ハワイゴルフマニュアル

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ハワイゴルフ基本事項


■ハワイのゴルフ料金
 ハワイのゴルフ料金(プレーフィー)は、1ラウンドのプレー料金。
 ほとんどのコースでは、グリーンフィー、乗用カートフィーが含まれています。
 (ムニシパルコース、ミリタリーコースでは、マイカート(手引き)を持参する人が多いため、カートフィーは含まれていません)
 日本のゴルフ場のような、わけのわからない「諸経費」、「ゴルフ場利用税」といったものはありませんが、ハワイ州のTAX(税金)は別途かかります。(ゴルフコースによってはTAX込の料金のところもあり。)
 そのほか、ゴルフ料金の支払いには、サービス料やチップは必要ありません。
 (スターター(スタート管理やゴルフクラブを拭いてくれるスタッフ)には、必要に応じてチップをあげますが・・・。)

 ハワイのゴルフ料金は、”海外だし日本より安い!”と思われている方も多いと思います。
 しかし、一概にそうとは言えません。
 バブルの頃、日本でのゴルフ料金は、平日で2万円、土日祝で3万円が相場だったので、その頃は、ハワイのゴルフ料金の方が安かったと思います。
 ところが昨今、デフレの影響からか?日本のゴルフ料金はバブルの頃の半額近くに値下がり。
 逆に、ハワイのゴルフ料金は年々値上げの傾向にあるため、コースによっては、ハワイのゴルフ料金の方が高いところもでてきています。(ハワイのゴルフ料金は、アメリカの中でも、ラスベガスに次いで高いといわれています。)
 また、ほとんどのゴルフコースは、1年ごとに料金を改定していて、毎年変動します。

 そのほか、日本人旅行者にとっては、為替レートもゴルフ料金に関係してくるため、日本より安いか高いか?どちらともいえないところがあります。

 最新のゴルフ料金については、そのゴルフコースの「オフィシャルWEBサイト」を参照するのが確実です(未掲載のコースもあり)。
 (「ハワイゴルフマニュアル」では、各島ゴルフコース一覧に、「オフィシャルWEBサイト」へのリンクを貼っているので、ご活用ください。 → コチラ)
 実際のハワイゴルフコースには、あまり「料金表」は掲示されていません。(ムニシパルコースなどの一部のコースのみ掲示)
 そのかわり、「レート・シート(Rate Seat)」が用意されているコースもあります。


 何よりも、ハワイゴルフは、”日本でのゴルフとはまったく異なる気候や環境、景観の中で、快適にプレーできる!”ということを考えれば、あまり料金を気にせず、ゴルフを楽しんだ方が賢明です。

 とはいえ、ハワイでも、”できるだけ安い料金でゴルフしたい!”と思われる方も多いでしょう。
 そんな方は、「できるだけ安くゴルフする方法」 → コチラ をご覧ください。


 ここでは、ハワイのゴルフコースにある料金区分、料金体系、割引制度などについて、ご紹介します。
 ただし、ここで紹介するのはあくまでも、各ゴルフ場で設定しているものなので、「ゴルフツアー会社」や「オプショナルツアー」などを利用する場合は適用されませんので、ご注意ください。


 ■関連事項
  → ハワイゴルフ A to Z 「日本のゴルフとの違い」
  → ハワイゴルフの基本用語 「ゴルフ フィー」
  → ハワイゴルフ基本用語 「レート・シート」


●料金区分
 ハワイのゴルフコースには、日本のゴルフ場とは異なる料金区分があります。
 日本人旅行者が利用する区分は、主に、「ビジター」、「ゲスト」、「トワイライト」、「リプレー」の4種類です。


●ビジター
 一般の通常ゴルフ料金区分。
 日本人旅行者は、これに該当します。
 そのほか、他の区分が該当しない場合もこれにあたります。

 ほかにも、ゴルフコースによって以下のような呼び方をしていますが、どれも同様の意味。

 ●ビジター(Visitor)
  ”訪問者”の意。一般ゴルファーを表す区分。 
 ●フォリン(Foreign)
  ”外国人”という意味で使用される区分。
  日本人旅行者は、ハワイからみると当然外国人なので、これに該当します。
 ●ノン レジデント(Non Resident)
  ”移住者以外”の意。
  ハワイの在住者でないことを意味する区分。
 ●ノン ゲスト(Non Guest)
  ”顧客以外”の意。
  リゾートなどで、リゾート内の宿泊施設宿泊者や物件オーナー以外の人を表す区分。


