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2011年9月8日ラウンド。
オアフ島のムニシパルコース(市営コース)の1つです。
これで、オアフ島にある6つの市営コースを制覇しました!(^^
(ただ、アラワイGCのバックナインを除いてですが・・・)
コースは、オアフ島東側のカネオヘエリア、コオラウ山脈の麓の「コオラウゴルフクラブ」の近くにあります。
壮大なコオラウ山脈が見えるのというのは、日本では味わえない景観の中でのゴルフができるものの、海は10番ホールのティーグランドからなど、はるか彼方にほんの少し見えるだけ。
コースは、オアフ島風の林間コースといった感じで、レイアウトは、たいした特長はなく、たいしたコースではありません。
レイアウトは、単調でおもしろみはまったくナシ!(^^;
全体的に幅はそこそこの林間コース風で、多少のアップダウンがあります。
すぐ近くにある「コオラウゴルフクラブ」のような谷越えホールがあるわけでもないので、それほど難しくはありませんが、ホワイトティーからの距離が6524ヤードと長いので、そんなにやさしくもありません。
コースコンディションは、最低!
グリーンこそ、少しはまともでしたが、フェアウェイやティーグランド、ラフは、太さ1センチくらいの雑草?のような草。
おそらく、”セントオーガスティングラス”だと思われます。
葉が太く、硬い草なので、日本人ゴルファーが見たら、どうみても雑草で、”芝”の種類だとはとても思えません!(^^;
また、フェアウェイやラフ、ティーグランドとも、泥が露出しているところも多く、ペケ。
フェアウェイの地盤が硬いのでランはけっこうでますが、フェアウェイの草はベターっとしているので、ほどんど泥の上から打っているみたいな感じです。
2年前に、リノベーションでクローズしてプレーできなかったことがあるので、芝を全面貼り替えたのかと思ったら、貼り替えたのは、どうやらグリーンだけみたい・・・。
グリーンだけはパスパラムグラスになっていて、まともな芝の状態だったことが救い。
市営コース(共通)のプレー料金が値上げされていました!
一般料金は、乗用カートフィー込み(乗用カート1人で使用)だと、$69 もするので、一般日本人観光客は、はっきりいって、行かないほうがいいでしょう!!!
■関連事項
→ ハワイゴルフ A to Z 「ハワイでゴルフをする方法 - スタンバイ」
→ ハワイゴルフ基本用語 「スタンバイ」
→ ハワイゴルフ基本用語 「スタートオフィス」
■コース設計
ウィラード・ウィルキンソン
■ホール数、パー
18ホール Par 72 (REDティー:Par 74)
OUT Par 36、IN Par 36 (REDティー:OUT Par 37、IN Par 37)
■ティーマーク、距離、コースレート、スロープレート ティーマークは2ヶ所。
ホワイトティーがレギュラー相当で、バックティー相当のティーマークはありません。
ただ、ホワイトティーからのトータル距離は6524ヤードもあるので、実質はバックティーに相当する距離。
レッドティーがレディースティー相当ですが、トータル距離が6050ヤードもあり、OUT、INともパー37、TOTALのパー74です。
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OUT |
IN |
TOTAL |
Course Rate |
Slope Rate |
□WHITE |
3358y |
3166y |
6524y |
Men:71.0 |
Men:123 |
■RED |
3078y |
2972y |
6050y |
Women:69.4 |
Women:115 |
■ロゴマーク
このコースの本当のロゴマークは不明。
このコースには、バッグタグ、ボールマーカーがなく、スコアカードにも記載がありません。
右のマークは、プロショップで販売していたオリジナルキャップに刺繍されていたマーク。
とりあえず、これをロゴマークとして掲載しました。
グリーンに鳥が乗っているような絵柄で、その鳥の足が「Pali Golf Course」の「P」になっています。
■スコアカード
横長のスコアカードで、折るとプレーヤー名記入欄がはみ出すタイプ。
白地に緑色の単色。
ボール紙のような感じの紙で、あまり紙質はよくありません。
表紙には、コース全体の簡易レイアウト図が記載されています。
■プレー方法
市営のパブリックコースなので、誰でもプレーできます。
市営コースは、日本人旅行者では、ほとんど予約がとれないので、直接コースへ行き、”スタンバイ(キャンセル待ち)”でプレーすることになります。
RYOは予約せずに行きましたが、平日だったこともあり、ほとんど誰もプレーしてなくて、すぐにプレーできました。
