ハワイゴルフマニュアル

HOME  <  オアフ島ゴルフコース  <  パールカントリークラブ
パールカントリークラブ

2005年12月17日ラウンド。

オアフ島は、2月に訪れることが多かったせいか?このパールカントリークラブは、今までラウンドしたことがなかったのでした。

毎年2月に、「パールオープン」という、プロとアマが出場する男子トーナメントが開催されていて、地元出身の”デビッド・イシイ”のホームコースとしても有名なコースです。

2004、2005年は「パールオープン」に、ハワイ出身の”ミシェル・ウィー”が出場。
また、2005年は、日本から”横峰さくら”が出場し、”ミシェル・ウィー”を上回る、17位の好成績だったことで、話題になりました。


コースは、1967年オープンで、”サトウ・アキオ”という人の設計。

バックナインは、山あい側にレイアウトされていて、フロントナインは、”フリーウェイ「H1」”側にあります。
バックナインのほとんどのホールは、山あいに、段々畑状にレイアウトされていて、海側へ向かって、けっこう傾斜しています。
ただ、山あいにあるため、パールハーバーを見えるホールが多く、景観はまずまず。

フロントナインは、4番ホールまでと9番ホールは、まともなホールですが、5番〜8番ホールは、非常にトリッキーなホールといえます。

”トリッキー”のため印象に残るホールはありますが、”シグネチャーホール”といえるような、いいホールは特にありませんでした。

ティーマークは、チャンピオンシップ(ブルー)、レギュラー(ホワイト)、フォワード(レッド)の3ヶ所。
距離は、それぞれ、6787ヤード、6232ヤード、5536ヤード。
今回RYOは、レギュラーティーからプレー。


このコースは、ダブルスタート(OUTとINの両方からスタートさせている)ため、今回は10番スタート。
ラウンド時間は、少し前の組が詰まっているところがあって、結局、4時間15分くらいでした。

この日は土曜で、かなり混んでいました。
今回は、10時くらいに一人で、予約をとらずに、直接コースへ行き、ティータイムをとろうとしたら、一人でも入れるところがない!とのこと。

12時50分に一人入れるところがあるというので、とりあえず、スタンバイしていて、いろいろ取材していたのでした。
ウイークエンドは、ロコが大量の組数を予約し、コンペをしていることが多いらしく、いつもけっこう混んでいるようです。

結局、11:30くらいにアナウンスがあり、渋滞で間に合わなくなった組のかわりに、入れてくれて、予定より1時間早くスタートできたのでした。
今回は、外国人2名とのジョイント。
そのうちの、”バーン”と名乗る、人は、けっこう若く、体格もよく、1人でチャンピオンシップティーからプレー。しかも全部歩き。
飛距離はものすごいばかりでなく、1イーグルの4バーディーくらいで、69 のスコアでした!(^^;
プロなのかどうかは確認しませんでしたが、ただものでなかったです!(^^;
ちなみに、もう1人は、けっこう年配の方で、普通のプレーヤーでした。


料金は、前日に取得した、”Permit”(ハワイの自動車運転知識免許(日本の仮免に相当)を提示したら、カマアイナレートが適用されて、$53(WEEKEND料金)でした!(^^
通常の日本人旅行者料金は、$110。



■コース設計
 サトウ・アキオ

■ホール数、パー
 18ホール Par 72
 OUT Par 36、IN Par 36

■ティーマーク、距離、コースレート、スロープレート
 ティーマークは3ヶ所。
 レギュラーティーからのトータル距離は、6232ヤードあり、充分な距離があります。
 ただ、チャンピオンシップティーからは6787ヤードなので、プロトーナメントを開催するコースとしては短いといえます


OUT IN TOTAL Course Rate Slope Rate
Championship 3368y 3419y 6787y Men:72.7 Men:136
Regular 3040y 3192y 6232y Men:70.2 Men:131
Foward 2771y 2765y 5536y Women:71.5 Women:124



■スコアカード
 カラーで。横長タイプのスコアカード。
 表紙にコース写真。裏面にはコーズ全体の簡易レイアウト図とローカルルールが記載されています。
 スコア記入面上部にも、各ホールの簡易レイアウト記載。





■プレー方法
 パブリックコースなので、誰でもプレーできます。

 ロコで、けっこう混んでいました。
 特に、土日祝は、非常に混んでいます。

 今回RYOは、予約せずに直接コースへ。
 1人だったのですが、まったく入れるところがなく、スタンバイして2時間50分待って、ようやくプレーできました。

 プレーする場合は、必ず予約した方がいいでしょう。

 予約した場合は、スタート20分前にチェックイン要。


■予約方法
 @コースに直接予約。
 Aゴルフツアー会社を利用。


■料金
 2005年12月時点での1ラウンド(18ホール)プレー料金(TAX込、カートフィー込)