 ■関連事項
  → ハワイゴルフ基本用語 「ビジター」
  → ハワイゴルフ基本用語 「フォリン」
  → ハワイゴルフ基本用語 「ノン レジデント」
  → ハワイゴルフ基本用語 「ノン ゲスト」



●ゲスト(リゾートゲスト)
 ”ゲスト(リゾートゲスト)”は、ホテルやコンミニアムの”顧客”の意。
 リゾート(宿泊施設があるコース)において、ゲスト(宿泊者)がプレーする場合の料金区分。

 ”ゲスト”は、ノンゲスト(ビジター)よりも割引された料金でプレーできます。
 コースによって異なりますが、ノンゲスト(ビジター)料金の20%〜40%くらい安く設定されています。

 リゾートのほとんどはネイバーアイランド(オアフ島以外の島)にあり、多くのリゾートには18ホールのコースが2つあります。
 リゾートのホテルやコンドミニアムは高級なところが多く、宿泊料金は安くはないですが、そのリゾート内でゴルフ三昧(2ラウンド以上)する方は、ゴルフ料金が安くなるため、リゾートに宿泊した方がかえってお得になることがあります。

 【リゾートゲスト料金の区分があるリゾート&ゴルフコース】
  ●マウイ島
   カパルアリゾート、ワイレアリゾート、カアナパリリゾート、マケナリゾート
  ●ハワイ島
   マウナラニリゾート、ワイコロアリゾート
   コナカントリークラブ、ハプナゴルフコース
  ●カウアイ島
   プリンスビルリゾート、カウアイラグーンズリゾート、ポイプベイリゾート
  ●ラナイ島
   ザ・チャレンジ・アット・マネレ、ジ・エクスペリエンス・アット・コエレ
  ●オアフ島
   タートルベイリゾート
   ハワイプリンスゴルフクラブ
   ※コオリナGCは、コースとホテルの経営が別になったため、ゲスト料金はなくなりました。


 ■関連事項
  → ハワイゴルフ A to Z 「ハワイゴルフを安くする方法」
  → ハワイゴルフ A to Z 「ゴルフプランの立て方」
  → ハワイゴルフ基本用語 「ゲスト」
  → ハワイゴルフ基本用語 「リゾートゲスト」



●トワイライト(アフタヌーン)
 ”トワイライト(Twilight)”とは、本来、日没後、もしくは日の出前に地平線近くに見える”薄明かり”のことで、たそがれ時(夕方)も意味する言葉。
 ここでいう”トワイライト”は、午後からスタートする場合のプレー料金の区分のことで、”夕方にプレーする”ということから、このように呼ばれています。
 
 多くのコースでは「トワイライト」といいますが、ゴルフコースによっては、「アフタヌーン」と呼んでいるところもあり。

 「トワイライト」は18ホールのプレー料金です。
 ごく一部のコースだけ、9ホールの「トワイライト料金」設定があるところあり。
 また、コースによっては、「トワイライト料金」の設定がないところもあります。

 「トワイライト」でのプレーは、午後からスタートするため、場合によっては、日没までに18ホールをホールアウトできない可能性があるため、通常料金よりも、かなり安い料金設定されています。
 そのかわり、もし、日没サスペンデッドになって18ホールプレーが完了できなくても、料金の返却は一切してくれません。
 最初からサスペンデッドを了解した上での安いプレー料金設定ということをご理解し、日没で18ホールできなくても、文句を言うことはできませんのでご注意ください。

 「トワイライト」の開始時間は、ゴルフコースや時期によっても異なりますが、午後2時以降からが一般的。
 そのほか、コースによっては、11時以降からの「トワイライト」、12時以降からの「アフタヌーン」、3時からの「9ホールプレーのトワイライト」など、いろいろな料金設定があるところもあり。

