの1つです!(^^; セカンドショット地点の先で、大きな谷が横切っているのです。 この谷が、左奥へ向かって斜めに横切っているのが、また、たちが悪い!(^^; 谷自体の幅は、いちばん短いところで50ヤードくらいなのですが、ボールのポジションによっては、100ヤードくらいあります。 問題なのはティーショットでのポジションで、ティーショットでは、左サイドは狭く、右は広くなっています。 谷の最短となるのは、左奥いっぱいなので、右に打つと安全ですが、セカンドでは230ヤード以上残り、谷越えは不可能となります。 ALIIティー(ホワイト)からセンター左へ約250ヤードくらい打つと、スロープを利用して、左奥へのベストポジションとなります。 ←セカンドショット地点付近、谷の手前から見たところ。 RYOは、快心のティーショットで、ややドローぎみでセンターへ。 そのスロープで最高のポジションへ!(^^ 前回は、右サイドへ打ち、谷の手前にレイアップしていたので、今回は理想のポジション!(^^ セカンドで谷越え自体は150yくらいでしたが、入れ込みすぎで力んでしまい、4アイアンでのセカンドが谷底へ・・・!トホホ・・・(^^; せっかく快心のティーショットだったのに・・・!(^^; 打ち直しのショットは、谷をクリアしたものの、あーーーーーーあ! またまた玉砕したのでした!(^^;
3番ホール、パー3。 3番ホールで、ようやく、少しホッ!とできるようなホールです。 グリーンの左右にバンカーがありますが、グリーンは大きく、ALIIティー(ホワイト)からでも156ヤードなので、このコースで、いちばんやさしいホールかもしれません!(^^
4番ホールは右ドッグレッグのパー5。 セカンド地点あたりからグリーンにかけて、右サイドに巨大な池があるホールです。 ホワイトティーからは、右の池まで226ヤード。 ←ホワイトティーボックスから見たところ。 左サイドには、2つの大きなバンカー。 ←ホワイトティーボックスから望遠で撮影。 グリーンは、写真のいちばん右。 1つ目のバンカーまでは175ヤード、2つ目のバンカーまでは、228ヤード。 ティーショットで、池をさけて左へ打つと、ちょうどつかまる距離にあるので、よく考えて設計されています。 このクロスバンカーは、2つともけっこう深く、前方のアゴが高いので、もし入った場合は、脱出がやっとになることでしょう! ←前日の豪雨の影響で、バンカーには水がたまっていました!(^^; スタッフが、必死に給水作業してました。 ←右サイドの池の手前から見たところ。 フェアウェイは、右にカーブしているので、この写真で、グリーンは、ちょうど池の奥にあります。
はじめはストレートで、最後に右にドッグレッグしているパー4。 けっこう幅は広いですが、距離がたっぷりあります。 フェアウェイの左右に1つずつバンカーがあるので、注意が必要です。
ストレートで、ゆるやかに打ち下ろしのパー4。 正面奥には海が見え、プリンスコースでは、いちばん海に近いホール。 右サイドは、やや広いですが、左サイドはブッシュが迫っています。 フェアウェイの右サイドには、クロスバンカーが2つ。 ホワイトティーから、218ヤードのところに1つ、その先に1つあります。 また、グリーンは、6コのバンカーにガッチリ囲まれています。 そのほか、左手前には、大きなグラスバンカー。 ←グリーンの右手前から見たところ。 写真の右奥が海。 とはいえ、グリーンの奥を、のぞきこんだら、すぐ海というわけではなく、少し離れています。
ティーグランドが、少し小高いところにあり、けっこうまわりが見渡せます。 左奥には、海も見えて、けっこういい景観! シグネチャーホールの1つといってもいいでしょう! 7番ホールは、谷(ジャングル)越えのパー3。 ティーグランドの前方から左サイドは、全部も谷(ジャングル)なので、グリーンが小さく感じます! グリーンの左に1つ、右に2つ、奥に1つバンカーがあります。 ←谷(ジャングル)の先の、グリーン右手前の花道から見たグリーン。 海が見えて、いい景観です。 写真では、海が近く見えますが、実際には近くはないです。