  18ホールプレー トワイライト(9H)
3:00PM〜
リプレイ(18H)
ビジター(平日)
(日本人旅行者)
$100 $25 $45
ビジター(土日祝)
(日本人旅行者)
$110 $25 $45
レジデント(月-火)
(ハワイ移住者)
$42 $22 $25
レジデント(水-金)
(ハワイ移住者)
$45 $22 $25
レジデント(土日祝)
(ハワイ移住者)
$53 $35 $25

 ※平日と土日祝の料金区分は別で、カマアイナは平日料金の区分もあり。
   レジデントは、ハワイ移住者(カマアイナ)。
   トワイライトは、9ホールのみで、PM3:30以降から適用。
   リプレイは、18ホールプレー料金。空いている時のみ可。
  
 カード:JCB、VISA、MASTER 使用可。

  ※ABCゴルフツアーの2005年料金は、予約代行が平日:$100、土日祝:$110。送迎付は平日:$120、土日祝:$130。


ライダー $25
レンタルクラブ $30
レンタルシューズ $15

 ※上記、レンタルクラブ、レンタルシューズは、18ホールの料金。9ホールレンタルは半額。


 以下に掲載の各ホールの距離は、スコアカードに記載されているものです。
 今回は、10番スタート。



No.10 Par 4 374yard □349yard 345yard

形状は、ほんの少し左へカープしていて、左右は木にセパレートされている、やや短めのホール。

ティーグランドは、少し高台にありますが、ホールとしては、やや打ち上げ。















ホールの横幅は、それほど広くはありません。

フェアウェイは、左から右へと、かなり傾斜していますので、ティーショットは、真ん中へ打っても、右へと転がってしまいます。

ティーショットの狙い目は、フェアウェイのやや左サイド。














セカンドショット地点付近から見たところ。




グリーンは砲台形で、グリーンの右手前のバンカーには、注意が必要です。














No.11 Par 4 430yard □375yard 295yard

だいたいストレートのパー4。

こホールも横幅は、それほど広くありません。

















10番ホールと折り返し方向なので、今度は、右サイドから左サイドへの傾斜がきつく、狙い目は、フェアウェイのやや右方向。

ティーグランドが、少し右方向へ向いているため、右の林方向へ行きやすいです。

林を越えてしまえばとなりのホールから打つことができますが、林の中は、ラフ、枯葉、ベアグランドですが、ロストボールになることがあります。











セカンドショット地点付近から見たところ。

グリーン方向へも、やや打ち下ろしぎみのスロープになっていて、グリーンの手前が窪んでいて、グリーンは砲台形。

















グリーン右サイドから見たグリーン。

遠くにパールハーバーが見えます。


















No.12 Par 5 542yard □528yard 463yard

だいたいストレートのパー5。

このホールは、右サイドの林が、少し迫っているので、やや狭く感じます。
















今度は、また11番ホール方向と折り返しているので、左サイドから右サイドへのスロープ。

やはり狙い目は、フェアウェイの左サイド。
センターまで落ちてきます。
















セカンドショット地点付近から見たところ。

やや、つま先下がりのライ。



グリーンまで、なだらかな上りスロープです。

グリーンの右サイドは、ものすごい砲台形になっていて、深いバンカーが3つあるので、サードショットは右へはずさないように注意。










No.13 Par 3 194yard □171yard 110yard

パー3ですが、レギュラーティーからでも171ヤードと、しっかり距離があります。


















グリーンは砲台形で、グリーン右に2つのバンカー。

左から右への傾斜がかなりあり、バンカーより右へ打ってしまうと、ボールが下まで落ちてしまうので、困難なアプローチが残ってしまいます。

右を避けてグリーン左を狙いたくなりますが、左のバンカーが効いています。













ティーグランドから後方向を見ると、遠くにパールハーバーが見えます。



















ティーグランドから、グリーンの右方向を見たところ。

視界は広いですが、底にはドブのようなクリーク、ブッシュがあり、その先は16番パー3。

















13番ホールグリーン。

グリーンの左サイドから見たところ。


















No.14 Par 4 401yard □390yard 319yard

ほとんどストレートのパー4。

ティーショットでは、少し右へカープしていて、ティーグランドが左方向を向いているので、非常に立ちづらいホールでした。
ティーショットは、やや幅が狭く感じるホールです。