 また、オアフ島でのプレーで「ゴルフツアー会社」を利用する場合は、「トワイライト料金」の設定がない場合があるので、ゴルフツアー会社に確認が必要。

 「トワイライトでのプレー」についての詳細は → コチラ


 ■関連事項
  → ハワイゴルフ基本事項 「プレー方式 - トワイライトでのプレー」
  → ハワイゴルフ A to Z 「トワイライトでプレーするには」
  → ハワイゴルフ A to Z 「日本のゴルフとの違い」
  → ハワイゴルフ基本用語 「トワイライト」
  → ハワイゴルフ基本用語 「アフタヌーン」



●リプレイ(セカンドラウンド)
 ”リプレイ”というのは、1ラウンド終了した後、同じ日に同じコースを、もう1回ラウンドする場合に適用される料金区分。

 コースによっては、”セカンドラウンド”とか”セカンドプレー”と呼んでいるところもあります。

 ”リプレイ料金”は、かなり安く、多くの場合、ビジター料金の半額以下でプレーできます。
 ”リプレイ料金”は、”トワイライト料金”よりも安いので、午後2時すぎの”トワイライト”の時間帯からプレーする場合でも、”リプレイ料金”を利用した方がはるかにお得。

 ”リプレイ料金”は、18ホールプレーの料金。
 ただ、もし、疲れてしまった場合は、9ホールで終了したり、途中でリタイアしてもOKです。
 ただし、”トワイライト”同様、サスペンデッドになった場合や、途中でリタイアした場合でも、料金の返却は一切してくれませんので、最初から、そのことを了解した上でプレーしましょう。

 1ラウンド終了後にチェックインをしますが、その時に、”リプレイ プリーズ”(または、”セカンドラウンド プリーズ”と告げて、1ラウンド目のティータイム(スタート時間)とチェックインした時の名前を言えば、スタッフが確認してくれるので、”リプレイ料金”を適用してくれます。
 ただ、コースによっては、”リプレイ料金”の設定がないコースもあるので注意。


 18ホールのコースが2コース以上あるリゾートでは、もう1方のコースをプレーする場合(たとえば、1ラウンド目にサウスコースをプレーして、2ラウンド目をノースコース)でも、”リプレイ料金”を適用してくれるところもあります。
 マウナラニ、ワイコロア(ハワイ島)、ワイレア、カパルア、カアナパリ(マウイ島)などのリゾートでは、適用してくれます。
 ただし、同一コースをリプレイするより、少し高い料金のところもあります。

 また、 27ホールある「ハワイプリンス ゴルフクラブ(オアフ島)」や、「マウナケア ゴルフコース(ハワイ島)」など、一部のコースのみ、「9ホールリプレイ」の料金設定があります。

 ※プリンスビルリゾート(カウアイ島)では、プリンスコースとマカイゴルフクラブの経営会社が別になったため適用外に。
 ※マウナケアとハプナ(ハワイ島)も適用外に。(マウナケアがプライベートリゾートになったため)
 ※マケナ(マウイ島)は、サウスコースが2013年1月現在クローズ。


 ■関連事項
  → ハワイゴルフの A to Z 「追加プレー(リプレイ)するには」
  → ハワイゴルフ A to Z 「日本のゴルフとの違い」
  → ハワイゴルフ A to Z 「ハワイゴルフを安くする方法」
  → ハワイゴルフ基本用語 「リプレイ」
  → ハワイゴルフ基本用語 「セカンドラウンド」



●カマアイナ
 ”カマアイナ(Kamaaina)”という言葉は、ハワイ語で「その土地生まれの」という意味で、”ハワイ居住者”のことをさします。

 ハワイでは、上記のほかに、”カマアイナ”というハワイ移住者向けの料金区分があります。

 ”カマアイナ料金”は、ハワイのほとんどのコースで、非常に低料金に設定されていて、多くの場合、ビジター料金の半額以下の料金でプレーできます。
 ただし、「プライベートコース」、「プライベートリゾート」、「ミリタリーコース」には、”カマアイナ料金”の設定がありません。

