The Dunes at Mauilani
      ザ・デューンズ・アット・マウイラニ

2006年9月23日ラウンド(2回目)。



以前ラウンドした時は、けっこうオープンしてまもない頃だったのですが、今回は、かなりコースコンディションが悪くなっていて残念でした!(^^;


今回は、偶然?にも風がありませんでした!








総合評価:C
 コースコンディションが、2001年よりかなり低下していたのて、B→C に ランクダウン。
また、今回、数ホールがクローズされていて、エキストラホールを使用していたのが残念でした!







2001年9月11日にラウンド。

1998年?にオープンしたマウイ島で一番新しいコースです。

”デューンズ”とは、”砂漠”というような意味があるらしく、マウイの砂漠地帯に造られたコース!といったところ!
コースがある場所は、”マウイラニ”という住宅地の近くにあり、フラットなコースを予想していたのですが、まったく予想とは異なるコースでした!^^;

このコースは、”セミプライベート”ですが、ビジターでも予約なしで問題なくプレーできました。
この日、友人が1日休養していて、1人でこのコースへ来て、ポールとジョンというアメリカ人とのジョイントでのプレー。

1番ホールは、広々としています。
右サイドに大きな池がありますが、このホールでは、ほとんど関係なし(18番グリーン手前から右にかけてある池と同じ。)。
伸び伸びとドライバーでティーショットを打つことができるでしょう!^^

こんなホールが続くのかと思ったら、大間違い!^^;
それ以降のホールは、だんだん狭く、アップダウンが激しく、非常にトリッキーなホールが姿をあらわしたのでした!^^;

それに加えて強敵は、”WINDY”。
場所的にマウイの2つの山(ハレアカラとウェストマウイ)の間にあり、風が吹きっさらしになるため、スタッフに聞いたところ、このコースは、AM、PMに関係なく、いつも強風!とのことです!^^;
この日も例外ではありませんでした!^^;

1番ホールは、広々としたので、風はあまり気になりませんでしたが、2番ホール以降は、幅が狭いので、ちょっとボールがそれるだけで、ボールはコース外に・・。^^;
ホールのまわりは多くがブッシュ。入るとロストボール。
外周(住宅エリア)や工事エリア(建売住宅をたくさん造成している)はOB。

はっきりいって、かなり狭いホールが多いので、ドライバーを持つ気にはならなくなることでしょう!?^^;

ドッグレッグやS字形ホールもあり、狭いのでセカンドショット以降でも、気がぬけません!^^;

さらにこのコースの特長は、非常にバンカーがたくさんあることです!^^;
しかも、ほとんどがポットパンカー。
砲台系グリーンも多く、直径3mくらいのポットバンカー群が非常に効いています。
ポットバンカーは深さ1mくらいですが、グリーンに近い側が直角に近いので、壁のようです。壁の近くにボールが止まった場合には、1発での脱出は不可能。
パターで後ろ(バンカー内ですが)へ転がすか、アンプレアブルで同じバンカー内にドロップするか?となります。
まさに全英オープンででてくるようなバンカーでした!^^;

そのほかに、このコースには、”ウェスティンバンカー”があります!
”ウェスティンバンカー”とは、”芝を植えていない自然そのままの状態のエリア”のことです。(オアフ島のザ・リンクス・アット・クイリマにもありましたが・・)
このデューンズの”ウェスティンバンカー”は、雑草も生えていない砂漠エリア!
ホール内や、まわりのところどころにあるのです!^^;
砂はバンカーの砂に近いので、そこにボールが入ると、アゴのないバンカーといった状態になるわけです!^^;

まわりに、住宅をたくさん造成しているところで工事してましたが、やはり、この周辺は工事のせいでなく、”砂漠”のように、砂だらけでした!^^;
”デューンズ”という名称は、ここから来ているのでしょう!^^;
このようなコースを、”リンクス”というんでしょうか?^^;


コースコンディションは、非常にGOODでした!^^
全面バミューダグラス。
フェアウェイはフカフカで、非常によくメンテナンスされているといえます。
今回、各ホールのグリーンの半分がエアレーション中。
カップがきってない側半分に砂が薄くはいってました!^^;
その時期にあたらなければ、コンディションとしては申し分ないでしょう!
グリーンのスピードは、バミューダグラスとしては普通くらい。
芝目は効きます。


今回RYOは、メンズレギュラー(ホワイト)からラウンド。
トータルで6400yあり、かなりタフです。

シグネチャーホールは、5番のショートホール。
チャンピンオンシップティーからは210yで、2つの池越えになります。
レギュラーからでも約180y。
ピンがグリーン手前いっぱいにきってあり、そのまん前に、ポットバンカー1つ!^^;
グリーンは奥から手前にかけて、かなり傾斜しています。
非常に美しいホールですが、強風もあることから、非常にタフといえます!^^;
グリーン奥のスロープにぶつけるくらいのつもりで打ちたいところですが、かなりの下りパットとなるので、2パットでは困難。
それよりも問題なのは風の計算です。