ストレートのパー4。 かなり両幅が広くて、このコースの中では、いちばん広く感じるホールかもしれません!? ティーショットが、非常に打ちやすいホールといえます。 しかし、フェアウェイの真ん中に、縦に3つのバンカーがあるので、気をつけましょう! 距離的には、3つ目のバンカーはポットバンカーで、ホワイトティーから219ヤードのところにあります。 やっかいなのが、グリーンの左手前にある巨大なブッシュエリア(小森)。 ←写真の中央バンカーの左奥に見えるモッコリとしたヤツです。 円形で、グリーンの3倍くらいの大きさがあります。 この手前からだとスタイミーになりますし、もし入ったら、ロストボールかアンプレヤブルとなってしまいます。(^^;
ほんの少し左へカーブしてますが、ほとんどストレートのパー4。 距離が短く、右サイドは広く見えますが、フェアウェイ右サイドに3つ、左サイドに1つクロスバンカーがあるので、ドライバーでティーショットをする場合、正確性が必要です。 ドライバーなら、左のバンカー越え(ホワイトティーから212ヤード)方向が狙い目ですが、すぐ左がブッシュ(ジャングル)なので、バンカー手前にレイアップするのも、選択肢の1つ。 ←セカンドショット地点付近、右サイドから見たグリーン。 グリーンの左には、U字形のガードバンカーがあります。
左ドッグレッグしているパー5。 このホールも非常に特長的で難しいホール。 ドッグレッグというよりも、ホール形状がU字形になっています。 そう、傘の柄のような形状といったほうがいいでしょう。 ティーショットでは、だいたいまっすぐに打っていきますが、ホワイトティーから226ヤードあたりの幅が、いちばん狭くなっていて、左がブッシュ(ジャングル)で、右にクロスバンカーが2つあります。 左方向へ180ヤードくらいの地点が広いので、レイアップしていく攻め方もありますが、セカンドショットが完全にブッシュ(ジャングル)越えとなってしまうため、セカンドで、どの方向へどれくらいの距離を打っていいのかが、非常に難しくなってしまいます。 セカンドショットをどこへ打つかも、非常に難しく、左サイドへ打ってしまうと、サードショットの距離は短くなりますが、ブッシュ(ジャングル)越え。右サイドへ大回りするような方向へ運ぶと、2つのクロスバンカーが待ち構えており、バンカーを避けても、サードショットはグリーンを狙いやすくなる反面、距離が残ってしまいます。 さらに、グリーンの手前には、4つのガードバンカー、左にも1つバンカーがあります。 ←サードショット地点付近、右サイドいっぱいから見たグリーン。
11番、パー3も、谷(ジャングル)越えのホール。 ティーグランド前方と左はすべて、谷(ジャングル)です。 ただ、こおホールは、距離が比較的短いので、楽なほうといえるでしょう! しかし、グリーンの左半分手前は、すぐ谷(ジャングル)なので、ピンが左サイドにきってあると、やさしくはないでしょう。
このコースのシグネチャーホール。 このホールのティーグランドにたどり着くと、驚くべき光景を見ることになります。 コース内で、いちばん標高の高いところにがあり、かなり遠くまで見渡すことができるのですが、眼下に広がるジャングルを目の当たりにして、”自分はとんでもないところでゴルフしているんだなぁ!!”と痛感することになるでしょう!?(^^; さて、みなさま!! ↑の写真をご覧になって、ティーショットを、いったい、どこへ打てばいいと思いますか??? ティーグランドからは、左方向には海が見えますが、大きく広がるジャングルの中に、わずかに見えるフェアウェイ。 ”おいおい!いったい、どこへ向かって打てばいいの???”と、思わず声がでてしまう、凄まじいホールなのです。(^^; 正解は?といいますと・・・。 実は、↑写真のいちばん右に見えるのが、この12番ホールのフェアウェイです。↓(その左に見えるフェアウェイは15番ホール。) ”え〜!!