ハワイゴルフマニュアル

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ホノルルカントリークラブ

2001年2月14日にラウンド。

オアフ島にあるプライベートコースの1つ。
1976年オープンで、フランシス・デュアン&アーノルド・パーマーの設計。


あるガイドブックや、HPなどの紹介では、”オアフ島一のウォーターコース!”と掲載されていました。

そのような先入観があってラウンドしたので、池がらみのホールばかりだと思って、期待していったのですが、実際にはまったく想像とは異なるものでした!(^^;



このコースがある一帯は、”ソルトレイク”と呼ばれる巨大な池がある湿地帯。
コースはその中に造られ、全体のコースマップを見てみると、その”レイク”の中にコースをレイアウトしているようにも見えます。

それにより、コース内には、”ウォーター”エリアが多く存在しています。
池というか沼というか、多くがコース内を入りくんでつながっているのです。

ところが、実際には、”ウォーター”は、コースのまわりや各ホールとの間をぬうように存在しています。
ホールと池の間が樹木でセパレートされていて、池があまり見えないところが多くなっています。



プレー上でのレイアウトとしても、残念ながら、あまり池がからんでいませんでした!(^^;
”ウォーター”の多くは、ホール内のほとんどショットに影響しないような、たとえば、グリーンとティーグランドの間や、ティーグランドの脇などの、”ここにボールが飛ぶことはないだろう!”といったところにあります。




コースの敷地内の”ウォーターエリア”の面積の占める割合は多いので、その意味では、 ”ウォーターコース”といえるのかな??(^^;

ただ、大きくショットに影響を及ぼすような、池がらみのホールという印象のホールは、9番と、ほかには2ホールくらいで、ちょっと期待ハズレでした。


ホール間に入りくんでいる池には、日本では見たこともないような魚がいました。
また、いろんな野鳥も・・・。




コースは、全体的にフラットな林間コースいった感じ。

レイアウトは、やや池がらみのホールがあるものの、ハワイのコースとしては、至って平凡といえるでしょう。

コースのまわりには、ホノルル市街の高層マンションのビル群(ハワイでは”マンション”という呼び方するのかな???)や民家が建ち並び、なんとも不思議な雰囲気。


しかし、コースの外周に広がっている池には、なぜかスーパーマーケットの買い物用カートが落ちていたり、民家の排水をたれ流している汚い光景が見られ、雰囲気が台無しにしていたのは残念!(^^;


実は、今回のラウンドでは、2ホールが ”芝の全面張り替え工事中”!!

1〜3番ホールまでは、本来の1〜3番であったと思われますが、4番ホール以降は、エキストラホールを使用していたり、プレー順序も変更されていた(4番ホールからは、いくつかのホールで、ティーグランドにあるホールプレート(距離表示板)のホール番号には、上から別の番号を書いた板をはりつけられていた。)ようだったので、どのホールが、本来のどのホール番号なのか、全くよくわかりませんでした!(^^;

18ホールでパー72はありましたが、今回のバックナイン(IN)は、パー3、パー4、パー5が各3ホールという構成で、トータル:パー36。
もしかしたら本来は、パー3、パー5が2ホールという構成かも??
今回のラウンドでは、2ホールがエキストラホール(暫定的に使用するホール)でした。
また、今回使用したスコアカードには、”Temporary Score Card” と印刷されていたので、一時的な、コピーで作成したモノクロ状のもの。


エキストラホールの1つは、今回のラウンドでの10番ホール。
アプローチ練習場の脇にあった、100ヤードちょっとしかないパー3でした。
そこはあきらかに、通常ホールとして造られたものではなく、仮設グリーンを使用しているような感じ。
ティーグランドは、フェアウェイのようなところに、ただティーマークをつけただけのようなホールだったので、すぐわかりました。

あと1つは、仮設のホールプレートがあった、今回の5番ホールなのかな?
ほかのホールにあるような、ちゃんとしたホールプレートがなかったからです。
しかし、あと1ホールは、どこがクローズしているホールなのか、わかりませんでした!(^^;


