ハワイゴルフマニュアル

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ハワイゴルフ基本事項


■ハワイゴルフコースの混み具合
 ハワイのゴルフコースは、はたして混んでいるのでしょうか?

 日本のゴルフ場では、各組のスタート間隔が7分で、OUTとINを同時にスタートさせていまるのが一般的ですが、ハワイのコースでは、スタート時間間隔はもっと長く、ほとんどのコースはOUT一方からのスタートなので、日本の混んでいるゴルフ場のような”詰め込みすぎ”ということはありません。

 かなり前までは、オアフ島の人気コースと、年末年始、日本のゴールデンウィークやお盆の時期以外でしたら、それほど混んでいることはなく、予約なしでも、長くても1時間くらい待てば、簡単にプレーすることができました。
 しかし、 最近は、オアフ島だけでなく、ネイバーアイランドでも、コースによってはけっこう混んでいます。
 
 ここでは、エリアや時期、時間帯などによる混み具合を紹介します。


●各島による混み具合
 やはり、全般に、オアフ島のゴルフコースが、最も混んでいます。
 ハワイ旅行する人の7割は、オアフ島を訪れると思われ、旅行者自体が多いのが要因です。
 さらに、ハワイ全島の中で、最も在住人口が多いのもオアフ島。
 そのため、ロコ(地元の人)も、ゴルフにでかければ、当然のことながらゴルフ場が混んできます。
 オアフ島は、日本人旅行者も数多く見かけます。

 次に混んでいると思われるのは、マウイ島かハワイ島のコース。
 マウイ島は、アメリカ本土からの直行便が就航しており、本土からの旅行者がたくさん訪れ、ハワイ島は、日本人旅行者にも人気があるので、どちらの島も混む場合があります。
 とはいえ、どちらも、オアフ島のゴルフコースに比べれば、空いているといえます。
 日本人旅行者は、時期にもよりますが、そこそこ見かけます。

 カウアイ島のコースは、コースによってやや混んでいますが、全般にはそれほど混んでいないと思われます。
 日本人旅行者は、あまり見かけません。

 ラナイ島、モロカイ島のコースについては、はっきりいってガラガラです。
 日本人旅行者は、まったく見かけません。



●時期による混み具合
 ハワイのオンシーズンは、1年を通して若干涼しい、12月〜3月頃といわれています。

 その中で、最も混む時期は、やはり年末年始。
 日本に限らず、世界中から旅行者が訪れる時期でもあり、ロコ(地元の人)も休みとなるからです。
 特に、オアフ島のコースは非常に混んでいると思われますが、ほかの島でも、年末年始の人気コースは混むことが予想されます。

 オンシーズンの12月末〜3月頃は、アメリカ本土からバケーションの旅行者が多く訪れず時期でもあり、比較的混んでいる時期だと思われます。

 また、日本のゴールデンウィーク(5月)や、お盆(8月)、3連休となる時期(9月など)は、日本人旅行者が多く訪れるため、日本人で混み合うことが予想されます。



●曜日による混み具合
 ハワイの土日祝(WEEKEND&HOLYDAY)は、平日(WEEKDAY)に比べると、やはり若干混んでいます。
 休日にゴルフへでかけるロコ(地元の人)が増えるためです。

 アメリカやハワイ州の祝日は、日本とは異なるので、注意が必要です。



●時間帯による混み具合
 時間帯では、どこのコースも、午前7時〜9時頃までのティータイム(スタート)が混んでいます。
 比較的涼しい早い時間帯にスタートして午前中にゴルフを終了してしまい、午後はビーチやショッピングなど、1日を有意義に使おうという人が多いためです。

  オアフ島の人気コースやネイバーアイランドのリゾートでは、午後のトワイライト開始(午後2時頃が多いですが、コースや時期によって異なる)から30分くらいの時間帯も、若干混む場合があります。
 これは、最も暑い時間帯(10時〜2時頃)を避け、料金が安くなる”トワイライト”の開始時間狙いの人がいるためです。
 それよりスタートが遅くなると、日没サスペンデッドで、18ホールのプレーが完了できない可能性があるため、その時間帯に集中するのです。