以前はけっこう混んでいたらしいのですが・・・。
ただ、時期や土日祝は、混んでいるのかもしれません。
ムニシパルコースでプレーする方法 → コチラ
■予約方法
市営コースは、日本人旅行者では、ほとんど予約がとれません。
ムニシパルコースの予約方法 → コチラ
■料金
2011年9月時点でのプレー料金(TAX込、カートフィー別)。
2010年1月1日からの料金です。
※他のムニシパルコースと共通料金。
以前の料金より、やや値上げされています。
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18ホールプレー |
9ホールプレー |
トワイライト
(3:00pm〜) |
乗用カート
(18H/9H) |
ゴルフID非所持者
(日本人旅行者) |
$49 |
$24.50 |
$24.50 |
$20/$10 |
ゴルフID所持者
(平日) |
$18 |
$9 |
$9 |
$20/$10 |
ゴルフID所持者
(土日祝) |
$22 |
$11 |
$11 |
$20/$10 |
ゴルフID所持者シニア
(平日) |
$13 |
$6.50 |
$6.50 |
$20/$10 |
ゴルフID所持者シニア
(土日祝) |
$22 |
$11 |
$11 |
$20/$10 |
ゴルフID所持者ジュニア
(平日) |
$13 |
$6.50 |
$6.50 |
$20/$10 |
ゴルフID所持者ジュニア
(土日祝) |
$15 |
$7.50 |
$7.50 |
$20/$10 |
※日本人旅行者は、「ゴルフID非所持者」ということになります。平日、土日祝とも同料金。
乗用カートを借りる借りる場合は、別途カートフィーが加算されるので、日本人旅行者は18ホールプレーの場合
$69。
「ゴルフID」はカマアイナ(ハワイ移住者)が申請することにより取得できるIDのこと。ゴルフIDカードを提示すると「ゴルフID所持者料金」が適用されます。
「ゴルフID」を取得していないカマアイナは、$4の追加料金要。
ゴルフID所持者には、シニア料金とジュニア料金があります。シニアは65歳以上、ジュニアは17歳以下。
トワイライトはPM3:00から。時間的に9ホールしかプレーできません。
リプレイ料金はナシ。
カード:VISA、MASTER 使用可。JCBは使用不可。
ライダー |
$? |
レンタルクラブ |
$? |
レンタルシューズ |
$? |
※上記料金は、未確認。
以下に掲載の各ホールの距離は、スコアカードに記載されているものです。
No.1 Par 4
□382yard ■358yard
やや右カーブしているパー4。
ティーグランドが高いところにあり、やや打ち下ろしです。
グリーンまでダウンスロープ(下り傾斜)。
両サイドに樹木があり、幅はそこそこ。
RYOのティーショットは、まずまずで、フェアウェイのセンターへ。
そして、セカンドショット地点まで行ってみると・・・。
←これ!実はフェアウェイです・・・。(^^;
はっきりいって全面が雑草?で、枯葉が散乱!
いや〜!最初から期待はしていませんでしたが、”やっぱりか!”と、思わず、笑ってしまったのでした!(笑)
これ!もしかしたら、”セントオーガスティングラス”かもしれませんが、日本人ゴルファーの感覚からすると、どう見ても雑草ですね・・・!(^^;
この草、5ミリ〜1センチくらいの太さがあり、非常に硬い草で、アイアンでショットする際、クラブが、かなりつっかかって、ある意味難しいのです。
おまけに枯葉だらけで、ボールを探すのも一苦労!(^^;
セカンドショット地点手前付近。
このあたりまできてみると、フェアウェイが縦(グリーンより左奥方向)に2段になっていて、右のフェアウェイが低くなっています。
フェアウェイセンター付近の段差は2mくらいの右へ下がるスロープになっているので、ティーショットで、ど真ん中げ打つと、たいてい下の段に落ちることに。
この先も下りで、この付近から右へカーブ。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイ右の下の段から見たところ。
この段からのショットは、グリーン面と同じくらいの高さ。
グリーン手前から見たところ。
グリーンはやや砲台形で、グローン左右にはバンカーあり。
ただ、グリーンの芝状態は、まだまともでよかったです!(笑)
No.2 Par 4
□420yard ■390yard
ストレートのパー4。
ティーグランドのすぐ前が窪みになっています。
幅はやや広めで、距離が長めのホール。
ところが・・・。
←ここが本来のティーボックスなのですが、ティーマークはここには設置されておらず、ここから50ヤードくらい前方のフェアウェイに設定してあったのでした!(^^;
なので、この日のティーマークからだと370ヤードくらいかな?