このホールは、また折り返し方向なので、フェアウェイは、右から左への傾斜。ティーショットの狙いどころは、やはりやや右サイド。


セカンドショット地点付近から見たところ。


グリーン方向へは、やや下りスロープですが、それほど下ってはいません。

グリーンはフラットで、グリーンの左にバンカー。









No.15 Par 4 396yard □369yard 356yard

ストレートのパー4。

グリーン方向へ、やや下っています。

また折り返しで、今度は、左から右へスロープ。















ホールの幅は、ここも、それほど広くはなく、ティーショットの狙い目は、やはりフェアウェイ左方向。



このホールは、カート乗り入れNGでした。















セカンドショト地点付近から見たところ。


フェアウェイ左サイドは、かなりのスロープで、つま先下がり、左足下がりのライ。
















グリーンの左サイドから見たところ。




















No.16 Par 3 193yard □170yard 124yard

ティーグランドが高台にあり、打ち下ろしのパー3。

パールハーバー方向へ打っていきます。


距離は、ここもレギュラーティーから170ヤード。
打ち下ろし分と風の影響の距離感がポイントとなります。













右サイドは、ドブ川のようなクリークがあるハザード。




















グリーンのすぐ右に、三日月形の小さな池があります。




















No.17 Par 5 518yard □476yard 415yard

バックナインで、唯一のトリッキーなパー5。

はっきりいって、ティーグランドに立つと、どこへ打っていいか、まったくわかりません。
















ティーグランドから、前方を見ると、両側がくびれた、ものすごい下り斜面があり、、打ち下ろしホールだと思ったのでした!


ところが、この先は、ドライビングレンジで、17番ホールではなかったのです。















では、17番ホールはどの方向か?というと、ティーグランドの左前方の壁のような土手の向こう側だというのです。
ティーショットで、視界は広いのですが、先がまったく見えないブラインドのせいもあり、非常に幅が狭いホール。

←左写真の高層マンションの方向がフェアウェイ。
ホールは、やや左へカーブしていて、左サイドはブッシュでOB。

右サイド(↑の写真)は、ドライビングレンジでOB。
右斜面の上半分でボールが止まっていればセーフですが、それより下へ落ちてるとOB。
ただし、右斜面には、ドライビングレンジのボールが散乱しています。







ホールの形状としては、左ドッグレッグ。

土手を上りきると、あとはまっすぐ。
グリーンまでは、やや下りスロープです。


セカンドショット地点付近から見たところ。














サードショット付近から見たところ。




















No.18 Par 4 368yard □356yard 342yard

フィニッシングホールは、ストレートで、打ち下ろしのパー4。

クラブハウス方向へ向かって、かなりのダウンスロープです。

















幅は広めで、打ち下ろしなので、ティーショットが気持ちよく打てるホール。

右サイドは土手になっていて、その右までいってしまうと、ドライビングレンジがありOB。
OBラインに低いフェンス(ネット)があります。















フェアウェイの右半分から、右の土手には、ドライビングレンジのボールが散乱していて、危険!(^^;


セカンドショット地点付近から見たところ。
かなりのダウンスロープ。



ロングヒッターなら、グリーンの50ヤード手前くらいまで、ボールがグングン転がっていきます。










No.1 Par 5 327yard □507yard 484yard

だいたいストレートのパー5。

ティーグランドが少し高台にあり、ティーショットは、やや打ち下ろし。
正面には、高層マンションが見えます。

右サイドは、木が迫っていて少し圧迫感があり狭く、OB。













フェアウェイは、左から右へのスロープなので、高層マンション方向が狙い目。



















フェアウェイは、グリーン方向へは、波打つように、かるいアップダウンがあります。(最初は少し下り、そのあと少し上り、そして、また少し下って、グリーンまでが少し上り)


セカンドショット地点付近から見たところ。















サードショット地点付近から見たところ。


グリーンに近づくにつれ、フリーウェイ「H1」が近くなり、車の音がうるさいです。
















No.2 Par 4 408yard □328yard 266yard

まったくストレートのパー4。

1番ホールと折り返し方向。

レギュラーティーは、かなり前方にあり、距離が短いホール。
右サイドは、ブッシュがありOBです。














グリーンの少し手前まで、下り斜面になっていて、ティーショットは、やや打ち下ろし。



















セカンドショット地点付近から見たところ。


スロープのいちばん底の芝は、非常に薄く、ハゲているところもありました。いちばん低いので、水が流れ込みやすく、乾きにくいのかな?