スコアカードでは、ティーマークは、BLACK:6275ヤード、WHIITE:5753ヤード、GLAY:5258ヤード、RED:4923ヤード の4ヶ所。(今回はエキストラホール使用のため、トータル距離は暫定的のもの)

各ホールのティーグランドには、”花崗岩”製のホールプレートがたっていて、ホールナンバー、距離(ここには3つのみ表示)、簡単なレイアウトなどが記載されています。


この冬の時期は雨期といわれていますが、特にこの1週間くらいは、ホノルルからワイキキあたりは、かなりの雨が降ったようでした。(直前までカウアイにいたので・・)

この日は、曇ときどき雨という、途中でなんどもシャワーに遭遇したがらのラウンドでしたが、コースの水はけが非常に悪かったです!(^^;
フェアウェイ、ラフのほとんどがガジュアルウォーターで、グチャグチャでした!
さらに、カートパスは、かなり水がたまっていて、お池状態!(^^;
かなりの雨が降ったのであれば、仕方ないのかな???



このコースでは、通常、カートは、90度ルールでフェアウェイ走行できるようですが、この日は、このような天候のため、カートパスONLYでした。

芝は、グリーンとティーグランドには、パスパラムグラスを使用。

現在、芝の張り替え作業の途中らしく、9番と12番(今回のホールナンバーで)のグリーンだけバミューダグラスのままで、かなり薄く、泥みたいなグリーンのため、転がりが他のグリーンとは全く違いました!(^^;


パスパラムに貼り替え済の、ほかのグリーンは、きれいでした!(^^

フェアウェイとラフは、バミューダグラスとパスパラムグラスのミックス。
ミックスといっても、まだらになっています。

バミューダグラスのの部分は枯れていたり、薄くてベアーグランドみたいになっていたりしているところが多く、パスパラムグラスの部分はけっこういい状態でした。

どうせなら、フェアウェイも全面パスパラムグラスにすればいいのに・・・!


風呂といい、寿司屋といい、日本人を非常に意識した設備です。
現在はどうかわかりませんが、設立時のオーナーが日本人だったらしいです・・・。



このコースは、プライベートコース(メンバーシップコース)なので、プレーするには、基本的にメンバー同伴または紹介が必要となります。
そのため、ビジターが、飛び込みでのプレーや予約をとることはできません。
しかし、「ABCゴルフツアーズ」をはじめ、いくつかのゴルフツアーエージェントでは、取り扱っているので、プレーすることは可能です。

今回、RYOは、「ABCゴルフツアー」を利用し、$90でした。


コースは、ホノルルエアポートから5分くらいの住宅地の中にあります。
コースの看板は、ほとんどなく、入りくんだ道路を通るため、自力でコースへ行くには、非常にわかりづらいです。
ゴルフツアー会社を利用し、送迎してもらう方が無難です。

今回、「ABCゴルフツアー」利用で、いっしょにラウンドすることになっていた日本人旅行者が、自力でコースに来ることになっていたのですが、コースのすぐ近くで事故ってしまい、レンタカー大破(したらしい)!
コース近くの、特に最初に右折するところがわかりづらいので、慌てていて事故ってしまったらしいです!(^^;

そのため今回、RYOは1人でラウンドすることになったのでした。
この日は、朝までかなりの雨が降っていたせいか?前半のラウンドでは、ほかのプレーヤーはほとんどいませんでした!(^^;
メンバーは、天気の状況をみてからプレーしにくるでしょうから・・・。




■コース設計
 フランシス・デュアン&アーノルド・パーマー

■ホール数、パー
 18ホール Par 72
 OUT Par 36、IN Par 36

■ティーマーク、距離、コースレート、スロープレート
 今回のティーマークは4ヶ所。
 以下に掲載の距離、各レートは、2001年にプレーした時に入手した「テンポラリ スコアカード」に記載されていたもので、本来の距離とは異なっている可能性が高いと思われます。
 このコースでは、ホワイトとレッドティーの間の距離のティーマークは、グレーティー。
 トータル距離は、フルバックのブラックティーからでも6275ヤード、レギュラーティー相当のホワイトティーからは5753ヤードしかなく、かなり短いといえます。ただ今回は、エキストラホールを利用していたためである可能性あり。
 ホールプレートには、ブルー、ホワイト、レッドの3ヶ所の距離しか記載がないので、本来のティーマークは3ヶ所だと思われます。

