ハワイゴルフマニュアル

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ハワイゴルフ基本事項


■ゴルフコースのある島
 ハワイ諸島は、ニイハウ島、カウアイ島、オアフ島、モロカイ島、ラナイ島、カホオラウェ島、マウイ島、ハワイ島があります。

 この中で、カウアイ島、オアフ島、モロカイ島、ラナイ島、マウイ島、ハワイ島の6島に、ゴルフコースがあり、どこの島のコースも、日本のゴルフ場とは、まったく異なる景観、雰囲気のゴルフを楽しむことができます。


●オアフ島(The Gathering Place)
 ホノルル(ワイキキ)があるオアフ島は、ハワイの拠点であり、最も多くの観光客が訪れます。
 ゴルフコースの数は、ハワイ諸島の中で一番多く、20コース以上あります。


 オアフ島のコースは、お花畑のような美しいコース、ジャングルの中コース、林間風のコース、リンクス風コースなどバラエティーに富んでいて、2013年現在、36コース(9ホールコース含む)あります。

 しかし、意外にも海沿いにあるシーサイドコースは少なく、海越えのホールは残念ながらありません。
 ただ、ハワイの快適な気候の中でのゴルフは充分楽しめます!(^^

 オアフ島の南西エリアには、トーナメントを開催する「コオリナゴルフクラブ」、「カポレイゴルフコース」といった人気コース、東エリアには、コオラウ山脈の麓にレイアウトされた、「コオラウゴルフクラブ」や「ロイヤルハワイアンゴルフクラブ(旧:ルアナヒルズカントリークラブ)」といった超難コースがあります。


 PGAツアーの「ハワイアンオープン」は、現在、「ソニーオープン・イン・ハワイ」という名称になり、「ワイアラエカントリークラブ」にて、毎年1月に開催。
 また、ノースショアにある「タートルベイリゾート・パーマーコース」も、トーナメントが開催され有名です。



●マウイ島(The Vallay Island)
 マウイ島は、もともと2つあった島が溶岩で合体し、現在のひょうたん型になった島。
 ネイバーアイランドでは、最初にリゾート開発され、オアフ島の次にメジャーと思われるのがマウイ島。
 アメリカ本土からの直行便が就航していることもあり、多くのアメリカ人も訪れます。

 

 マウイ島には、2013年現在で16コース(9ホールコース含む)あり、カアナパリ、カパルア、ワイレア、マケナという大きなリゾートがあります。
 各リゾートには、2〜3のゴルフコースがありますので、ゴルフ三昧するには最適です。

 マウイ島のコースは、少し小高い山あいに造られているところが多く、遠くに海が見え、景色がいいコースが多いのも特長。

 毎年1月にPGAツアー開幕戦が開催される「カパルア・プランテーションコース」が有名。
また、「カパルア・ベイコース」には、海越えホールがあります。



 マウイ島でも雨が少ない「ワイレアリゾート」には「ゴールドコース」、「エメラルドコース」、「オールドブルーコース」の3コースが、ハワイ諸島で最初にリゾート開発された「カアナパリ」には「ロイヤルカアナパリコース」、「カイコース」の2コースがあります。



●ハワイ島(The Big Island)
 ハワイ島は、”ビッグアイランド” と呼ばれ、ハワイ諸島の中で最も大きく(大きさは四国の約半分くらい)、最も新しい島です。

 マウナケアとマウナロアという4000mを超える2つの山がそびえ、現在でも活発な火山活動をしているキラウエアがあるハワイ島の大地は、溶岩が広範囲に広がっています。
 そのためエリアによっては樹木が少なく、360度大パノラマの景色が味わえる、ハワイの他の島とは、まったく異なる雰囲気が味わえる島です。

 ハワイ島のリゾートは、雨がほとんど降らない島の西側エリアにあり、ゴルフには最適。
 現在もリゾート開発が進んでおり、ゴルフコースも増え、2013年現在で、23コース(9ホールコース含む)あります。