マジで???” そう、あまりにも狭く見えるのです!(^^; ジャングルの方がはるかに広い・・・! ティーグランドのすぐ前は、崖でジャングル。 フェアウェイは、ジャングルに囲まれた”アイランド”となっているわけです。 RYOは、今回で2回目のラウンドでしたが、2度目でも、”すさまじいホール”だと、あらためて思ったのでした! ティーショットは、ご覧のとおり、ジャングル越えで100フィートの高さからの、豪快な打ちおろし。 非常に狭いので、ドライバーを持つのは勇気がいりますが、意を決してドライバーでティーショット! RYOは、フェアウェイセンターに快心のドライバーショット!(^^ もう最高の気分でした!(^^ 前回はジャングルへ落としていただけに、喜びは格別! し・しかし、このホール、ボールのランディングがよく見えないのでした!(^^; ”おいおい、快心のティーショットを打って、まさかロストにならないだろうなぁ!?”と、ハラハラしながら、カートで下まで降りていきます。 ←カートで半分くらいまで降りてきた、”プリンセスティー(レッド)”付近から見たところ。 ←フェアウェイの右のラフから見たところ。 フェアウェイの段まで降りてくると、ボールは、フェアウェイ右サイドギリギリに発見!! それだけで、けっこう、うれしかったRYOでした!(^^ グリーンまわりはジャングル、そしてクリークがグリーン右脇にあり、セカンド地点からも、かなり狭くみえます。 ところが・・・、この先がまた難関なのです。 このホールのグリーンは非常に小さく、グリーンまわりはジャングル、グリーン手前にはクリークが食いこんでいます。 さらに、このクリークは、グリーンを囲むように、右から奥、左にかけて続いていて、グリーンを一段と狭く感じさせています。 花道は、左手前にありますが、右のクリークへ向かって、かなり傾斜していて、あまりに狭い!! さらにフェアウェイのスロープがきつい! RYOのボールは、せっかくフェアウェイにあったものの、運悪く、DIVOT!に入っていたのでした!(^^; セカンドショットは、安全にグリーン左手前にレイアップするはめに・・。 結局ダボになりましたが、ティーショットが快心だったので、けっこう満足!(^^ ←グリーン右手前のクリーク。 のぞきこんで見ると、けっこう深くなっています。 クリークの手前に、ドロップしたRYOでしたが、これも、かなりのスロープからで、アプローチはやさしくはありません! また今度きたときは、このホールでパーをとるぞ!!と、リベンジを誓ったRYOでした!(^^;
13番ホール。 このホールもシグネチャーホールの1つといってもいいでしょう! 右へ直角に近くドッグレッグしているパー4。 このホールがまた狭い!! ホール全体がジャングルに囲まれていて、途中でフェアウェイをクリークが斜めに横切っている難ホール。 ホワイトティーから、右サイドは184ヤード。左奥方向は、229ヤードを越えるとクリーク。 ドライバーではとても打てません! フェアウェイは、ダウンヒルになっているので、やや左方向へ200ヤードくらい打っていくのがベストですが、そこから180ヤード以上のセカンドショットが残ってしまうので、どのように攻めるか、戦略が求められます。 アイアンでティーショットをすると、セカンド地点では、200y以上残ってしまいます!(^^; ←横切っているクリークを左サイド手前から見たところ。 グリーンは、この写真の右奥。 このクリークは、この先、フェアウェイの右からグリーン奥までつながっていて、グリーン手前で蛇行してくいこんでいるので、グリーンがまた狭く見えるのでした!(^^; グリーン前の花道は、左の数ヤードだけ。そのすぐ左はブッシュです!(^^; セカンドショット地点より先は、やや打ち上げです。 ←グリーンのすぐ右と奥はクリークです。 RYOは、アイアンでのティーショットは、いいポジションに運んだものの、クリークの先にレイアップ。 なんとか3オンして、ボギーで満足のRYOでした!(^^ 実は、このクリークは、この滝からつながっているのでした! グリーンのすぐ奥の滝!! いやー!なんともすごいホールだなぁー!(^^ 日本では、まず味わうことのできないホールといえるでしょう!^^ それほど大きな滝ではありませんが、 人工的な滝でなく、”自然の滝” なので、なんか、”ほんとに大自然の中でゴルフしているんだ〜!”という思いにかられるRYOでした!(^^