OUT IN TOTAL Course Rate Slope Rate
BLACK 3182y 3093y 6275y Men:70.8 Men:128
WHITE 2919y 3834y 5753y Men:68.4 Men:123
GLEY 2721y 2460y 5281y Men:66.3 Men:119
RED 2587y 2336y 4923y Women:70.3 Women:119



■ロゴマーク
 「Honolulu」の頭文字「H」の真ん中に、花が付いたロゴマーク。
 ここでは、ロゴマークの色は、ホールプレートに記載されている色にしました。
 ほかの配色のものもあり。
 ちゃんとしたコース名のロゴ文字付きのものがあるのか不明。




■スコアカード
 今回使用したスコアカードには、”Temporary Score Card 12/27/00” と印刷されていて、2000年12月27日から施行されている一時的なスコアカード。
 安っぽい白紙に、コピーで作成したモノクロ状のものでした。
 その中には、エキストラホールも含まれていたり、ラウンド順序が変更されているホールもあるため、本来のホール番号や各ホールとトータル距離が異なっているものと思われます。


※コピーライトの記載なし。


■プレー方法
 プライベートコースのため、このコースのメンバーでない日本人旅行者は、通常プレーできません。
 メンバーに知り合いがいれば、同伴してもらえばプレー可。メンバー紹介でもプレー可能か?は未確認。

 メンバーの知人がいない場合は、取り扱いのあるゴルフツアー会社を利用してプレーできます。
 ただし、プライベートコースなので、状況によってはプレーできない可能性あり。



■予約方法
 このコースのメンバーではない日本人旅行者では予約できません。

 「ABCゴルフツアー」では、このコースを取り扱っています。
 今回、RYOは、「ABCゴルフツアー」を利用して、プレーしました。



■料金
 2001年2月時点での1ラウンド(18ホール)プレー料金(TAX別、カートフィー込)

  18ホールプレー トワイライト リプレイ
ビジター $?
メンバー $?

 ※ビジター料金、メンバー料金とも未確認。
  トワイライト料金、リプレイ料金の設定があるか?は、不明。
  今回は、「ABCゴルフツアー」の送迎付ツアーを利用し、料金は、$90。


 カード:JCB、VISA、MASTER 使用可。


ライダー $?
レンタルクラブ $?
レンタルシューズ $?

 ※上記料金は、未確認。


 以下に掲載の各ホールの距離は、2001年入手の「テンポラリー スコアカード」に記載されているものです。
 ホールプレートには、ブルー、ホワイト、レッドの3ヶ所の距離しか記載がなく、今回の「テンポラリー スコアカード」記載の距離とは異なっています。



No.1 Par 4
 399yard  □370yard 325yard 324yard

1番ホールは、ティーグランド左すぐ前に池があるストレートなパー3。

















この池は、ショットには、ほとんど影響ありません。


















←1番ホールのグリーン。

グリーンやや右手前にバンカーがあります。
















No.2 Par 5
 503yard  □466yard 440yard 434yard

2番は、左ドッグレッグのパー5。


















ティーグランドから見たところ。


















レイアウトでは、ドッグレッグしてから左サイドに池がありますが、ほとんど見えないので、まったくショットには影響ありません。

ドッグレッグした付近から、グリーンを見たところ。














No.3 Par 4
 345yard  □321yard 311yard 380yard



















No4 Par 4
 366yard  □335yard 317yard 306yard

ホールプレートのホールナンバーの部分に、「4」の書いた板が貼りつけてあったので、本来は別の番号のホールだと思われます。














やや右カーブしているパー4。


















No.5 Par 3
 139yard  □114yard 105yard 83yard

一時的なホールプレートでした。
















距離は短めですが、池越えのパー3。
グリーン奥にはパームツリー、さらにその奥に高層マンションが見えるホールです。

いい景観のホールの1つなので、もしこのホールが、エキストラホールだとしたら、もったいないです。


あとから、このコースのHPで、全体のコースレイアウトを見ると、今回クローズしていたホールにコースナンバーがふられてなかったので、そこをエキストラに変更した可能性あり。