 「マウナケアビーチゴルフコース」、「マウナラニリゾート・フランシス・H・I'i・ブラウン・サウスコース」には、世界的に有名な海越えホールがあり、最高のゴルフを楽しめることでしょう。



●カウアイ島(The Garden Island)
 カウアイ島は、ハワイ諸島の中で最も古く、切り立った山や断崖、ジュラシックパークのロケも行われたジャングル(密林)があり、雨が非常に多い島です。

 カウアイ島は、マウイ島、ハワイ島に比べるとマイナーな島ですが、グレードの高いコースが多く、2013年現在、9コース(9ホールコース含む)があります。


 カウアイ島のゴルフコースは、バンカーの砂や地盤が赤茶色のコースが多いのが特徴。

 北エリアにある「プリンスビルリゾート・プリンスコース」は、ジャングルの中にある超難コースで、日本では味わうことができない壮大なゴルフが楽しめます。
 また、「プリンスビルリゾート・マカイコース」は2010年にリニューアルオープンし、海沿い、海越えホールがある最高のコースに生まれ変わりました。 
 また、リフェ空港のすぐ近くにある「カウアイラグーンズ・キエレコース」は、「旧:モキハナコース」と統合され、2011年に27ホールのコースとしてリニュアルオープン。アイランドグリーン、バンカー群、海越えなどバラエティーに富んだ最高のレイアウトのコースです。


 そのほか、南エリアにある「ポイプベイゴルフコース」は、「PGAグランドスラム(PGA主催、その年のメジャーチャンピオンだけを集めて行うゲーム)」を開催していたことで脚光を浴びたコースで、海沿いホールがある景観がいいコース。



●ラナイ島(The Pinapple Island)
 ラナイ島は、マウイ島のとなりにある比較的小さな島です。


 オアフ島、マウイ島、ハワイ島、カウアイ島に比べると地名度がない島ですが、ラナイ島には、知る人ぞ知る非常にゴージャスな2つのリゾートがあります。


 1つは島の真ん中の標高500mくらいの高原にある「コエレ」、そして、もう1つはシーサイドにある「マネレ」。

 ラナイ島のゴルフコースは、2013年現在、3コース(9ホールコース含む)あり、それぞれのリゾートには、最高のグレードのコースが1つずつあります。




 「コエレ」にある「ジ・エクスペリエンス・アット・コエレ」は、高原の雰囲気のある落ち着いた感じのコース。
高低差76mの打ちおろしホールがあり、ダイナミックなショットを楽しめます。
 一方、「マネレ」にある「ザ・チャレンジ・アット・マネレ」は、ニクラウス設計で、海越えホールが2つもあり、最高に素晴らしい景観とレイアウトのゴルフコースで、マイクロソフトのビル・ゲイツ氏が結婚式を挙げたことでも有名です。



●モロカイ島(The Friendly Island)
 ハワイ諸島の中で、観光客が行ける島の中では、最もマイナーな島といっていいでしょう。


 ハワイへ行ったことのある人の中でも、モロカイ島へ行ったことのある人は、おそらくあまりいないと思います。
 ほんとの”ハワイ通” しか行かないような島です。
 モロカイ島に着陸前に、機内から見る島の印象は、誰もが ”何もない島!” と思うことでしょう。
 ほとんど未開発なのです。
 ほんとに人(観光客も)が少なく、非常にのんび〜りとした島ですが、ビーチの美しさは絶品。

 そんなモロカイ島にもゴルフコースがあり、2013年現在、9ホールのコースが1つあります。




 以前は、シーサイドの「カルアコイゴルフコース(18ホール)」がありましたが、2001年にクローズ。
 その後、一旦2005年に営業再開されましたが、2008年に再びクローズされ、2013年1月現在も再開されていません。
 美しいビーチを眺めることができる最高の景観のコースでしたが、クローズしてしまったのは非常に残念。
 いつか、リオープンされることを願っています。


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