ティーボックス前方の窪み。
両側は、やや狭くなっていますが、普通に打てるライ。
フェアウェイから左を見たところ。
コオラウ山脈が見えます・・・。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは、かるい下りです。
グリーン手前が少し低く、グリーンは左右奥から砲台形。
左右にバンカーがあります。
No.3 Par 4
□383yard ■366yard
ストレートのパー4。
左右樹木ですが、幅は広め。
フェアウェイは、かるく下っています。
セカンドショット地点付近。
グリーン手前まで下っています。
ラフエリアには、泥というか、こんな砂利だらけの最低なところもあり・・・。(^^;
グリーン手前がいちばん低く、グリーンは、左右奥からかなり高低差のある砲台形。
このグリーン奥には、ココナッツツリーが・・・。
←右バンカーはけっこう深く、グリーン側が壁のようになっていました!
No.4 Par 3
□205yard ■178yard
距離の長いパー3。
ティーグランド前が、やや深い窪みになっていますが、ティーグランドとグリーン面の高ささは同じくらい。
正面奥には、コウラウ山脈のギザグザした山肌が間近に見え、日本では味わえない景観。
この日はピンまで211ヤードもありました!
いや〜!かなり長くてタフです!(^^;
←ティーグランドのすぐ前方をのぞきこんで見たところ。
窪みの深さは5mくらい?あり、柵があるくらいなのでした・・・。。
グリーン手前から見たところ。
コウラウ山脈が、さらに近くに・・・。
なんとも雄大な景色です!
グリーンのすぐ奥はジャングル・・・。
3番グリーンから、4番ホールへ向かうには、こんなジャングルのブッシュのトンネルをくぐっていくのでした!(^^
←トンネルの中には、ちょっとした橋があり、その下を除いたところ。
小川のようでしたが、この日は水がありませんでした!
雨期には、流れているのかも???
No.5 Par 5
□520yard ■480yard
このホール。
実は、右へ直角に近く、急激にドッグレッヅしていて、ティーグランドにから、先がどうなっているのか?よくわからないトリッキーなホールなのです。
ティーグランド横にあった休憩小屋。
雷の避難小屋ということはないと思うので、このホールでけっこう詰まることが多いのか?雨が多いエリアなので雨よけか?日陰小屋か?
実際のところ、利用目的は不明!(^^;
幅はそこそこなのですが、ティーグランドから100ヤード付近?右サイドの樹木が内側にやや食い込んでいて、幅がけっこう狭く感じます。
左右ブッシュで1ペナ。
ティーグランドから100ヤード?くらい先にクリークが右奥方向へ横切っていますが、ティーグランドからは見えません!
実はこのホール。正面のフェアウェイがバンク状の急傾斜で、壁のようになっているのです。5mくらいの段差があり、上の段も下の段もいちおうフェアウェイなのですが、上の段まで運ばないと、2打目で先が見えないことになります。
そのほか問題なのは、ドライバーで正面まっすぐにティーショットすると奥の林を突き抜けます。230ヤード以上飛ぶと林、それ以上飛ぶと奥の6番ホールまで行ってしまうと思われます。
ロングヒッターがドライバーで打つ場合は、右のブッシュ越え方向を狙う必要があるわけ。
RYOは、やや右方向へ飛んだのでフェアウェイにありましたが、ジョイントしたディップは、完全に6番ホールまで突き抜けていたのでした!
←クリーク。
実際には水がなく、ブッシュのクリークで、フェアウェイ右を、グリーン近くまでずっと続いています。
橋がかかっていました。
セカンドショット地点付近。
ドッグレッグコーナーの上の段です。
この先はグリーン付近までだいたいフラットで、幅が広くなっています。
サードショット地点付近。
グリーン近くが、やや上りです。
グリーンは左右奥から砲台形。
奥には、巨大コオラウ山脈の山の1つがそびえて、豪快な景色!
←グリーン奥に、バンカーで使用する砂らしきものが山積みになっていました!
No.6 Par 4 (■Par 5)
□465yard ■440yard
だいたいストレートのパー4。
レッドティー(レディース)は、パー5です。
幅は広めで、途中までかるい下りです。
パー4で、465ヤードもあり、超ロングホールです。(^^;
一般ゴルファーは、実質パー5ですね!