 しかし残念ながら、ハワイに移住してない日本人旅行者には、無関係な料金区分といってもいいでしょう。
 「カマアイナ(ハワイ移住者)」であることを証明する「ドライバーズライセンスカード」などのID(証明)を提示することにより、適用されます。

 そのため、日本在住の日本人でも、ハワイのドライバーズライセンス(自動車運転免許)を取得しさえすれば、ライセンスカード(免許証)がカマアイナ同等のIDとみなされ、”カマアイナ料金”でプレーすることができます。
 ゴルフコースでチェックイン時に、「ドライバーズライセンスカード(免許証)」を提示すれば、適用してくれます。

 ※2012年3月5日、ハワイ州の法改正により、ハワイに在住していない日本人は、ドライバーズライセンスの新規取得及び更新ができなくなりました。
 既に「ドライバーズライセンス」取得済の人は、ライセンスの有効期限が切れるまでは、”カマアイナ料金”の適用が受けられます。 
 厳密にいうと(2013年現在)、観光ビザが有効である「90日間有効のドライバーズライセンス」であれば、新規取得及び更新が可能です。
 詳細は → コチラ 

 ■関連事項
  → ハワイゴルフ A to Z 「究極のハワイゴルフを安くする方法」
  → ハワイの「ドライバーズライセンス」について
  → ハワイの「ドライバーズライセンス」の取得方法
  → ハワイゴルフ基本用語 「カマアイナ」



●ゴルフID
 「ゴルフID」というのは、ハワイの移住者及び学生、ドライバーズライセンス(ハワイの運転免許)所持者が、”申請”することによって取得できるIDのこと。
 取得すると「ゴルフIDカード」が発行されます。
 「ゴルフID」の取得方法については → コチラ
 
 「ムニシパル(市営)コース」において、チェックイン時に「ゴルフIDカード」を提示すると、”ゴルフID所持者料金(Person with Golf ID Card)”という区分が適用されます。
 ※2012年料金:$20〜24(乗用カート代別)。乗用カートは18ホール:$20。

 ただ、この「ゴルフID」は、ハワイの「ムニシパルコース」に限り有効なものなので、「ムニシパルコース」でプレーしない方は、”申請”して「ゴルフID」を取得する意味は全くありません。
 「ムニシパルコース」以外のゴルフコース(ミリタリーコース、プライベートコース、プライベートリゾートを除く)においては、「ゴルフIDカード」を提示しても、”カマアイナ料金”は適用されません。

 ※「ムニシパルコース」では、2010年まで、”カマアイナ料金”と”ゴルフID所持者料金”が別々の区分で、”ゴルフID所持者料金”が、”カマアイナ料金”よりさらに安く設定されていたのですが、2011年には”カマアイナ料金”の設定がなくなり、”ゴルフID所持者料金”のみになっていました。
 「ゴルフIDカード」を所持していない人(または、忘れた人)は、「ドライバーズライセンス」などの”カマアイナ”を証明するIDを提示すれば、”ゴルフID所持者料金”に、プラス$4(追加料金)でプレーできます。


 「ゴルフID」には有効期限がないため、一度取得してしまえば永久に使用可能です。
 たとえ、「ドライバーズライセンス」の有効期限が切れ、”カマアイナ料金”が適用されなくなったとしても、「ムニシパルコース」においては、「ゴルフID所持者料金」で、ずっとプレーできることになります。


 ■関連事項
  → ハワイゴルフ基本用語 「ゴルフID」
  → ハワイゴルフ A to Z 「ハワイゴルフを安くする方法」
  → 「ゴルフID」の取得方法



●その他
そのほか、当然のことながら、プライベートコース、セミプライベートコースでは、”メンバーフィー” というのもあります。
 また、リゾートのオーナーには、”オーナーフィー”という料金区分もあります。

 実際には、ゴルフコースによって、いろいろな料金区分があるみたいです。
 たとえば、カウアイ島のコースでは、オアフ島からの日帰りの人の料金区分や、カウアイ島の宿泊しているホテルごとの細かい料金設定があったり・・・。