今回、工事中でクローズしていたホールの1つ。

3番ホールグリーンの近くにティーグランドがあるパー3です。


















←本来の4番?パー3、と思われるホール。

右手前と左にあり、上写真のプレートによると、ホワイトティーから106ヤードの短いホールみたい。















No.6 Par 4
 321yard  □316yard 306yard 298yard




No.7 Par 4
 404yard  □375yard 347yard 340yard




No.8 Par 3
 219yard  □170yard 163yard 128yard




No.9 Par 5
 486yard  □452yard 407yard 403yard

今回の9番ホール。
ホールプレートに「9」が貼りつけてあったので、本来は別の番号のホールだと思われます。

フェアウェイの左サイドがずーと池のパー5。














グリーンの手前で、池が入り込んでいて、サードショットでやや池越えとなります。
その池は、グリーンを取り囲むように、奥まで広がっていました。












No.10 Par 3
 139yard  □129yard 119yard 110yard




No.11 Par 4
 363yard  □353yard 325yard 394yard




No.12 Par 5
 452yard  □430yard 396yard 341yard




No.13 Par 3
 197yard  □141yard 131yard 120yard


13番は、池越えのパー3。

















ティーグランドの前方左半分が池です。


















No.14 Par 4
 351yard  □329yard 314yard 299yard




No.15 Par 5
 505yard  □485yard 431yard 397yard



No.16 Par 4
 396yard  □360yard 344yard 314yard



No.17 Par 3
 220yard  □180yard 149yard 120yard




No.18 Par 4
 469yard  □427yard 351yard 341yard





←何番ホールの写真か不明。

コース全体のレイアウト図の見比べましたが、両側に池があるホールが載ってなく、わかりませんでした。















←何番ホールの写真か不明。

















■距離表示
 フェアウェイに立っているポール(杭)で表示。
 グリーンセンターまで。


■ヤーデージブック
 なし。



■アクセス
 ワイキキから「H1」を WEST へ。

 「Rute78(モアナルアHwy)」へ入って「2番(Moanalua)」出口で降ります。
 「Ala Napunani 」でフリーウェイの下をくぐり、「Ala Hahanui」を右折。
 そして、すぐに「Ala Puumalu」を右折。

 ワイキキから約20分。

 非常にわかりづらいといえます。












■クラブハウス
 クラブハウスは2階建てで、かなり古く、大きな建物です。

 屋根が赤い瓦で、横長。













 チェックインカウンターは、プロショップではなく、クラブハウスの外側にあり、市営コースみたい。

 スターターも、その中にいました。














 ほかに、”プライベートコース” っぽいと思ったところは、コースの付帯施設として、テニスコートやプールがあることです。

 アフターゴルフなど、ゴルフ以外に楽しむための施設があるのも、メンバーにとってはきっといい環境なのでしょう!










■プロショップ
 クラブハウス内のプロショップでは、通常のハワイのゴルフコースとは違って、チェックインをするところではなく、グッズなどの販売をしているだけでした。

 小さくて、こじんまりとしています。













 プロショップ内は、そこそこきれいになっていて、品揃えもまずまず。


 日本語を話せるスタッフはいません。












■レストラン
 あり。
 クラブハウスの2階には、パーティールームや寿司屋などのレストランがあり、日本の接待コースといった感じです。


■スナックショップ
 あり。
 クラブハウスと少し離れたプールサイド脇にあります。


■スナックカー
 なし。


■ロッカールーム&ロッカー
 あり。

 クラブハウス1階には、メンバー専用のロッカールームがあり、入り口に”Member's Only”と書いてあります。

 ビジターは、入ってはいけない雰囲気だったのですが、レストルームがロッカーの一番奥にあるらしく、スタッフに聞いたら、”入ってもいい!”と言われたので、入ってきました!(^^














 各ロッカーにはメンバーのNAMEがはいっていました。
 日本人か日系人の名前もたくさん。

 ロッカーはメンバー用なので、ビジターは、もちろんロッカーの使用はできません。












■風呂
 あり。

 ロッカールームの奥には風呂があり、入ってもいいか?聞いたところ、”OK!”と言ってくれたので、入ってきました!(^^
 しかし、たいした風呂ではありませんでした!(^^;