これまでのホールとティーグランドの感覚では、フォローだったのです。
RYOは、4アイアンで快心のショット。
ボールはピンに向かって真っ直ぐに飛んでいったのです。
フォローであれば、グリーンに乗っているであろう!という当たりだったのですが、な・なんと、ボールは、池へ・・・!えーん!^^;なんでぇー!???^^;
風が巻いているのかよくわかりませんが、くやしかったです!^^;
そのあと池の手前(最終通過点延長戦後方)にドロップ。
約50y。SWでいい感じに打てたのですが、それが、20センチくらいショートし、ポットバンカーへ入ってしまったのでした!^^;
うっそーだろー!^^;風??
しかも、ボールは壁側へ。
無謀にも、フェースを真上に向けて、バンカーショットを試みました!
まさに無謀でした!^^;出るわけがありませんでした!^^;
全英オープンでガルシアだって、パターで後ろへ転がしていましたものね!^^;
そしてアンプレアブルして、バンカーの後方2クラブへドロップ。
(目玉になりませんでしたが、なるかもしれないので、パターが懸命でした!^^;)
そして、ようやくバンカーから脱出しましたが、グリーン奥のスロープへ。
ものすごい傾斜のアプローチ。そして下りパットは3パット!
なんと、ショートホールで、”11”も叩いて沈没してしまったのでした!^^;
ちっきしょー!!!!^^;


 番は、ものすごい打ち下ろしのミドルホール。460yもあります!^^;
途中のスロープから、250yあたりから急激に下りになっています!
幅が狭い!しかも、強烈なアゲインスト。
スロープの先までいけば、2オン可能です。

RYOは、低弾道ドライバーショットをうまく打てましたが、強烈なアゲインストでスロープの下までは転がらず。
セカンドをレイアップ。残り140yを快心のショットでピンそば3mにつけ!パーをとり!大満足でした!^^


次の  番は、その折り返しのロングホールで、サードショット地点あたりから、ものすごい打ち上げになるホール。
まさに"城攻めホール”といえます。
"城攻めホール”というのは、”お城のてっぺんにグリーンがあり、お城の頂上へ向かって攻めていく!というようなホール!をそう呼んでいて、RYOがゴルフをはじめた頃、先輩に聞いた呼び名なのです。
山岳ホールの多い日本には、このような "城攻めホール”がよくあるのですが、まさかハワイにもあったとは・・・!^^;
サードショット地点以降は、かなりのスロープのため、カートのフェアウェイ乗り入れ禁止!
カートを1人で使用していたので、ボールがグリーンまでとどかなかったため、もう大変でした!^^;


  番ミドルホールは、やや打ち上げ。350yくらい。
スロープの先はまったく見えないブラインドホール。
RYOは、ティーショットでミスして、ティーグランド下の砂漠エリア(ここは雑草がたくさんはえていた!)へイン!^^;
そこからは脱出だけ。
3打目。ヤーデージブックを見ずに、スロープの向こう側へ真ん中へ5アイアンでナイスショット。
スロープの先へ行ってみたら、びっくり!
グリーン手前に超巨大な谷になっているウェイスティンバンカーがあったのです!^^;
深さは20mくらいはあるでしょうか?中には雑草も生えています。
ボールは、そこのギリギリ手前に止まっていました!^^
しかし、ものすごいダウンヒル(左足下がり)のラフから、その谷を越えなくてはなりません!距離は60yくらい。
上手く打てたのですが、ボールはギリギリで谷を越えた!と思ったら、
ボールが戻ってきて、その谷(ウェイスティンバンカー)に転落!^^;
幸い、底までは落ちずに、途中の砂漠エリアにノールがストップ。
しかし、グリーンは砲台系。10mくらいの打ち上げ。
ライは砂地で、ものすごい左足あがり。
そこから、打ったショットは、やっと脱出しただけ・・・!^^;
おお叩きとなったことは言うまでもありません!^^;


こんな具合に、ものすごくトリッキーで、強風のある難しいコースでした!^^;



コースのまわりの景観は、工事中のところも多く、今ひとつのところもあります。
樹木は少なめで、どちらかというと、殺伐とした感じ。
”マウイラニ”という住宅地沿いのホールもありますが、リゾートのコンドミニアムのような景観とは異なり、景観としては今一。
しかし、遠くにウエストマウイやハレアカラ、マウイのノースサイドの海が見えるホールもあります。



クラブハウスは新しく、非常にきれいです!^^
レストランは、室内とテラスがあり、GOODでした!^^


プロショップには、少し日本語が話せるスタッフがいて、非常に親切でした!^^
コースは比較的空いている方だと思います。
予約はしてませんでしたが、この日は1人だったので、すぐティータイムをとれました!^^
ほかの日本人は誰もいませんでした!

ヤーデージブックは、プロショップかスターターが無料でくれます。



コースの場所は、非常にわかりやすく、ルート  沿いに入り口があります。
カフルイ空港方面から進むと、右側にコースが見えます。
コースを過ぎて、緑色のフラッグが何本か立っているところの右折ラインに入り、右折するとすぐです。
「地球の歩き方」の地図には、このコースの入り口が記載されていないので、マウイラニの街からしか、コースへ行けないのかと思ったら、全然入り口がわからず、近くで30分も迷ってしまいました!^^;
帰りに、来た道路と違う道を通ったら、ルート30沿いに入り口がありました!^^;


詳細コースデータは、こちら へ。








RYOのインプレッション
NO GOOD        GOOD
ロケーション  ★ ★ ★ ★ ☆ ☆ ☆
コンディション  ★ ★ ★ ★ ★ ★ ☆
レイアウト  ★ ★ ★ ★ ★ ☆ ☆
快適度  ★ ★ ★ ☆ ☆ ☆ ☆
やさしい        難しい
難易度(WHITEティーから)  ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
グリーン難易度  ★ ★ ★ ★ ☆ ☆ ☆
今一         おすすめ
おすすめ度  ★ ★ ★ ★ ☆ ☆ ☆

総合評価:B
 コンディションはよかったですが、かなりトリッキーです。
非常にタフなコースなので、初心者にはおすすめできません!
料金が安いので、みなさんも一度はチャレンジしてみては?^^;
RYOは、もういけなくてもいいかな?といった感じ。(^^;