セカンドショット地点付近。
サードショット地点付近は、フェアウェイ右が右斜め奥方向に段差があり低くなっています。
セカンドショットは、やや左の上の段方向へ打ちたいところ。
サードショット地点付近。
フェアウェイの上の段から見たところ。
この写真の左は低くなってます。
はっきりいって、2オンできる距離ではありません!(^^;
グリーン左右にバンカー。
No.7 Par 3
□149yard ■140yard
ブッシュと木越え?になりそうなパー3。
ティーグランドすぐ前にブッシュエリアが横切っていますが、ショットには影響なし。
グリーンはかなり左の方にあり、左の大きな木がグリーン左半分を隠しています。
この日のピンポジションは右の方なので、ピンは見えました。
それほど高くない木なので、上から行っても大丈夫なのですが、グリーン右のバンカーが正面になるので、ちょっよ嫌な感じのロケーションです。
この日は、ピンまで131ヤード。
グリーンは手前から砲台形。
ティーグランドは、どこも、こんなです。
生えているのは雑草のような草で、その密度は全体の50%くらい!(^^;
グリーン右奥の高台から見た7番グリーン。
No.8 Par 5
□449yard ■447yard
スコアカードには、□447yard、■447ヤードと表記されています。
この「ホールプレート」もスコアカードと同し表記だったところを、○●の上下の色を入れ替えて塗り直したと思われます。
ストレートのパー5。
幅はそこそこで、ほとんどフラットのホールです。
このホール、パー5なのですが、6番パー4よりも距離が短いのでした・・・。(^^;
セカンドショット地点付近。
この先もまっすぐでフラット。
サードショット地点付近。
この先もまっすぐでフラットです!
グリーンの左右にバンカーあり。
グリーン手前には、こんなエリアが・・・。
ここは、”アンダーリペア(修理地)”となっていましたが・・・。(^^;
No.9 Par 4
□387yard ■333yard
やや左カーブしているパー4。
幅はそこそこで、やや上りです。
左へカーブしているので、右サイドにはパインツリーが並んでいます。
クラブハウスの方へ上っていきます。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは、右が高くなっているサイドスロープ。
この先も上りです。
グリーンは砲台形。
グリーン右手前にバンカーあり。
グリーン右手前から見たクラブハウス。
市営コースなのに、意外と大きいのでした!
グリーン奥から、ティーグランド方向を見たところ。
はるか彼方奥の方に、少しだけ海が見えます。
ハワイでよく見る野鳥の一種。
この鳥、ハワイのどこの島にも、よくいるのですが、なんという鳥なのか?わかりません!(^^;
No.10 Par 4
□429yard ■398yard
ストレートのパー4。
距離は長めです。
ティーグランドが、このコースで最も高いところにあり、正面はるか奥に海(カイルアベイ)が見えます。
このコースの中で、いちばん景観がいい場所といえます。
ストレートで打ち下ろし。
幅はそこそこです。
グリーンまでダウンスロープ。
セカンドショット地点付近。
この先も下りで、やや左が低くなっている、かるいサイドスロープ。
グリーン手前から見たところ。
グリーンは、左右奥から砲台形。
バンカーなし。
No.11 Par 4
□333yard ■309yard
ストレートのパー4。
10番からから折り返して、10番と並行しています。
ストレートで、今度は上りスロープ。
幅はそこそこです。
セカンドショット地点付近。
この先も上り。
正面奥に山・・・。
グリーンの奥から見たところ。
ここからも、はるか奥に、海が少しだけ見えます。
No.12 Par 3
□224yard ■185yard
↑スコアカードに記載の距離を掲載。
このティーボックスは、←の「ホールプレート」の距離の180ヤード付近です。
スコアカードには、□224yardと記載されているのですが、これより後方に224ヤードの位置のティーボックスは見当たらなかったです。
(よく確認してないですが、たぶんなかった!)
打ち下ろしのパー3。
ティーグランドがけっこう高く、グリーン面はかなり下の段にあります。
この日は、ピンまで175ヤード。
グリーンはあまり大きくないので、1オンは容易ではありません!
ティーグランド右からグリーン右にかけてクリークあり。
はるか奥に、海が少しだけ見えます。
このティーボックスは、ブッシュに近い左端にあります。
No.12 Par 3
□190yard ■185yard
実は、12番ホールがもう1つ!
・・・っていうのは、ウソ!(笑)
これ、上写真のティーボックスと別に、その右やや後方に、もう1つのティーボックスがあり、もう1つの「ホールプレート」があるのです。
←のレイアウト図の下方にクリークが描かれていますが、その左下にあるのが、このティーボックス。
上の写真のティーボックスは、図でいうクリーク上側に位置しています。
つまり、この日は、上のティーボックスに、ティーマークが設置されていたというわけ。
←は、もう1つのティーボックスから見たところ。
ここからだと距離も長く、上のレイアウト図を見ておわかりのように、クリークが、ティーボックスの左後方から右奥へと伸びていて、ティショットはクリーク越えになっているのです。
こちらの方が視界が広く、本来のティーボックスのような気がします。
この日は残念ながら、ここには、ティーマークは設置されていませんでした。
このホールのグリーンはちょっとハゲているところあり。
ティーボックス左前方のクリークをのぞきこんだところ。
クリークといっても、水の流れは確認できず、ほとんどがブッシュでした!(^^;
もしかしたら、雨期には水が流れるのかも???