●コース種別による混み具合
 ●ムニシパルコース
  毎日、ロコ(地元の人)で、けっこう混んでいます。
  平日の方が若干空いていますが、それほどかわりません。
  土日祝は若者が多いですが、平日はリタイヤ(退職)した人が多くプレーするので、けっこう混んでいるのです。
  現地在住の日系人は多くプレーしていますが、日本人旅行者はほとんどいません。

 ●ミリタリーコース
  米軍が休日と思われる土日祝はやや混みますが、平日は比較的空いています。
  平日は、米軍をリタイヤ(退任)した人を多く見かけます。
  米軍関係者とその同伴者しかプレーできないため、日本人旅行者はほとんどいません。

 ●パブリックコース・セミプライベートコース
  日本人旅行者でもプレーできるため、若干混んでいます。
  特にオアフ島の人気コース「カポレイゴルフコース」は、常に混んでいます。
  ムニシパルコースよりも料金が高いため、ロコ(地元の人)は、やや少なめ。

 ●リゾートコース
  ネイバーアイランドのリゾートコースは、時期によって、若干混んでいます。
  多くは、そのリゾートに宿泊している人がプレーしていて、日本人旅行者もそこそこみかけます。
  特にオアフ島の人気コース「コオリナゴルフクラブ」は、常に非常に混んでいます。

 ●プライベートコース
  基本的にメンバーとその同伴者しかプレーできないので、空いています。
  ただ、トーナメントコースとして有名な、「ワイアラエカントリークラブ(オアフ島)」は、比較的混んでいます。

 ●プライベートリゾート
  リゾートオーナーとその同伴者しかプレーできないため、最も敷居が高いコース。
  一般の人は、ほとんどプレーできないため、はっきりいってガラガラです。
  遠めに見て、誰1人としてプレーしていないコースもあります。もったいない・・・。(^^;


 ■関連事項
  → コース種別



●コースによる混み具合
 グレードが高いコース、トーナメント開催コース、人気コースは、混んでいます。

 ムニシパルコースが、けっこう混んでいいるのは前述しましたが、その中でも、オアフ島ワイキキのホテル群のすぐ裏にある「アラワイゴルフコース」は、世界一混んでいるゴルフコース(年間のラウンド人数が世界一多い)として有名で、ギネスブックにも載っているようです。
 ”ワイキキ”という人が多い街からすぐ近い場所にあるため、混んでいるのです。
 プレーヤーのほとんどは、ロコ(地元の人)。
 日本人旅行者では予約ができず、なかなかプレーできないコースあることから、日本人旅行者はほとんどプレーしていません。

 オアフ島では、「コオリナゴルフクラブ」、「カポレイゴルフコース」がトーナメント開催コースのため、知名度が高く、人気があり、非常に混んでいます。
 7時〜9時までのスタート時間帯の枠のほとんどが、複数の「ゴルフツアー会社」で確保されてしまっているので、個人での予約が非常に困難となっています。
 一方、ワイキキから遠い、「マカハバレーカントリークラブ」や、ノースショアの「タートルベイリゾート」の2コースなどは、オアフ島の中では、比較的空いていると思います。

 ネイバーアイランドでは、PGAツアー開幕戦を開催される「カパルア・プランテーションコース(マウイ島)」が非常に混んでおり、海越えホールがあり人気の高い「マウナラニリゾート・サウスコース(ハワイ島)」は、世界的に難コースとして有名な「プリンスビルリゾート・プリンスコース」、アメリカ本土からの旅行者が多いマウイ島の「カアナパリリゾート」「ワイレアリゾート」のコースは、比較的混んでいると思われます。
 しかし、オアフ島のコースと比べたら、空いているといえるでしょう。


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