 ■関連事項
  → ハワイゴルフ基本用語 「メンバーフィー」
  → ハワイゴルフ基本用語 「オーナーフィー」



●料金体系と傾向
 日本のゴルフ場では、平日と土日祝では料金が別になっていて、オフシーズンの夏期や冬期、また、おれ以外のオンシーズン(春期と秋期)で、異なる料金が設定されているのが一般的です。

 では、ハワイのゴルフコースではどうなのでしょうか。
 ハワイでは、オアフ島のゴルフコースで、平日と土日祝で別料金が設定されているところが多くなっています。
 また、ハワイでもオンシーズンとオフシーズンがあり、時期によって異なる料金が設定されているコースがあります。

 ただいずれも、すべてのゴルフコースが、これらに該当しているわけではありません。


●平日と土日祝の料金(WEEKDAY WEEKENND&HOLIDAY) 
 ハワイの平日(WEEKDAY)も日本と同じ、月曜(MONDAY)から金曜(FRIDAY)。
 土曜と日曜はウィークエンド(WEEKEND)で、休日のところが多くなっています。
 そのほか、祝日(HOLIDAY)も休日となっているのが一般的。(ホテルなどの観光業や飲食業は除く)
 ハワイの祝日は、もちろん日本の祝日とは違い、アメリカの祝日(クリスマス、ハロウィン、アメリカ独立記念日など)のほか、ハワイ州独自の祝日(キングカメハメハデーなど)もあります。
 祝日の半数くらいは、「□月の第○、△曜日」とかなので、「何月何日」と決まっているわけありません。
 また、祝日が、土曜と重なった場合は前日の金曜日に、日曜と重なった場合は翌日の月曜日に振り替え休日となります。
 日本人には、いつが祝日になるのか?まったくわからないので、毎年、ハワイのカレンダーをチェックする必要があります。
 当然のことながら、ハワイには、日本のゴールデンウィーク(5月)や、お盆(8月)、年末年始(12月〜1月)、その他の3連休などはないので、注意しましょう。

 ゴルフ料金については、平日(WEEKDAY)料金と、土日祝(WEEKENND&HOLIDAY)料金に別れているコースがあります。
 その場合、日本と同様、土日祝料金がちょっと割高の設定。
 とはいっても、せいぜい$10〜$20くらいの違いで、日本のゴルフ場ほど極端な料金の差はありません。

 平日と土日祝の料金設定が異なるのは、ほとんどがオアフ島のゴルフコース。
 ほかの島で平日と土日祝料金が異なるのは、「ムニシパルコース」と一部のローカルコースくらい。
 ネイバーアイランドのほとんどのゴルフコースでは、平日と土日祝の料金の区別はなく、同料金となっています。


 ■関連事項
  → ハワイプチ情報 「ハワイの祝日」



●時期による料金(SEASON)
 ハワイのオンシーズンは、だいたい12月〜3月くらいの1年の中で比較的涼しい時期。
 一方のオフシーズンは、4月〜11月くらいの、ハワイではやや暑い時期のこと。
 ハワイは常夏の島なので、1年中”夏”といえば”夏”なのですが、北半球にあるため、4月〜11月くらいの方が、若干暑いのです。

 コースによっては、オンシーズンとオフシーズンの料金が区別されているところがあり、オンシーズンの方が少し料金が高くなっています。
 ネイバーアイランドの一部のゴルフコースで見られます。



●料金傾向
 各島によって、ゴルフ料金に差があるということはありません。
 最も観光客が訪れるオアフ島のゴルフ料金が高いと思われがちですが、そんなことはないのです。

 コースのゴルフ料金の差は、ゴルフコースのグレードの差によるところが最も大きいといえるでしょう。

 日本のゴルフ場でも同様のことがいえますが、ハワイでも、グレードが高いコースは料金が高く、グレードが低いコースは料金が安いという傾向があります。
 逆に言うと、料金が高いコースはグレードが高く、料金の安いコースはグレードが低いともいえます。

 それは、”コース種別”にも関係していて、リゾートコースやプライベートコースは料金が高く(=グレードが高い)、料金が安いムニシパルコースやミリタリーコース(=グレードが低い)という傾向もあります。