←グリーン横のクリーク。
ここも、水の流れはなく、ただの溝でした!!(^^;
No.13 Par 5
□504yard ■471yard
やや逆S字形になっているパー5。
最初は右へややカーブしています。
左右にブッシュが迫っていて、幅やや狭いです。
さらに、ティーマークがやや右方向を向いていて立ちづらいホールでした!
ティーグランド左から右奥にかけてクリークが横切っています。
ここのクリークも水がなく、ただのブッシュです。
このすぐ前方のブッシュクリークは、ほとんどショットに影響ないのですが、フェアウェイ右サイドまで続いていて、右サイド浅いところを通っています。クリークの縁は全部ブッシュなので、右サイドへ飛ぶとブッシュに入る可能性が高いので要注意。
そこに入ったら、1ペナですが、ボールはもちろんロストです。
250ヤード以上飛ぶロングヒッターなら、右の樹木の上を狙っても大丈夫かも?
しかし、とにかく、その先がどうなっているかわからないトリッキーホールなので、見えるところへ打っていく方が安全でしょう!
セカンドショット地点付近。
この先、フェアウェイは、かなりの上りスロープがあり、ここからでもそ先は見えません!(^^;
サードショット地点手前付近。
スロープの上まで上りきると、ようやくグリーンが見えます。
このあたりの幅は広いです。
サードショット地点付近。
この先グリーン手前までやや下りで、グリーンは左右奥から砲台形。
グリーン右にバンカーがあります。
グリーン右から見た13番グリーン。
奥にはコウラウ山脈が連なっています。
No.14 Par 4
□300yard ■297yard
距離は短いですが、非常にトリッキーなパー4。
ホール形状はやや逆S字形。
ティーグランドがやや高く、すぐ前方が低くなっていて、フェアウェイは、上りスロープです。
左右の樹木(ブッシュ)が迫っていて、幅はかなり狭いです。
ブッシュに入ると1ペナ。
その先はまったく見えないブラインドホールなので、ボールが見えるところにレイアップした方が無難!・・・と、セカンドショット地点より先までいってみて初めて気づくのでした!(^^;
セカンドショット地点付近。
このあたりも幅は狭く、この先も上り。
あれっ!?グリーンはどこ???(笑)
距離が短いホールなのに、ここまできてもグリーンが見当たらないのでした!(^^;
その先に壁のような急傾斜の山があり、もしかしてグリーンは、その上???(^^;
もちろん、ここからはグリーン面はもちろん、ピンも見えないので、その上にグリーンがあるかも定かではないのです!
ラフエリアには、こんな泥&砂利エリアもあり。
この急斜面のふもと近くまで来ると、ついにピンの上の端(フラッグ)発見!!
ここからはとんでもない”城攻め”ホールになっていたのでした!”城攻め”とは、グリーンが山の上のお城の上のようなところにあり、そこを攻めていくようなホールのこと。
まさか、ハワイに、こんな”城攻めホール”があるとは・・・。(笑)
セカンドショットで、わずかに頂上まで足りなかったボールは一番下まで落ちてきたのでした!最低!(^^;
そして、なんと!この急斜面、乗用カートの立ち入り禁止!!地獄!!!フェアウェイ右端にカート道路があるのですが、その先がグリーン脇まで続いているのかもわかないので、仕方なく、このあたりにカートを止めて、歩いて上まで登っていったのでした!(^^;
そしたら、グリーン脇にカートを止めるところがあるではありませんか!最悪!(^^;
また、下までカートをとりに戻るハメになったのでした!(^^;
あ〜疲れた〜!(笑)
No.15 Par 3
□155yard ■147yard
15番のティーグランドは、14番グリーンの右横にあります。
谷(ブッシュ)越えのパー3。
ティーグランド前が小さな谷のようなブッシュエリアがあります。
その先は、急な上り傾斜になっていて、ティーグランドとグリーン面はだいたい同じくらいの高さ。
それに伴い、グリーン手前からは、”城攻め”のような上りになるので、ショートだけはしたくないところ。この日は、ピンまで159ヤードでした。
←ここのティーグランドだけ、このコースで唯一、バミューダグラスが生えていました!
ちょっと雑草もありますが・・・。
せめて、これくらいのコンディションにしてもらいたいものです!(^^;
ティーグランドのすぐ前方をのぞきこんだところ。
けっこう高低差があり、すごいブッシュ!!!