グリーンの手前100ヤードあたりから、やや上りスロープで、グリーンは、かなりの砲台形。










No.3 Par 3 211yard □182yard 116yard

谷越えのパー3。

ティーグランドのすぐ前に、ブッシュ(小さな谷)があり、その先のやや右に小さな池があります。

ただ、このブッシュと池は、よほどのミスをしない限り、ほとんどショットに影響はありません。













グリーンは、正面の右のマンション方向。
このパー3も、レギュラーティーからの距離が、182ヤードとしっかりあります。


グリーンの右はまったく見えません。
写真の右の木のあたりはOBですが、池の先の右はひらけていて、かなりの下り斜面で下までボールが落ちますが、セーフです。












No.4 Par 4 428yard □412yard 382yard

やや打ち上げのストレートのパー4。

ティーグランドが少し高台になっていて、その先は上りスロープで、グリーンは見えないブラインドホール。
















すぐ右がフリーウェイ「H1」で、ホールは並行(EAST方向)しています。車の音がうるさいです。

距離は、レギュラーティーからで412ヤードと長めで、右サイドはOB。
ホールの幅は、そこそこといったところ。















セカンドショット地点付近から見たところ。



やや上りスロープで、グリーンは砲台形。
















No.5 Par 5 503yard □472yard 456yard

5番ホールは、U字形のようになっている、ブラインドホール。

左へと大きくカーブしています。

左コーナーは急激な斜面(土手)。
右サイドは、”ファイアーハザード”。

”Fire Hazard”というのは、コース看板に記載してあったのですが、ものすごいブッシュというか、ジャングルのようなエリアのことです。










ティーショットは、ものすごい打ち下ろし。
正面方向へ打つと、突き抜けてしまう可能もあるので、注意が必要です。

また、ティーショットが左へいってしまうと、その先がまったく見えないばかりか、どこへセカンドショットを打てばいいか、まったくわからなくなります。

距離と方向性、ダウンスロープでどれくらい転がるか、気をつかう必要があるといえます。











コーナーを曲がりきった、セカンドショット地点付近(フェアウェイの右サイドいっぱい)からグリーン方向を見たところ。


セカンドショット地点からグリーンまでも、ものすごいダウンスロープになっています。


ティーショットを右サイドのベストポジションへ打てば、ロングヒッターなら充分2オンが狙えるでしょう!
とはいえ、狙う方向がわかりづらいので、セカンドショットは、小さいクラブでレイアップした方が無難。









サードショット地点のかなり手前の、グリーンが見えてくるところ。
グリーン手前30ヤードくらいまでダウンスロープ。
その先はフラット。

左右は狭く、右は”ファイアーハザード”。


左奥には、高層マンションが立ち並び、ちょっと変わった雰囲気があります。











No.6 Par 3 180yard □154yard 106yard

4つのパー3の中で、一番距離の短いホール。

これまでのホールとは、まったく雰囲気が一変。
まわりがジャングルのような木々に囲まれています。
















スコアカード記載のレギュラーティーのティーグランド(154ヤード)から見たところ。




このティーからだと、かなり右サイドが圧迫されていて、右が狭く感じます。













今回使用していた、レギュラーティーのティーグランドから見たところ。

今回は、カートパスより右側にある前方のティーグランドを使用していて、距離は135ヤードくらいでした。


ホールの中ほどを、クリークが横切っていますが、ショットにはあまり影響ありません。












このホールの”ローカルルール”が書いてある看板。




















横切っているクリーク。

なんか、ドブ川みたい・・・。(^^;


















クリークは、あまりきれいではありませんでした!(^^;




















グリーンから、ティーグランド方向を見たところ。

奥には、マンションがあります。


















No.7 Par 4 333yard □308yard 288yard

とんでもないのが、この7番ホール。

ティーグランドだけが高台にあり、フェアウェイははるか下にある、打ち下ろし。
左右はジャングルで、幅が非常に狭い、トリッキーなホールです。


チャンピオンシップティーから見たところ。











すごい打ちおろしホールなので、気持ちよくドライバーでかっ飛ばしたくなるところ。

しかし、幅が狭く、距離が短いホール(レギュラーティーから308ヤード)なので、アイアンで手堅くフェアウェイキープしたほうが無難でしょう。















レギュラーティーから見たところ。
ティーグランドのすぐ前方は、崖になっていて、ブッシュエリア。



RYOは、おろかにも、ドライバーで打って、OB2発してしまったのでした!(^^;
後から考えれば、アイアンで打っておけばよかった!と痛感。













セカンドショット地点付近から見たところ。


崖の下まで下りると、 フェアウェイは比較的フラット。

グリーンの右手前にはバンカーがあります。















グリーンの左サイドには、クリークがあり、周辺を草が生い茂っていて、湿地帯のようになっています。



















グリーンのすぐ手前(やや左より)に、円形の小さな池があります。

セカンドショット地点からは、ほとんど見えないので注意しましょう!