 ※「ミリタリーコース」の実際の料金は、$47(2012年の乗用カートフィー込の料金)ですが、ゴルフツアー会社を利用してプレーする場合は、送迎料、手数料、紹介料が含まれるため、$100以上の料金がかかります。
 米軍関係者に知り合いがいない人は決してプレーできないことを考えると、高くはないと思ってください。
 

 グレードが高いコースは、当然のことながら、コースメンテナンスにしっかりと金をかけているため、コースコンディションが良く、逆に、グレードが低いコースのコースコンディションが、あまり良くないのは言うまでもありません。

 ハワイのグレードの高いコースは、コース景観、コースレイアウトだけでなく、コースコンディションも良いので、ゴルフ料金は安くはありません。
 仮に、日本のゴルフ料金より高かったとしても、日本では決して味わうことができない快適度や満足度を味わえるので、けっして損はなく、充分に納得できることと思います。



●ゴルフツアー会社を利用する場合の料金
 オアフ島でゴルフをする場合、「ゴルフツアー会社」を利用することが多いと思います。
 では、「ゴルフツアー会社」の料金は、割高なのでしょうか?割安なのでしょうか?

 ●「送迎付ツアー」利用の場合
 通常のビジター料金よりも、少し割高な料金が設定されていることが多いと思われます。
 とはいっても、それほど高くはなく、せいぜい$20くらい高いくらい。
 送迎料が含まれているため、多少割高でも仕方ないところ。
 個人でレンタカーを借りて、ガソリン代、(ホテルの)駐車場代がかかることや、ゴルフ場の予約、ゴルフ場までの送迎、レンタカーを借りたり、ガソリンを入れる手間のことも考慮すると、それほど高くはないと思います。
 利用するゴルフツアー会社や、プレーするゴルフコースによっては、「送迎付ツアー利用」でも、通常ビジター料金と同等くらいの料金の場合もあります。

 ●「予約代行」利用の場合
 送迎がない分、「送迎付ツアー」よりも安い料金で、通常ビジター料金と同等くらいの料金設定だと思われます。
 利用するゴルフツアー会社や、プレーするゴルフコースによっては、通常ビジター料金よりも安く、お得な場合があります。(また、予約はとってくれるので便利)
 
 「ゴルフツアー会社」についての詳細は → コチラ


 ■関連事項
  → ハワイゴルフ A to Z 「予約方法」
  → ハワイゴルフ A to Z 「ゴルフツアー会社」
  → ハワイゴルフの基本用語 「ゴルフツアー会社」



●オプショナルツアーを利用する場合の料金
 ここでの「オプショナルツアー」は、日本の旅行会社で提供しているゴルフツアーのことをさします。

 旅行会社の「オプショナルツアー」は、ハワイのゴルフツアー会社と提携していて、現地では「ゴルフツアー会社」を利用することになります。
 そのため、「オプショナルツアー」を利用する場合のゴルフ料金は、「ゴルフツアー会社」と同等か、それに手数料が上乗せされていて割高になっている可能性があります。


 ■関連事項
  → 予約方法
  → ゴルフツアー会社



●日本のネットゴルフ予約サイトで予約する場合の料金
 近年、日本のネットゴルフ予約サイト「GDO」、「楽天GORA」からでも、ハワイのゴルフコースの予約ができるようになっています。
 これらのサイトから予約した場合の料金は、日本円で設定されており、ある時期の為替相場で料金が決められています。
 これらのサイトからの予約は、提携しているハワイのゴルフツアー会社を経由しているため、ゴルフツアー会社の料金と同等か、それに手数料が上乗せされている可能性があります。
 また、為替相場の変動があるため、日本円建ての料金表示は、高いか安いか判別しづらい面もあり。