よほどのチョロをしないかぎり入らないので、ティーショットにはほとんど影響ありません!
ティーグランドから左サイドを見たところ。
奥に道路があり、グリーン奥方向へ続いています。
グリーン奥から見たところ。
RYOのボールは、ややグリーンオーバーしていました!
グリーン奥はセーフですが、砂利のベアグランドみたいになっていて、アプローチは難しかったです!(^^;
No.16 Par 4
□358yard ■342yard
ストレートのパー4。
実は、このホールのすぐ左を道路が通っているのです。
看板の意味は、
「ゴルフショットで誤って損害を与えた場合、あなたが賠償責任を負うことになります」
こんな感じでしょうか???
(英訳・・・間違っていたらごめんなさい・・・!)
ティーグランドから左前方を見たところ!
道路は、けっこうすぐ近くなので、ドライバーで、ド引っ掛けショットを打ってしまったら、道路までボールが飛び出してしまうかも???(^^;
とはいえ、このホールの幅は広めなので、あまり心配しなくてもいいと思います・・・。(笑)
だいたいストレートで、かるく上りです。
セカンドショット地点付近。
グリーンの少し手前から見たところ。
グリーンは左右奥から砲台形。
グリーン右にバンカーがあります。
フェアウェイ左の林の下は泥。
野生化したニワトリが・・・。
フェアウェイにも、鳥の大群が・・・。
エサを食べているんだと思います。
No.17 Par 5
□460yard ■450yard
かるく左カーブしているパー5。
途中までは、だいたいフラットですが、その先は、波うつように、かなり下り上りがあります。
ティーショットでは、幅は広めです。
セカンドショット地点やや先付近。
この手前がかなり低く、上まで上ったところがこのあたり。
セカンドショット地点とサードショット地点の中間あたりのフェアウェイ真ん中よりやや右に大きな木があり、ティーショットがフェアウェイセンターより右(この写真のあたり)だと、この木がスタイミー(邪魔)になります。
短めのクラブで木の上を越えていくか、考えさせられるところ。
木の先、両サイドの樹木が迫っていて、幅が狭くなっているので、けっこうどこへ打つのか?迷います。
また、真ん中の木の付近のフェアウェイがまた低くなっていて、その先はまた上り。
木の少し先から見たところ。
この先の幅が狭くなっています。
この先、けっこう下っていて、その先グリーンまでは、かなり急な上りになっています。
サードショット地点付近。
上の写真の下りの底から前方を見たところ。
かなりの上りで、ここからは、やや”城攻め”。
グリーンは、上りに伴う手前から超砲台形。
グリーン、ピンはまったく見えません!(^^;
グリーン左から見たところ。
このホール、バンカーはナシ。
No.18 Par 4 (■Par 5)
□403yard ■373yard
フィニッシングホールは、ストレートのパー4。(レディースはパー5になっています。
「ホールプレートの距離表示は、ホワイトが下に表記されているので、上下を入れ替えたような感じもしますが、スコアカード記載の通りの距離です。
クラブハウスへ向かって上りで、幅は広め。
ただ、右サイドの木々が、ティーグランドからけっこう近く、ちょっと気になります。
セカンドショット地点付近。
この先も上りです。
奥には、コオラウ山脈の山。
グリーンは砲台形です。
フェアウェイの脇にあった木には、黄色い花が咲いていました!
グリーン左右手前にバンカーあり。
このバンカーは、クレーター状バンカー(グリーン側の縁も盛り上がっている)でした!