谷(ジャングル)越えのパー3。 グリーン左はすぐ崖なので、右サイドが安全です。 ←ホワイトティーのティーボックスから見たところ。 ブルーティー、ブラックティーは、左後方にあり、さらに谷(ジャングル)越えとなります。
このホールもシグネチャーホールの1つ。 S字形をしていて、フェアウェイが谷(ジャングル)で2つに分断されているパー5。 ティーショットとセカンドショット地点から、2回の谷越えとなります。 ←ホワイトティーからのティーボックスから見たところ。 写真の右が1つ目のフェアウェイで、左奥に見えるのが2つ目のフェアウェイ。グリーンがその先に見えます。 ティーショットは、1つ目の谷越え(写真の右方向)で、やや打ち下ろし。 ホワイトティーからで、谷越えは144ヤード。 奥は、250ヤード以上打つと、奥の谷まで突き抜けます。 ←ホワイトティーからのティーボックスから望遠で撮影。 右サイドは広いですが、右へ打つと、セカンドでの谷越えが不可能になるので、狙いは左サイド。 ドロー気味でセンター方向に打てれば、スロープで左サイドのポジションになります。 ところが、ちょっと力んでしまい、ティーショットで谷底へ!(^^; しかし、打ち直しは快心のショット!ベストポジションへ・・。(^^ ”最初からこうやって打てよなぁー!ってんだよー!” (^^; 1打目は忘れることにして、気分新たにセカンド(実際には4打目)。 前回、レイアップしてからのショットで3発くらい谷へ落とした記憶が鮮明によみがえってきました!(^^; ”今度はリベンジしてやるー!” しかし、これがメンタル的に悪く、ダフッてボールは谷底へ・・・!(^^;(ライはWettyでダウンヒルだったんだもーん!・・・いいわけ!!^^;) ←2つ目の谷の手前から見たところ。 左右ともジャングルで、けっこう狭いです。 2つ目の谷の先からは、右へドッグレッグ。 右サイドへと、かなりスロープがきつく、右サイドへボールが転がりやすくなっています。右サイドからのサードショットは、ジャングル(谷)越えとなります。 さて、RYOの、1つ目のジャングル(谷)手前からの打ち直しのショット。今度はジャングル(谷)はクリアしたものの、今度は右のジャングルへ・・!(^^; このコースは、谷やジャングルはOBではなくハザード扱いなので、今度は1つ目の谷の向こうの、延長線後方のラフにドロップ。 グリーンは右奥にあるので、右サイドから打つと、またグリーン手前のジャングル(谷)越えでないの! また、このラフは、1センチくらいの太さの、わけわからん芝?(草)に、完全にクラブがくわれてしまい、吸いこまれるように、またまた谷底へ・・・!(^^;えーーーん!ちっきしょうーーー! このホールだけで4個も谷へ・・・! なんと、”12打”も叩いてまったRYOでした!!(^^; 15番ホールと、16番ホールの間のインターバル。 カートで、ジャングルの合間を抜けていく途中に、こんな川が流れていました! まさに、ジャングルの中!っていう感じ!(^^; ジュラシックパークのロケ地である、カウアイ島ならでは!といった、うっそうとしたジャングルの間のに川。 ”ヴェロキ・ラプトル(恐竜)”でも、ほんとにでてきそうな感じさえします!!(^^;
残りの3ホールは、おだやかなホールになります。 16番は、左へカーブしていて、やや打ち上げのパー4。 これまでのすさまじいホールに比べて、幅もけっこう広いので、ようやく、なんかホッとする感じです!(^^ ←セカンドショット地点付近から。 グリーンは、バンカーの奥に見えます。