池は汚かったです。(^^;














No.8 Par 4 342yard □337yard 277yard

左側ににフリーウェイ「H1」があり、8番ホールは「H1」と並行しています。
そう、「H1」をWEST方面へ走行していると、右手に見えるホールが、この8番です。

実際には、「H1」からは、その上(左下写真のさらに右)にある、5番ホールのティーグランドからセカンド地点の間も見えます。

距離は短めですが、ホールの形状は、やや左へカーブしています。









このホールは、”なんだよーこのホール!”と、思わず声にだしたくなるような、とんでもないホール。(^^;

ものすごい打ち上げで、いわゆる”城攻め”ホールといってもいいでしょう!
ティーショットする方向へは、壁のようにフェアウェイがあり、グリーンは、まったく見えず、非常にトリッキー。
さらに、右サイドから左サイドへも、ものすごい傾斜があります。


ティーショットの狙い目は、フェアウェイの右方向。









No.9 Par 4 407yard □346yard 345yard

フロントナイン最後のホールは、まともなホール。

ほとんどストレートで、クラブハウス方向へ伸びているパー4。

チャンピオンシップティーに比べると、レギュラーティーは、かなり前方にあり、距離は短め。














グリーンの手前100ヤード付近まで下りスロープで、その先はグリーンまで、上りスロープ。

したがって、ティーショットは打ち下ろしで、セカンドショットは、打ち上げになります。

右サイドは、斜面(右へ上っている)。














セカンドショット地点付近から見たところ。

このあたりから、少し打ち上げで、グリーンは、やや砲台形。





このホールも何故か?フェアウェイへのカート走行禁止でした。












■距離表示
 コース内の距離表示は、カートパスの表示のみ。→
 100、125、150、175、200、225、250ヤードと25ヤードきざみにあります。



 スプリンクラーや杭の表示はありません。













 その日のピンポジションは、スタートホールのティーグランドの近くに、ピンナンバーを掲示してあります。→

 この日は、#8でした。















9分割のピンポジション表が、カートの前方部に貼りついています。→














■ヤーデージブック
 あり。
 有料で、プロショップ販売しています。
 $2.88。








■アクセス
 コースは、ワイキキ方面から、H1の「EXIT13A」を降り、「KAMEHAMEHA HWY.」に入り、そのまま直進。
 「KAONOHI」ロードに入る信号(左にマクドナルドがあったら、2つ目の信号)を右折します。
 その道路を直進し、少し坂を上ると、右に入口のゲートがあります。

 しかし、H1をWEST方面へ向かうとき、広い車線を走行していると、途中でいつのまにか、「MOANARUA Road」になってしまうので、注意深く運転する必要があります。(ホノルルエアポートへ行く時も同様ですが・・・)
 「MOANARUA Road」に入ってしまうと、「EXIT 13A」はありません。
 「EXIT 13A」で降りるには、「MOANARUA Road」に入らないように、右車線から、「Air Port」方面へ入り、H1を走行する必要があります。
 もし、「MOANARUA Road」に入ってしまった場合は、そのまま広い車線を走行すると、再び「H1」になるので、「EXIT10」で降り、最初の交差点(信号)を左折すると、自然に「MOANARUA Road」の、EAST方面に戻る方向になっているので、「KAONOHI」ロードに入る交差点を左折し、坂を上っていけばOK。