 浴槽は、3人〜4人くらいの大きさ。→
 日本のゴルフ場のお風呂に比べたら、あまり大きくはありません。

 浴室の壁、床、浴槽の縁や中はタイル。
 壁には、オレンジ色っぽい色のタイルでした。








 洗い場は4つくらいでした。

 洗い場のセパレータはありません。
 椅子や洗面器は、ありました。

 利用する人は、そんなに多くはないのでしょう!?

 まあ、ハワイではほとんどのコースに風呂がないことを考えると、もちろん、ないよりはいいですが、日本のゴルフコースの風呂と比べてしまうと・・・浴室は狭くて、浴槽は小さいので、たいしたことない!といった印象になったわけです。






■シャワー
 あり。
 シャワースペースが4つくらいありました。→
 それぞれの個室にガラス扉がついています、














■レストルーム
 驚いたのは、レストルームに”ウォシュレット”を発見!
 ハワイで、ホテルなどを含めても、ウォシュレットを見たのは、はじめてです!(^^;
 日本メーカーのものだと思ってたら、なんと、外国メーカーのものでした!
 日本以外のメーカーが製造しているとは思えないので、日本メーカーのOEMの可能性もあります。



■スターターカウンター
 あり。


■乗用カート
 2人乗り乗用カート。
 電動式。

 カート使用時のサインなし。

 クーラーボックス、ディボットボトル搭載なし。
 タオルは未確認。

 フェアウェイ走行NG。
 カートパスONLYでした。


■ドライビングレンジ
 なし。


■チッピングレンジ
 あり。
 ドライビングレンジはありませんが、アプローチ練習場はありました。


■パッティング練習グリーン
 あり。


■ボール洗い機
 未確認。


■ウォーターボックス
 未確認。


■ティーマーク
 円柱をスライスしたような形状で、断面にロゴマークが記載されています。


■ピン・ピンフラッグ
 未確認。


■ホールプレート
 各ホールのティーボックス近くに、石製(花崗岩)のプレートがあります。

 オアフ島の形状に図柄の上に、ロゴマーク、ホール番号、各ティーからの距離、パーが表示されています。
 ホールのレイアウト図も記載。













■バッグタグ
 あり。
 長方形で、真っ黒に、ロゴマークのみが銀色で描かれているタグ。
 黒いので、かなり地味。
 縁部分とロゴマーク部分が光沢の銀色なので、スキャナで読み取れなく、下の写真では、真っ黒みたいな画像となってしまっています。
 有料。$4。
 プロショップで販売。



■プラスティックボールマーカー
 なし。




■コース景観:D
 コース内は、池がらみのホールばかりではないですが、そこそこのホールが池がらみなので悪くなないですが、周囲のビル群や、コース周囲に汚い民家、排水ゴミなどが見えるので、”D”としました。

 ●コースから見たまわりの景観:D〜E
   コースのまわりは、高層マンション群。
   「アラワイゴルフコース」から見える、ワイキキのビル群の雰囲気とは、ちょっと違います。
   ちょっと不思議な景観ですが、あまり良い景観という感じはしません。

 ●コース自体の景観:B〜C
   ”ソルトレイク”と呼ばれる池(湿地帯)の中を縫うようにホールがレイアウトされていますが、樹木にさえぎられて、池が見えないところが多いのが残念。
   とはいえ、いくつかのホールが池がらみなので、それらのホールの景観はまあまあ。
   ただ、5番ホール脇の民家などは、生活観が見えて、景観を損ねています。
   コース内には池が入り組んでいるので、まあまあのところもありますが、5番ホール脇あたりの外周池に、ゴミが散乱していて景観を損ねていました。


■コースコンディション:D
 全体的に、水はけが非常に悪かったのと、芝が薄いところ、多少のベアグランドがあったので、”D”としました。


■フェアウェイ(バミューダグラス&パスパラムグラス):D
 フェアウェイは、基本的には”バミューダグラス”を使用していますが、実際には、”パスパラムグラス”が混在していて、まだらになっています。
 ”バミューダグラス”がハゲてしまった部分に、あとからパスパラムの種をまいた!といったような感じ。