ゆるやかに右へカーブしているホール。 フェアウェイは、左へ向かってのスロープ。 ホワイトティーから200ヤードくらいの、フェアウェイの真ん中(やや右より)に、ポットバンカーあります。 ←17番ホールのグリーン。
フィニッシングホールは、右ドッグレッグのやや距離が長いパー4。 右ドッグレッグといっても、各ティーグランドが左方向へ向いているだけなので、ドッグレッグという感じはありません。 ティーショットは、谷(ジャングル)越えですが、ホワイトティーから116ヤードで越えますので、それほど気にはならないホールです。 谷(ジャングル)の先は、左に3コ、右に2コのクロスバンカーがあります。 ティーショットで狙いやすいのは、正面のバンカー(左)なのですが、ホワイトティーから、左のクロスバンカーが200ヤードから230ヤードのところ、右のバンカーは200から220ヤードくらいのところにあり、ちょうど入りそうな距離にちゃんと待ち構えています。 ブルーティーからだと、240ヤードから260ヤードくらいとなり、各ティーからショットをするレベルに合わせて、ちょうど入りやすい距離になるよう、うまく設計されています。 このクロスバンカーも、けっこう深いので、入れてしまうと、パーオンさせることが難しくなることでしょう。 ←18番グリーン。 奥に見えるのは、クラブハウス。 ラウンド途中には、たびたび激しいシャワーにも遭遇し、こんな激闘のラウンドとなりました!(^^; スコアはとてつもない数になったことは、言うまでもありません!(^^; でも今回は、前回に比べていいショットもかなり多く、このコースでパー1、ボギー7とれたので、そのほかは、大叩きしても、けっこう満足のRYOでした!(^^ ”また、そのうちチャレンジしにくるぞ!!”と心に誓ったのでした!(^^ しかし、このコースは、印象に残るすごいレイアウトのホールが多く、とにかくすごいです!(^^ 結局、今回ボールを12個ロストしました!ロストしたのは、全部、ジャングル(谷)です!(^^; このコースは、距離が長く、難易度が高いため、混んでいなくても、通常で1ラウンド4時間30分はかかります!(^^; オアフ島のコウラウGCも谷越えが多く、難しいコースなのですが、似たようなレイアウトのホールが多いこともあり、プリンスコースの方がバリエーションに富んだレイアウトが多く、今回でRYOは、プリンスコースの方が素晴らしい!という印象です!(^^ 今回ラウンドした前日(RYOが到着した日)は、昼間の雨と前夜の豪雨(雷鳴がとどろき、バケツをひっくり返したようなすごい雨だったらしい)のため、プリンスコース、マカイコースとも、コースがかなりWettyとなり、クローズしてたようです。 さらに、この日の朝方までも、かなりの雨が降ったため、コースは、けっこうびしゃびしゃ!ほとんどのバンカーは、砂がほとんどくずれ落ち、”お池”状態でした!(^^; このコースは、人気があるので、日本人もけっこう見かけました。 ほとんどが、プリンスヴィルホテルの宿泊客のようです。 今回、RYOは1人だったので、予約は取らずに、ティタイムをとれましたが、数名でのプレーの場合は、予約をしたほうがいいでしょう。 カート 2人乗り乗用カート。 雨が多いエリアなので、カートのフロントにプラスティック板、両側にビリールカーテンがついています。 カートは通常、2、3、7、11〜15番ホール以外では、90度ルールにてフェアウェイを走行できますが、コンディションが”Wetty” であることが多く、その場合には、カートパスONLYの走行となります。 その日のスターターの指示に従うことになります。 この日は、カートパスONLYでした。 ホール内にスロープが多いため、カートでフェアウェイに入れないと、けっこう疲れます! また、今回、カートにはGPSが搭載されました!(^^ (前回はなかった!) ヤーデージブック ヤーデージブックはチェックイン時にプロショップでもらえます。無料です。 航空写真のヤーデージブックです。(前回、ちょうど在庫切れで入手できなかった!