 この道路沿い右側に、パールカントリークラブのゲートがあります。→

 ゲートを通過するとすぐ、監視員がいますが、”Golf Play”というようなことを言えば、中に入れてくれます。














 ゲートにある「パールカントリークラブ」のプレート。→
















■クラブハウス
 クラブハウスは、エントランス側から見ると、1階建ての平屋で、少し横長の造り。

 ただ、コース側は、地階のようになっていて、スタート出口、レストラン、スナックショップなどがあります。














 エントランス前には、「Bag Drop」がなく、ゴルフバッグは、そこらへんに置くしかありません。
















 バッグ置き場は、クラブハウスの左側の坂を降りたところか、クラブハウスを通り抜けた、テラスの左側(下へ降りる階段の脇)にあります。→



 スターターは、いるにはいるのですが、ゴルフバッグは一切運んでくれませんので、自分で持っていきます。










 クラブハウスに入ると、ロビーのようなスペースがあり、奥には、パールオープン優勝者の写真が飾ってあります。

 左側にプロショップ、右側には、「パール ルーム」というパーティールームと、レストルーム。

 奥にでると、テラスがあります。











 クラブハウス内の壁に、料金表がありました。→
















 「パール ルーム」というパーティールーム。→


















 「パール ルーム」の中は、けっこう広く、各テーブルには、クロスが敷いてあり、少し高級レストラン風。→

















 ロビーを抜けた奥にあるテラス。→

















 下へ降りる階段があり、その脇に、バッグ置き場があります。→
















 テラスからは、ゴルフコースが見渡せ、遠くには、パールハーバーが見え、いい景観です。

















コース側から見たクラブハウス。→















■プロショップ
 プロショップは、けっこう広く、床はカーペットできれいです。

 プロショップの”キャッシャー”。
 ”スタートの管理”も、ここで行っており、チェックインもここで行います。














 プロショップのスタッフは、非常に親切でした!(^^

 日本語の話せるスタッフは、いません。


 プロショップで、スターターカウンター兼用。













 オリジナルロゴマーク入りの、ポロシャツ、キャップ、ボールなど、グッズの品揃えも豊富。














 プロショップ内もけっこう明るいです。→


















 オリジナルロゴマーク入りのキャップ。→
















■レストラン
 あり。
 クラブハウスの地階に相当する部分にあります。
 ちょうどプロショップの下になるかな?

 食堂風のレストランです。→














 レストランのテラス席。→
















■スナックショップ(スナックバー)
 あり。
 パールカントリークラブでは、”スナックバー”という名称。
 クラブハウスの地階の外側(スタート側)にあります。
















 日本人向けのメニューが多く、ローマ字で書いてあります。

 料金は、全体的に安めです。

 スパムむすび:$1.95
 ホットドッグ゙:$2
 ツナサンドイッチ:$3

 ビールは、アサヒ、キリンがあり、$3。

 など。













 MINI BENTO(ミニベントウ)って、ローマ字で書いてありました。→
 料金は、$2.75。

 おにぎりと、スパム、タマゴ焼き、からあげ、たくわん入り。
 味は今一でしたが、安いです。











■スナックカー
 コース内を巡回する「スナックカー」は、ないようです。
 コース内のレストルームに、ソフトドリンクの自販機あり。



■ロッカールーム&ロッカー
 ロッカールームはありませんが、ロッカーだけあります。

 スナックショップから、レストランへの通路の間に、コインロッカーがありました。→

 ロッカーは有料。
 プロショップかスナックバーで、専用トークンを購入します。
 $2。










■シャワー
 あり。
 地階のレストルームの右奥に、2つあります。→




















■風呂
 なし。


■レストルーム
 クラブハウスのレストルームは、壁がタイル、床はコンクリート。
汚くはありませんが、それほどきれいではありません。


















 14番と15番ホールの間にある、レストルーム。→
 きれいではありません!(^^;

 レストルームの入口のドアには、なんと、カギがかかっています!(^^;
 どうやって開ければいいのか?と思ったら、乗用カートのキーを抜き、それを使って、開けることができます。
 これって、けっこう面倒です!(^^;

 カートに貴重品を置きっぱなしにしないように注意しましょう!


 ドリンクの自販機もあり。




■スターターカウンター
 なし。
 プロショップで、スタート管理をしています。



■乗用カート
 2人乗りカート使用。
 ガソリン式。
 ガソリン式なので、乗り心地はスムースでなく、ガソリンくさいです。

 新しかったです。

 カート前方のプラスティック板なし。
 走行すると、風が入ってくるので、気持ちいいです。












 カートは、「90度ルール」にて、フェアウェイ走行OK。
















 カートの前面には、コースのロゴマークあり。


 カートの前方に、「ディボットボトル」が、搭載されています。→

 「乾きタオル」x2枚あり。














 カートの後方には、小物を入れられるカゴが3つあり、便利。

 クーラーボックスは、搭載していません。


 カート使用時にサインするようでしたが、代表者がすればいいみたい!?
 ジョイントする人がしてたみたいなので、RYOはサインしませんでした。








■ドライビングレンジ
 あり。
 ドライビングレンジは、四角形状(実際には四角形でなく変な形状)になっていて、打席の列が四角形の2辺にあるような感じで、打球を打つ方向が、それぞれ違います。


 クラブハウスに近い側の打席。→
 東側へ向かっています。

 奥は、左奥へ向かって斜めになっているので、左奥は300ヤードくらいありますが、右の方は近く200ヤードくらい。









 打席数は10くらいだったかな?
