■距離表示
フェアウェイの脇に杭があります。
赤・・・100ヤード
白・・・150ヤード
青・・・200ヤード
グリーンセンターまでの表示。
残り100ヤードの表示杭。→
■ヤーデージブック
なし。
市営コースなので、ヤーデージブックはありません。
■アクセス
ワイキキから、「H1」へ入りWEST方面へ。
「Pali Hwy.(Route61)」へ入り、カネオヘ方面へ向かいます。
コオラウ山脈のトンネルを越えた最初の信号(「KAMEHAMEHA Hwy.(Route83)」を左折。
左折してすぐ左に「PALI GOLF COURSE」の看板があるので、そこを左折すると、コースのゲートがあります。
左折するところにある看板。→
そこに入る左折ラインがあります。
ワイキキから車で約30分。
コースのゲート。→
ゲートは開いているので、そのまま奥へ入れます。
コースのゲート。→
道なりにこの奥まで入っていくと、クラブハウスがあります。
■クラブハウス
鉄筋2階建てで、外観は少し立派そうに見える建物ですが、けっこう古くて、汚いです。
バッグドロップするところはないので、ゴルフバッグは、そのへんに降ろします。
クラブハウスの外壁にコース名が書いてありました。→
クラブハウス1階には、チェックインカウンターとプロショップ、2階にはホールがあります。
2階の「BANQUET HALL」。→
バンケットホールはガランドウで、使用されていませんでした。
■スターターズオフィス
1階にあります。
ムニシパルコースでは、チェックインはプロショップではなく、「スターターズオフィス」で行います。
予約してない場合は、このカウンターで名前を記入し、スタンバイ(キャンセル待ち)し、名前が呼ばれたら、ここで料金を支払います。
■プロショップ
あり。
ムニシパルコースには、プロショップがないところ、クローズされてしまったところもあるのですが、このコースには、プロショップがありました。→
プロショップの広さは、そこそこ。
品揃えもそこそこです。→
ただ、販売しているのは、普通のゴルフ用品。
ゴルフ料金はJCBカードが使用できませんが、プロショップでは使用可。
オリジナルグッグは、このロゴマーク入りのキャップだけでした。→
$12.95でした。
ムニシパルコースには珍しく、オリジナルのロゴマークがあるようです。
残念ながら、ロゴマーク入りのクリップマーカーなどはありませんでした。
■レストラン
なし。
■スナックショップ
なし。
スナックショップはありませんが、ソフトドリンクの自販機が、プロショップの外にあります。→
■スナックカー
なし。
■ロッカールーム&ロッカー
なし。
■シャワー なし。
■風呂
なし。
■レストルーム
クラブハウスのレストルーム。→
壁や床はタイルです。
あまりきれいくはありません。
洗面台は、プラスチック台?みたいなヤツで、それ自体は、きれいにはなっています。→
ペーパータオルあり。
トイレの個室。
便座シートあり。
床は、30センチ四方くらいのタイル?です。→
なんか、ワックス臭かったです。(^^;
4番ホールのティーグランド手前にあった、コース内のレストルーム。→
あまりきれいくはありません。
■スターターカウンター
なし。
■乗用カート
2人乗り乗用カート。
ガソリン式。走行音がうるさいです。
カート前面のプラスティック板なし。
雨が多いエリアなので、雨の時はびしょ濡れになるでしょう。
カート使用時のサインなし。
フェアウェイ走行OKです。
カート前方には、ドリンクホルダー、小物入れあり。
タオルなし。
ティーペグなし。
カート後部には、小物入れるカゴx2 あり。
ディボットボトルなし。
クーラーボックスなし。
■ドライビングレンジ
なし。
■チッピングレンジ
なし。
■パッティング練習グリーン
あり。
やや小さめ。
メンテナンス中なのか?ちょっと泥が撒いてありました。
■ボール洗い機
あり。
各ホールのティーボックス脇にありました。→
ボールを拭く布あり。
近くにある巨大なフタ付きドラム缶はダストボックス(ゴミ箱)。
■ウォーターボックス
あり。
いくつかのティーボックス近くにあります。→
ボックスの中に、飲料用ウォータータンクが2コ。
紙コップあり。
これは、8番ホールのティーボックスにあったもの。
■その他設備
靴みがき機あり。→
クラブハウスの外にありました。
靴みがき機といっても、シューズに付着した泥を落とすブラシがついているだけです。
コース内(5番ホール)に、休憩小屋みたいなのがありました。→
狭いのですが、中にはベンチがあります。
雷の避難小屋でもないですし、混んでいる際の、日よけ用なのかな???
なんか、用途不明なヒモが垂れていました・・・。
■ティーマーク
球形のプラスティック製のティーマーク。→
ホールによっては、円錐の上部を切ったようなティーマークもありました。→
木製かな???