^^;) GPSがあるとはいえ、カートパスONLYの走行であったり、帰国してからコースを思い出せるので、非常にGOOD!(^^ ボールマーカー ボールマーカーは、スコアカード、ティーといっしょに、スターターのいるところにありますので、勝手にもらえます。 バッグタグ バッグタグは、プロショップに言えばくれます。無料です。 NAMEのシールを貼ってくれます! プレー料金 リゾートゲスト料金(ハナレイベイリゾート)で、$145(TAX別)でした。 また、ゴルフパッケージ、ゴルフプログラムという”何日間何ラウンドで何ドル!”という、いろんな種類があります。 詳細料金は、 コースDATA を参照ください。 ドライビングレンジ 60球$5。ですが、プレーヤーは無料。 この日はクローズしてました!(^^; 芝の上から打てるか不明! 写真も撮り忘れました!(^^; アクセス リフェ・エアポートから約50分〜60分です。 リフェ・エアポートからルート51→56を、North方面(Princevill、Hanaley Bay)へ走行して、50分くらいひたすら走行します。 プリンスコースのゲートは、道路沿い右側にあるのでわかりやすいです。→ ちなみに、マカイコースは、まったく別の場所にあります。 ゲートのプレートは石製で、まわりが花に囲まれています。 クラブハウス クラブハウスの前には、たくさんの花が咲いていて、非常にきれいです。 クラブハウスは、非常に素晴らしく豪華。 ハワイのゴルフコースの中では、ベスト5に入るでしょう!(^^ 外壁は、薄いピンク色で、シャレています。 1階の平屋に見えますが、内部は2階あります。 エントランスには、屋根があり、立派です。 プロショップ 非常にきれいで、申し分ありあません。 プロショップのキャッシャー。→ 日本語が話せるスタッフはいませんでした。 ショップ内の床はカーペットで、壁は”木”を基調としていて、落ち着いた雰囲気があり、とてもきれい。 オリジナルロゴ入りのウェア、キャップ、ボール、マーカー、グリーンフォーク、キャディバッグなどのグッスなど、商品の品揃えは豊富です。 そのほか、ゴルフクラブやシューズなど、すべて揃っています。 ロッカールーム ロッカールームは、2階だったな???・・・忘れました!(^^; ロッカールームの入り口にはロックがかかっているので、プロショップのスタッフに言えば貸してくれます。カード式のキーです。 無料です。 ロッカー 木製ロッカー。 上下半々タイプ。 ロッカーキーは、ロッカールーム入り口のカードキーといっしょに、貸してくれたと思います。 シャワー ロッカールームの奥に、シャワーも完備しています。 バスタオルもありました!(^^ ヘルスクラブ&スパ ”スパ” は、プールサイドにあり、外にありますので、”スイムウェア” で入ることになります。 スパは、プリンスコースでもマカイコースでもゴルフのプレーした人は、無料。 プロショップで、”Please!spa!”と言えば、利用カードをくれます。 プレー当日でなくても、数日間利用可能。 ほかに、フィットネスジム、マッサージ、スキントリートメントなどがあります。 ジム以外は、たぶん別料金だと思います!? クラブハウスの外にあるプール。→ レストラン クラブハウスの2階にあります。 利用はしてないので、メニューなどは不明。 プロショップから、コース側にでるところ。→ 2階に上がる階段があります。 階段の下には池があり、噴水がでていました! けっこう金かけてます!(^^ 階段を上がって、2階から見たところ。→ その他の設備 エアガンがあります! 日本では、ほとんど(全部?)のコースに、シューズの汚れを落とすための ”エアガン”がありますが、実は、ハワイのゴルフコースには、ないのです。 その”エアガン”が、このコースにはありました!(^^ 雨が多いエリアなので、シューズが汚れるので、その配慮と、きれいなクラブハウスの床が汚れないようにするため!装備しているのでしょう!