 バミューダグラスだったところ。→

 ”バミューダグラス”のところは、このように、茶色っぽく枯れたようになっていたり、薄くなっていたり、ハゲていたりする部分があって今一。
 また、シャワーがあったせいで、フェアウェイのほとんどが水びたし。
 かなりの雨が降ったようなので、ある程度は仕方ないですが、水はけが非常に悪かったこともあり、今回は、”D”としました。






 パスパラムだったところ。→

 ”パスパラムグラス”の部分は、緑色鮮やかで、きれいな状態でした。
  こんなまだらなら、全面を”パスパラムグラス”に貼り替えたほうがきれいなのに・・・。(^^;










■グリーン(バミューダグラス&パスパラムグラス):B
 今回のラウンド時は、”バミューダグラス”→”パスパラムグラス”への貼り替え作業中で、2ホールだけはまだ、”バミューダグラス”のままでした。
  ”パスパラム”に貼り替え完了していたグリーンは、緑色鮮やかで、まずまずと状態でした。
 バミューダだったグリーンは、やや薄く、茶色っぽくなっていて”C〜D”といったところ。
 おそらく、”バミューダグラス”は、このような状態になってきて、コンディションの維持管理が難しくなり、”パスパラム”へと切り替えたのでしょう!
 ハワイでは最近、塩害に非常に強い品種であり、見た目も緑鮮やかな”パスパラムグラス”が、多くのコースで導入されているようです。


■ティーグランド(パスパラムグラス):B
 ”パスパラムグラス”への貼り替えが、全ホールで終了しており、まずまずの状態でした!


■ラフ(バミューダグラス):D
 けっこう薄いところや、ハゲているところがあり、”D”としました。


■バンカー:
 やや茶色っぽいベージュ色の砂を使用。



■コースレイアウト:D〜C
 フラットで、オーソドックスな林間コースといった感じ。 
 池自体は多いのに、池がらみのホールは意外と少なく、レイアウト的には普通といったところ。


■快適度:D〜C
 ハワイのコースにしては、まあ普通といったところ。


■コース難易度:
 池がらみのホールがありますが、それほど難しくもなく、やさしくもなくといったところ。
 今回は、エキストラホールを使用していたりして、かなりトータル距離が短かったこともあり、ホワイトティーからは、それほど難しくはないと思われます。
 ただ今回は、フェアウェイがほとんどカジュアルウォーター状態だったので、ある意味、難しかったです。


■グリーン難易度:
 まあ普通といったところ。


■おすすめ度:D〜C
 コースとしてはまあ普通といったところですが、水はけの悪さや、今回の今一のコースコンディションであれば、あまりおすすめはしません。
 プライベートコースなので、苦労してまで、わざわざプレーすることもないという印象です。
 

RYOのインプレッション
やさしい                難しい
難易度  ★  ★  ★  ★  ☆  ☆  ☆
NO GOOD              GOOD
コース景観  ★  ★  ★  ☆  ☆  ☆  ☆
コースコンディション  ★  ★  ★  ☆  ☆  ☆  ☆
コースレイアウト  ★  ★  ★  ★  ☆  ☆  ☆
快適度  ★  ★  ★  ☆  ☆  ☆  ☆
おすすめ度  ★  ★  ★  ☆  ☆  ☆  ☆
総合評価  ★  ★  ★  ★  ☆  ☆  ☆



★総合評価:C
 プライベートコースなので、少し門戸が高く、なかなかプレーできない割には、残念ながら、たいしたコースではない!という印象です!(^^;
 まあ、コースとしては、普通のオーソドックスなコースという意味です。
 けっしてひどいコースではありませんが、今回のようなコースコンディションであれば、またラウンドしたい!とは思わないので、”C”としました。
 気楽にプレーできるコースであれば、また訪れたいと思うところですが、ビジターではプレーすること自体が大変なコースなので、苦労してまで、このコースでラウンドしなくてもいいかな!?というふうに感じたのでした。(^^;


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