 ■関連事項
  → 予約方法
  → ゴルフツアー会社



●ハワイのゴルフ料金の推移
 現在、過去のハワイゴルフ料金を探索中。
 しばらくお待ちください。
 


●割引制度
 先述の「トワイライト」や「リプレイ」は割引料金になっていますが、ゴルフコースによっては、ほかにも独自の割引を設けているところがあります。

 ここでは、ハワイのゴルフコースでみられる割引制度を紹介しますが、一部のコースだけで設けられているのです。


●スペシャル(Special) 
 一部のゴルフコースで、特定の時期に設定されている”スペシャル(特別)料金”。

 ”セプテンバースペシャル”や”ウィークデイスペシャル”など、コース独自の割引で、通常のビジター料金よりも安い料金が設定されています。
 比較的マイナーなコースで設定されていることが多く、グレードの高いコース、人気コースでは、ほとんど設定されません。
 各コースの「オフィシャルWEBサイト」に掲載されている場合もありますが、事前には確認できないことが多く、プレー当日、ゴルフコースに行って初めてわかるケースもあります。

 【設定していたことがあったコース】
  コナカントリークラブ
  ミリラニゴルフクラブ
  ※現在設定があるかはわかりません。


 そのほか、”エアレーションスペシャル”を設定するコースがあります。
 ”エアレーションスペシャル”は、ゴルフコースのエアレーション期間中に設定される割引料金。
 エアレーション期間中は、フェアウェイやグリーンに空気穴があいていたり、大量の砂が撒かれたりしていて、コースコンディションが悪いため、特別な割引料金を設定するコースがあります。
 通常のビジター料金よりもかなり安い料金設定なので、そのコース状態でも、それを承知でプレーするかどうかは、各自の判断となります。
 ちなみに、18ホールのコースが2コース以上あるリゾートでは、エアレーション中のコースを全面クローズにしてしまうところが多いため、”エアレーションスペシャル”を実施していません。

 【設定していたことがあったコース】
  カパルア・ベイコース
  ※現在設定があるかはわかりません。


 ■関連事項
  → ハワイゴルフ基本用語 「エアレーション」
  → ハワイゴルフを安くする方法
  → 日本でのゴルフとの違い



●ゴルフパッケージ(Golf Package)
 ”ゴルフパッケージ”は、2ラウンド以上プレーする場合に割安になる”複数ラウンドのパック(セット)チケット”のこと。

 ”ゴルフパッケージ”があるのは、リゾートがほとんどで、リゾートに数日間ステイし、その期間に2〜3ラウンド以上する方にとっては、お得になります。

 そのほか、リゾート内の特定のホテルで、ホテルとゴルフプレーがセットになったパッケージを販売しているところもあり。

 ●「カウアイゴルフチャレンジ」
 カウアイ島の「プリンスビルリゾート・プリンスコース」「カウアイラグーンズ・キエレコース」「ポイプベイゴルフコース」の3コースを全てプレーする場合のパッケージ(パックチケット)。
 3コースをプレーするのであれば、個別に3コースのビジター料金合計よりも安くプレーできます。
 ※以前は、「プリンスビルリゾート・プリンスコース」のかわりに、「プリンスビルリゾート・マカイコース」の選択が可能でしたが、2010年にマカイコースの経営会社が変わったため、「カウアイゴルフチャレンジ」でマカイコースのプレーはできなくなりました。

 ●「マウナケア&ハプナ ゴルフプラン」
 ハワイ島の「マウナケアゴルフコース」と「ハプナゴルフコース」2ラウンドずつの計4ラウンドがパックになったホテル宿泊プラン(3泊以上)。
 全部で4ラウンドが付いているプランなので、1名でプレーの場合は計4ラウンドできますが、2名でプレーの場合は各コースで1ラウンドずつしかできません。
 料金はルームタイプで異なり、1部屋1泊2名料金で、$515-$813(2013年料金)。
 (1泊1人分換算すると、この半額)


 以前は、ほかにも、いくつかのリゾートで以下のようなゴルフパッケージがありましたが、2013年時点では廃止になっています。

 ○「マウナケア&ハプナ」
 両方のコースをプレーする場合のパッケージ。
 7日間くらいの期間のうちに2コースをプレーする場合にお得。
 →廃止。

 ○ワイレアリゾート・トリプル
 ワイレアの3コースをプレーする場合のパッケージ。
 ワイレアリゾートのブルー、ゴールド、エメラルドの3コースを全てプレーする場合にお得。
 →廃止。