 南(パールハーバー)方向へ向かっている打席。→

 こちらも10打席くらいですが、打席の正面方向の距離は短く、200ヤードくらいでした。














 打席は、いずれも、人工芝マット使用。
 人工芝はフカフカしてなくて、固いタイプのマット。

 ボールは、練習球(黄色)を使用。
 非常に固いボールです。













 ドライビングレンジのボールを出すマシン。→
 トークンを、プロショップで購入します。

 45球で、$2。













■チッピングレンジ
 アプローチとバンカー練習場があります。
 1番ホールのティーグランドの近く。

 グリーンは、ちゃんとメンテナンスされていました。














■パッティング練習グリーン
 あり。
 1番ホールティーグランドの手前にあります。

 芝は、普通にメンテナンスされていました。















 4番ホールのティーグランドの左に、何故か?パッティング練習グリーンがありました!(^^; →















■その他設備
 飲料用のウォータータンクはありませんでしたが、 そのかわり、ティーグランドの脇に、こんな「水飲み」場がありました。→

 ハワイの水道水は飲めるとはいえ、”ちょっと飲むのは・・・”といおう感じでした。(^^;
 













 ハワイのゴルフコースには珍しく、エアガンがあり。→
















 ドライビングレンジの近くにあるドリンクの自販機。→
 ゲータレード、ペプシコーラなど。


 コース内にも、自販機があります。














 1番ホールのティーグランドの横にある、「POST BOX」に、スコアカードとえんぴつが入っています。















■ティーマーク
 ちょっとピラミッドみたいな形状の石?にペイントしてあるタイプ。→

















■ピン・ピンフラッグ
 フラッグは黄色で、たしかロゴマークがついていました。


 ピンの長さは短め。
 35インチパターx2+グリップ+10センチ。













■ホールプレート
 各ホールのティーボックス近くに、長方形の花崗岩に文字や図が刻まれたプレートがあります。→

 まわりに草に、少し覆われているところもあり。

 ホール番号、各ティーからの距離、パーが表示されています。
 ホールの感じレイアウト図も記載。










■特記事項
 ●このコースは、虫にけっこう刺されますので、ショートパンツ着用の場合は、虫除けスプレーが必須。
 実際には、虫除けスプレーをかけても、刺されますので、”ムヒ”などの虫刺され薬もあるといいでしょう。
 刺されたくなかったら、ショートパンツは避けた方がいいと思います。

 ●5人でプレーしているパーティーがいました。


■コース内の花
 コース内には、いろんな花が咲いていました。


















 けっこうきれいな色です。→

















■バッグタグ
 あり。
 2001年に入手したものと変わっていました。
 正方形のしっかりしたプラスティック製で、ロゴマークが記載されています。
 ちょっとカラフル。
 有料。
 プロショップ販売していますが、$1.15 なので安いです。


 2001年に入手したバッグタグ。
 この時は、プラスティック製ですが、かなり薄いタイプで、上部にバッグにつける部分がくっついているタイプ。



■プラスティックボールマーカー
 あり。
 少し大きめで、透き通っているマーカーです。
 有料。
 プロショップで販売。
 2コで、$0.25。





■コース景観:D
 ●コースから見たまわりの景観
  少し山あいにコースがあるため、バックナインからは、遠くにパールハーバーが見えるホールが多く、まあまあ。
  ただ、下方にあるフロントナインからの景観は今一。

 ●コース自体の景観
  コース内には、多少の花があるものの、とりたててきれいということはありません。
  ただ、ココナッツツリーがところどころにあるので、ハワイっぽい雰囲気はあります。
  池やクリークが、ほんの少しありますが、池やクリーク自体がドブみたいで汚く、ホールの景観としても、きれいではありません。


■コースコンディション:B〜C
 芝は、フェアウェイ、グリーン、ティーグランド、ラフとも、バミューダグラスを使用。
 全体的は、まあまあで、B〜C といったところでしょうか。
 ただ、ラフや、フェアウェイの一部には雑草も混入。