コースロケーション:A ジャングルの中のコースで、海は少ししか見えませんが、”ジュラシックパーク”にでてきそうなジャングル、天然のクリークや滝など、スケールが大きく、ある意味、すごいロケーションなので、A としました。 コースコンディション:B 全体的には、かなりの雨が降ったわりには、水はけもいいほうで、まずまず。 前回ラウンドした時よりも、かなりよかったです。 フェアウェイ(バミューダグラス):B かなり激しい雨が降ったわりには、コース全体の水はけは、まずまずといえます。 しかし、それでも、ほとんどの場所が、かなり ”wetty(カジュアルウォーターか、カジュアルウォーターギリギリくらい)”でした。 芝の状態としては、やや芝が薄いところが一部あったものの、全体的には、まずまずでした。→ グリーン(バミューダグラス):B まあまあ。けっこう速いグリーンでした。 (前回はエアレーションで砂入りだった!^^;) ティーグラウンド(バミューダグラス):B まあまあ。 ラフ(モンドグラスなど):B ラフはバミューダグラスではなく、太い草(モンドグラス・・メンテナンススタッフに聞いたら、そう言っていました。)。 野芝よりも太く強い草です!これって、芝の種類?かは不明! とても、”芝”とは思えませんが・・・。(^^; ラフには、ほかに、雑草?みたいな草のところもあります。→ これは、どうみても、”芝”ではないでしょう!(^^; コースレイアウト:特A 非常に難しいですが、ジャングル、谷越え、クリークやバンカーも、よく効いている、よく考えられたコースレイアウトです。 中上級者であれば、やりがいのある、やりごたえのある、ぜひとも攻略したいと思わせるような、おもしろいレイアウトといえるでしょう。 快適度:B ジャングルや、天然のクリークや滝などの、スケールの大きな景観は楽しめます。 しかし、コースが難しく、好スコアは望めないため、”快適”とまではいえないかな?といった感じ。 また、雨が多いエリアで、コースコンディションが、かなり ”wetty” であり、シューズ、パンツ(ズボン)などは、ものすごく汚れます!(^^ 難易度:特A ホワイトティーからでも、距離がたっぷいあり、非常に難しいと思います。 さらに後方のブルー、ブラックティーからは、さらに難しいことでしょう! フルバックのプリンスティー(ブラック)からのスロープレートは、145。 上級者では、病み付きになってしまうかもしれません!?(^^; グリーン難易度:B スピードは、それほど速くないですが、アンジュレーションは、けっこうあるので、やさしくはありません。 おすすめ度:A とにかく、スケールが大きいものすごいコースなので、ハワイのゴルフコースの中で、1度はプレーしてもらいたいコースの1つです。 特に上級者には、超おすすめ! しかし、初心者、初級者には、まったくおすすめできません!(^^; 総合評価:A 前回は、グリ−ンがエアレーション時期で砂入り、コンディションも今一(マカイコースの方がよかった)だったことと、あまりにもコースに叩きのめされてしまったこともあり、ランクをBとしていましたが、今回はコンディションが前回よりもよく、2回目のラウンドということもあり、やればやるほど、挑戦意欲をかきたてられることを実感!(^^ 是非、またチャレンジしに来たいので、Aにランクアップしました!(^^ |
1997年9月24日にラウンドしました。
総合評価:B 今回は、グリーンにエアレーション、雨のあとでぬかるんでいて、コースディションは今ひとつでCとしたいところですが、日本では考えられないようなスケールの大きさ、ジャングルに、Bとしました!^^ |