 ○ワイレアリゾート・3days、5days、7days
 それぞれの期間、まわり放題のパッケージ。
  →廃止。


 ■関連事項
  → ハワイゴルフ基本用語 「カウアイゴルフチャレンジ」
  → 「カウアイゴルフチャレンジ」を利用する方法
  → ハワイゴルフを安くする方法



●インターネット予約割引
 ゴルフコースの「オフィシャルWEBサイト」から予約した場合、インターネット割引をしているところがあります。
 
 【設定していたことがあったコース】
  ハワイカントリークラブ
  ハワイカイゴルフコース・チャンピオンシップコース
  ※現在設定があるかはわかりません。



●クーポン
 ハワイの街頭や空港などには、無料の小冊子が置いてあります。(オアフ島だけでなく、ほかの島にもあります)

 小冊子には、いろいろなオプショナツアーなどの広告が掲載してあり、一部のゴルフコースも掲載されています。
 その中にゴルフクーポンがついている場合があり、それをチェックインのときに渡すと、通常ビジター料金より少し割引料金になります。
  クーポンの割引は、ビジター料金より、$5〜10OFF といったところ。
 
 ただ、小冊子にクーポンがついているのは、かなりマイナーなコースばかりです。

 【クーポンがあったコース】
  ビッグアイランドカントリークラブ(ハワイ島)
  など。
  ※現在クーポンがあるかはわかりません。


 ■関連事項
  → ハワイゴルフ基本用語 「クーポン」
  → ハワイゴルフを安くする方法



●ディスカウントカード
 ”ディスカウントカード”というものを、ハワイの「ゴルフディスカウントカード会社」で発行しています。

 ”ディスカウントカード”というのは、有料の有効期間付カードで、提携しているゴルフコースにおいて割引料金でプレーできるというもの。
 有効期間は、カードによって異なり、1ヶ月〜7ヶ月くらい。

 ”ディスカウントカード”は、発行会社やカードの種類によって料金が異なり、$20〜70 くらい。
 発行会社のWEBサイト(中には英語サイトもあり)で購入可能(クレジットカードによる購入)。
 ゴルフコースで当日チェックインする時に、”ディスカウントカード”を提示すると、割引が受けられます。

 割引料金は、カードやプレーコースによって異なりますが、カードを購入するのに料金がかかりますので、最低2ラウンド以上は利用しないと、お得にはなりません。
 たとえば、2ラウンドする場合、”カード購入代と2ラウンド分”で、通常ビジター料金2ラウウンド分より、$20〜30安くなる程度。
 3ラウンド以上すれば、もう少し安くなる計算です。
 
 「ディスカウントカード」についての詳細は → コチラ


 しかし、提携しているゴルフコースが少ないのが最大の難点。

 たとえば、H社の場合、オアフ島では、コオリナやカポレイといった人気コースとの提携はなく、それ以外のコースで何度もラウンドしないといけないことになります。
 マウイ島は、マイナーコースのみの提携なので、ほとんど活用できません。

 ただ、ハワイ島については、「マウナケア&ハプナ」、「ワイコロアキングス&ビーチ」と提携しているようなので、これらのコースで各コースを2ラウンド以上する場合は、お得になるのだと思われます。
 (マウナケア&ハプナを1ラウンドずつ(計2ラウンド)の通常ビジター料金より、「ディスカウントカード代+マウナケアとハプナを1ラウンドずつのプレー料金」の方が少し安い。ワイコロアに関しても同様)

 とはいえ、RYOは利用したことがないこともあり、あまりおすすめはしていません。
 特に「マウナケアゴルフコース」については、2009年からプライベートリゾートになり、料金が値上げされたため、ほんとに「ディスカウントカード」が利用できるのか?一抹の不安があります。

 「ディスカウントカード」を利用するかどうかは、各自の判断でお願いします。
 もし、利用した方がいらっしゃいましたら、当サイト掲示板に、情報を書き込みして頂けると幸いです。


 ■関連事項
  → ハワイゴルフ基本用語 「ディスカウントカード」
  → ハワイゴルフを安くする方法
  → ディスカウントカード



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