■フェアウェイ(バミューダグラス):B〜D
 フカフカしているところが多く、まあまあといったところ。

 まあまあの”B”だったところ。→

















 ただ、いくつかのホールでは、芝が薄いところや、ハゲているところもあり。

 芝の密集度が少なく、”D”のところ。→













■グリーン(バミューダグラス):A〜B
 グリーンコンディションとしては、まずまずといえます。→
 ただ、一部のホールに、ややハゲているようなところあり。

 コンパクションは普通くらいかな?ボールマークはつきません。

 スピードは、やや遅め。
 バミューダグラスのグリーンにしては、ボールの転がりはいい方で、まあ少し速い方だと思います。

 芝目は、それほどきつくありませんでした。







 状態が良かった”A”のところ。→


















 芝があまり生えてなく、ハゲているような感じだったところ。→
















■ティーグランド(バミューダグラス):A〜C
 ホールによって、きれいな状態のところと、けっこうハゲている部分があるところがあります。

 状態が良かったところ。→














■ラフ(バミューダグラス):B〜C
 フカフカしていて、まあまあといったところ。
 ただ、一部、雑草が混入しているところありますが、少ない方といえます。

 ボールは、浮いたライになることは少なく、鳥の巣の中に、スッポリ埋まる感じになります。










■バンカー:
 やや、赤茶色の砂を使用。



■コースレイアウト:D
 フロントナインとバックナインでは、違った印象をもつレイアウト。
 バックナインは、山あいに段々畑状にレイアウトされているホールが多く、左右のスロープがけっこうあります。
 各ホールの幅は、それほど広くありませんが、レイアウトとしては普通といった印象。
 バックナインは、トリッキーなホールが多く、印象としては今一。
 実際には、5、7、8、17番ホールは、ブラインドホールで、かなりトリッキー。
 これくらいのホールは、日本のトリッキーなコースで慣れていれば、なんてことはないレイアウトですが、ハワイで、こんなホールであまりプレーしたくはない!ので、全体の印象を低下させているといえます。(^^;


■快適度:C
 バックナインでは、遠くにパールハーバーが見えるホールが多く、気分いいですが、フロントナインはトリッキーで、「H1」を通行する車の音もうるさく、あまり快適ではありません。バックナインの快適度がBで、フロントナインの快適度は”D”で、総合して ”C”といったところ。
また、虫に刺されるのも、減点。(^^;


■コース難易度:
 レギュラーティーからは、それほど難しくはないかな?といった印象です。
 トータル距離は、6232ヤードですが、350ヤード以下のパー4が5ホールあり、距離は短めの印象があります。
 4つのパー3のうち、3つが、171〜184ヤードと、距離がしっかりあるので、パー3を、無難にまとめたいところ。
 各ホールの幅は、それほど広くないホールが多いので、ティーショットには正確性が必要。
 また、バックナインは、左右のスロープがかなりきついので、それを考慮した方向を狙うことがポイントです。
 5、7、8、17番ホールは、ブラインドでトリッキーなので、ヤーデージブックをよく見て、無理せずに攻めるのがいいでしょう。


■グリーン難易度:
 それほど速くはないので、そんなに難しくはないといった印象。
 バミューダグラスのグリーンとしては、それほど遅くもなく、芝目もきつくなかったので、やりやすかったです。
 とはいえ、下りのラインは、少し速いところもありました。


■おすすめ度:C
 ”ハワイらしいリゾートコース”といった感じは、あまりありませんが、「パールオープン」を開催しているコースでもあり、ほかのオアフ島のコースに飽きたら、一度プレーしてみてもいいでしょう。
 ただ、ハワイで初めてゴルフする方には、あまりおすすめできません。
 また、スロープが激しく、トリッキーなホールもあるので、初心者には、おすすめしません。


RYOのインプレッション
やさしい                難しい
難易度  ★  ★  ★  ★  ☆  ☆  ☆
NO GOOD              GOOD
コース景観  ★  ★  ★  ☆  ☆  ☆  ☆
コースコンディション  ★  ★  ★  ★  ☆  ☆  ☆
コースレイアウト  ★  ★  ★  ☆  ☆  ☆  ☆
快適度  ★  ★  ★  ★  ☆  ☆  ☆
おすすめ度  ★  ★  ★  ★  ☆  ☆  ☆
総合評価  ★  ★  ★  ★  ☆  ☆  ☆



★総合評価:C
 コースからは、遠くにパールハーバーが見るところが多いので、オアフ島のコースとしては、景観はまずまず。
 コースレイアウトは、バックナインは、サイドスロープがけっこうあるものの、17番以外はまあまあ。
 しかし、バックナインの17番、フロントナインの5、7、8番ホールは、非常にトリッキーで、残念なから全体の印象を悪くしているといえます。
 コースコンディションは、全体的には、まあまあといったところ。
 しかし、RYOは、このコースで何度もプレーしたい!とは思わないので、”C”としました。


このページのトップへ