それにペイントしてあります。
■ピン・ピンフラッグ
フロントナインはブルーのフラッグで、バックナインはレッドのフラッグでした。
フロントナインのフラッグ。→
フラッグは無地。
ピンポジション目印なし。
ピンの長さ未確認。
■ホールプレート
各ホールのティーボックス脇にあります。
横長タイプで、コンクリート製。
ホール番号、各ティーからの距離、パー、ハンディキャップが表示されています。
ホールの簡易レイアウト図も記載。
■バッグタグ
なし。
■プラスティックボールマーカー
なし。
■コース景観:D
●コースから見たまわりの景観:C
コオラウ山脈の麓にあるので、周囲はコオラウ山脈がよく見えます。
また、10番ホールのティーボックスからは、はるか彼方に海が少し見えます。
コオラウ山脈が見える景観は雄大なので、まわりの景観は、悪くはありません。
●コース自体の景観:D
池はなく、コース内のクリークも水が流れていないので、コース内景観は良くはくありません。
■コースコンディション:D
全体的には、それほど良くはありませんでしたが、そこそこといったところ。
■フェアウェイ(セントオーガスティングラス):D〜E
フェアウェイは全面、1センチくらいの太さの草。
雑草みたいですが、「セントオーガスティングラス」だと思われます。
草自体が硬く、クラブはつっかかります。
密集度も少なめのところが多く、地盤は硬く、アイアンは泥だらけになります(^^;。
フェアウェイにも、たくさんの枯葉が散乱しています。→
草の密集度が少しは良かったところ。→
■グリーン(パスパラムグラス):C〜A
グリーンはパスパラムグラスを使用。
フェアウェイ、ラフ、ティーボックスの状態と比べたら、かなり状態は良いといえます。
2009年のリノベーションで、グリーンの芝は全面貼り替えたものだと思われます。
フロントナインのグリーンは、芝の密集度が少なめだったり、芝がハゲているところがあったので、”C”といったところでしたが、バックナインは、だんだん良くなっていき、”A”をつけても良い状態でした。
芝の密集度が今一だったところ。→
フロントナインは、このような芝と芝の隙間があり、泥が透けてみえるところがけっこうありました。
また、芝がちょっとハゲて泥が露出していたところもあり。→
芝の状態が良かった”A”のところ。→
このような状態のところは、ボールの転がりも良かったです。
スピードはそこそこで、RYOの感覚で、8.5フィートといったところ。
コンパクションは硬く、ボールマークは全くつきません。
■ティーボックス(セントオーガスティングラス):E
ティーボックスも、フェアウェイと同じ ”セントオーガスティングラス”です。
芝の密集度が非常に少なくペケ。→
”セントオーガスティングラス”を使用していて、密集度も少ないので、なんともいえない状態。
ほとんどのティーボックスは、芝が少なく、地盤は硬いです。
密集度がかなり少なく、泥がけっこう露出しているところもあります。→
15番ホールのティーボックスだけ、”バミューダグラス”を使用していて、芝の状態がまずまずで、”B”でした。→
■ラフ(セントオーガスティングラス):F
ラフも、フェアウェイと同じ、”セントオーガスティングラス”。
ラフは、特に芝を伸ばしているわけでもなく、フェアウェイとラフとの境界がないので、どこまでがフェアウェイでどこからがラフなのか判別不能。
ラフエリアと思われるところには、このような泥のところもけっこう多くペケ。→
とんでもないのが、このような砂利のエリアがあること。→
最低です・・・。(^^;
林の中は、ほとんどのところがこのような泥。→
グリーンまわりも、芝がハゲていて泥のエリアあり。→
ここは、”アンダーリペア(修理地)”となっていましたが・・・。
■バンカー:
やや茶色っぽいベージュ色の砂を使用。
砂粒は粗くはなく、普通といったところ。
やや重い感じの砂。
砂は、ちゃんと入っていました。
■コースレイアウト:D-
多少の上りや下り、ドッグレッグホールがありますが、印象に残るようなホールはなく、レイアウトとしては、たいしておもしろくありません。
■快適度:E
コースレイアウトは、たいしておもしろくはなく、コースコンディションも良くないので、快適なプレーはできません。
■コース難易度:
コース自体はそれほど難しくはありませんが、ホワイトティーからのトータル距離が6524ヤードもあり距離が長いのと、地盤が硬く、セントオーガスティングラスから打つショットは、ある意味難しいともいえます。
■グリーン難易度:
パスパラムグラスのグリーンでボールの転がりはまずまずですが、それほど速くはなく、そこそこといったところ。
■おすすめ度:E
まったくおすすめできません。
フェアウェイが雑草のようなセントオーガスティングラスですし、レイアウトもおもしろくはないためです。
RYOのインプレッション |
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やさしい 難しい |
難易度 |
★ ★ ★ ★ ☆ ☆ ☆ |
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NO GOOD GOOD |
コース景観 |
★ ★ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ |
コースコンディション |
★ ★ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ |
コースレイアウト |
★ ★ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ |
快適度 |
★ ★ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ |
おすすめ度 |
★ ★ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ |
総合評価 |
★ ★ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ |
★総合評価:E
フェアウェイがセントオーガスティングラスで、グリーン以外のコースコンディションはペケ。
広大なコオラウ山脈はみえますが、コースレイアウトは、たいしておもしろくもなく、”E”としました。
また、雨が多いエリアで、市営コースの料金が値上がりしたこともあるので、ハワイまで来て、わざわざプレーする価値はないといえます。
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